0 0 1 2 0 4
活動記録/成績

●平成29年度埼玉県理科教育研究発表会優秀賞

部員からのメッセージ

 

活動の目標は、身近な自然に愛着を持つことから、自然への興味関心を持ち、最終的には環境問題にも意識を向けられるようになることです。そのため、普段の活動は、フィールドワークと動植物の飼育栽培を行っています。

フィールドワークでは学校周辺にでかけ、水生生物や昆虫、植栽などの観察、採集を行います。

生物室では、対象を手元に置いてじっくり観察・理解するために、採集または購入した様々な動植物を飼育栽培しています。植物は、種としての希少価値はないものの一風変わったものを種ないし苗から栽培し、文化祭等では販売もしました。動物は、なるべく分類が多岐にわたるよう、貝類、昆虫類、甲殻類、採集した淡水魚類、熱帯魚、国産両生類、外国産爬虫類などです。

かつて盛んであった個人研究は、現在部員少数につき休止状態でしたが、令和2年から再開予定です。

 

 

日誌

生物部

令和2年度 初めての更新

今年度も継続して生物部顧問を仰せつかることができました、松本です。

希望と裏腹に細々と活動を続けている生物部ですが、そこにきてコロナです。

 

2学期中盤から後半にかけて、唯一の部員のA君に「個人研究テーマ」を決めるよう働きかけ続けました。

なかなか決まらないので、顧問の方で一つ提案をして、それに向けて実験・観察を始めることになりました。

どんな研究かは、HP上ではナイショです!

冬休みは参考文献を読んでもらい、1月から本格的に開始!

と思ったら、何回もやれないうちにコロナです。

 

2月下旬以降、6月22日まで、顧問で中に3日空けないように生物室管理の生物たちに餌やり・水やりを続けました。

その間、ドラマもあったのです。

 

3匹いたランチュウが1匹亡くなりました。

冬眠させていたヒキガエルが暖冬で早めに目覚めてしまって、

大きくなった2匹を故郷である家の庭に持ち帰り、家から小さいものを1匹連れてきました。

イグアナのケージの木の枝から(案の定)大量のカミキリムシが羽化し、ほとんど捕獲し、

1か月くらいケース中で生きて、交尾して、みな寿命を終えました。

自宅勤務期間に当番で通常通勤した際、学校付近の路上を横切ろうとした、

500円玉くらいのサイズのクサガメの幼体を連れてきました。金魚と一緒にいます。

 

・・・さて、いよいよ新入部員が入部を決める時期です。

人数的には非常に苦しい状況です!1人でも多く新入部員が入ることを願っています。

0

9月17日 フィールドワーク⑦ 亀取り

文化祭も終わり、「発信」を意識した活動もひと段落。

A君には、いよいよ「個人研究」に向けて題材を探し始めるよう伝えました。

 

フィールドワークは、目的を考えれば、確かに1年中やることはありますが、

高校生くらいの年齢ですと、やはりある程度華やかさが欲しいところです。

初秋は、まだまだ、いい季節!用水路が面白い状態になっています。

水深が浅く、かつ水の透明度が少し上がって、流れの中が大変見やすくなりました。

ミシシッピアカミミガメが、最も見つけやすく捕まえやすい時期!

ちなみに、この種はまだ「要注意外来生物」で、「特定外来生物」までいっていませんので、

捕まえられたらA君の成果ということで連れて帰るつもりです。

当然、万が一部として不要になっても、もとの環境に放出はしません!

 

 

 

 

 

 

 

 

学校のすぐ脇の田園、直線距離で100mもない地点。いました!

我々の影を見て、あわてて隠れたつもりのようです。

写真中央の、ツユクサが下がっている真下に、楕円形が見えますか?

ツユクサの枝の先端から2枚目の葉のすぐ上に頭が写っています。

さあ、夏休み前のリベンジです!A君に初体験してもらいましょう。

 

 

 

 

 

 

 

 

まずは、捕獲対象が見易い対岸からアタック!ちょっと届きません。

何度か頑張りましたが、うまくいきません。

仕方がなく、対岸に渡ってもらいました。

目視が難しい角度でしたので、顧問が対岸から網の動きを指示。

 

なかなかうまく網に入りませんが、カメは水底にへばりついて動きません。

貴重かつ今年度はもうないであろうチャンスであることには変わりません。

何度か亀の甲羅や周辺をなでまわしたあと、ようやく入りました!

泥と一緒に網の中にはいりました。

ざるの要領で、泥を洗い流すように伝えました。すると…

見えました!甲長10cm程度の若亀、腹側の黄色い腹甲板が見えます。

(つまり上の写真では裏返っています)やりました!

とうとう、A君に、野生亀の網による捕獲の初体験をしてもらえました!

目的の達成感がとても大きい回でした。

 

余談ですが…

この雑草は、ミズワラビと言います。戻るときに撮影しました。

農薬等の影響で、絶滅したかと思うくらいずっと見かけなかった、シダの仲間の水草です。

基本は抽水性(水底に根を張り、水上まで葉を伸ばす)ですが、

小さいうちにホテイアオイのように水面に浮くこともあり、

また苗が若いうちは完全に水中で葉を広げます(水中葉)。

実は、幼少から40年以上身の回りの自然や田んぼを見てきた顧問の認識では、

今から15年ほど前に旧浦和と岩槻の境目、埼玉スタジアムの北2kmほどの休耕田で、

秋に沢山生えているのを発見したのが生まれて初めてでした。

水草もシダも小さいころから興味があったので、スルーはありません!

以来、探索を続け、少なくとも伊奈町と宮代町で年を追うごとにみられる区域が増えています。

これが在来種であれば、田んぼの環境が生物たちに優しくなったのかと喜ばしいことです。

ところがこのミズワラビ、外来種の可能性もなくはないようです。

熱帯魚用の水草にも、アメリカンスプライトというそっくりなものが売っていますし。

顧問には区別はつきません。在来であることを願います。

春日部東高校周辺では、自然環境の中に外来種が非常に多く入り込んでおり、

今後の活動上、一つのテーマとなりそうです。

 

 

 

 

 

 

0

9月7日(土)文化祭一般公開

いよいよ文化祭一般公開です!

立て直し初年度、個人研究の成果をコンクール等に出せるでもなし、

わが部にとりましては年間で最大にして最重要のイベントになります!

なおかつ中学生やその保護者の方々も本校に大勢いらっしゃるはず。

次年度に向けた広報の意味でも、ここは頑張ってアピールせねばなりません!

受験勉強中の3年生先輩も、ここは助けに来てくれました。

 

前日、金曜日の校内公開も、当日も、予想に反して?大盛況で嬉しい悲鳴でした!

特に当日は、公開時間中ほぼひっきりなしに複数のお客様がいらっしゃり、

2名しかいない部員は対応しっぱなしとなりました。

来客数を記録したかったのですが、実際は無理なくらいでした。

いらしてくださった皆様、ありがとうございました!!

 

★出展名★

 アクアリウム Cochi 

 ……「こち」「東風」本校のテーマフレーズ?学校マスコットもコチです。

★出展内容★

 ① 常設飼育/展示生物の公開と飼育生物ラベルあてゲーム

  ●飼育生物一覧(文化祭当日時点)

    爬虫類:グリーンイグアナ、ニホンヤモリ

        ミシシッピアカミミガメ、ロシアリクガメ

    両生類:アカハライモリ、アズマヒキガエル

    熱帯魚:ポリプテルス、セイルフィンプレコ、グッピー

        ネオンテトラ、ブルーテトラ、アフリカンランプアイ

        ゼブラダニオ、ピグミーグラミー、ネオンドワーフレインボー

    国産/外来淡水魚:コイ、フナ、モツゴ、モロコ、タナゴ、カラドジョウ

        ミナミメダカ、らんちゅう(コイとモツゴ以外、詳細種不明)

    甲殻類:ミナミヌマエビ、アメリカザリガニ

    昆虫類:ノコギリクワガタ・コクワガタ

    軟体動物:タニシ、イシマキガイ

    栽培植物:シロバナタンポポ、ツユクサ(色変わり・薄紫)

         コダカラベンケイソウ

    …ゲームのほうは、1名様にお楽しみいただきました。企画に難?  

 ② 部活で栽培・採集した生物の販売 10円~100円

   ※ お持ち帰りが不便にならぬよう工夫しました!餌も添付しました!

  ●販売生物リスト

    シロバナタンポポ苗(ポット)、コダカラベンケイソウ苗(ミニ鉢)

    ツユクサ(苗束)、ハナイカダ苗(ポット)、シマトネリコ苗(ポット)

    ノコギリクワガタ、コクワガタ、グッピー、モツゴ、フナ

    タナゴ、アメリカザリガニ、スジエビ

    …たくさんご購入いただきありがとうございました!

     苗のあまりは、株を成長させて次年度また販売します…おそらく。

 ③ 小動物ふれあいコーナー

  ●ふれあい対象動物リスト

    ロシアリクガメ、ミシシッピアカミミガメ、アメリカザリガニ

 ④ 小動物餌やり体験 1円、5円、10円

  ●餌やり対象動物またはタンクリスト

    インドシナウォータードラゴン、ミシシッピアカミミガメ

    ロシアリクガメ、アズマヒキガエル、アメリカザリガニ

    スジエビ、グッピー水槽、小型熱帯魚水槽、メダカ水槽

    らんちゅう水槽、国産淡水魚水槽、タナゴ水槽

    …たくさんご体験いただきありがとうございました!

 ⑤ 特設「おもしろ生き物特別展示」

  ●展示生物(参考生体):インドシナウォータードラゴン(顧問ペット)

   ※鼻先から尾の先までで50cmくらいの慣れた成体ペアを展示しましたが、

    普段と違う環境におびえてしまって、お客様の前では微動だにしませんでした。

    次回似たようなことをする場合、反省を活かしたいと思います。

    興味深くみていただいたお客様、ありがとうございました!

 ⑥ 我が家のペット自慢写真コンテスト

  ※1学期末より校内公募、1名応募 

   …コンテストにはなりませんでしたが、お陰様でコーナーを設けられました!

 

写真コーナー

入り口から室内全体の様子を撮影した画像です。

 

入り口に近い左側からふれあいコーナー、奥が販売コーナー。

 

販売コーナー。緑のモサモサはツユクサ苗束。

白い皿からたくさん立っている白いラベルは苗ポットのラベル。

窓側のプリンカップは魚や甲殻類、クワガタの販売ケース。

 

最奥に「我が家のペット自慢写真コンテスト」応募作品(猫)と

卒業した先輩の研究成果の掲示。

 

プラスα展示物。トレーの木の枝の中にカミキリムシの幼虫がいて、

動かさずに放置しておくと、あちこちに砂時計の砂のように糞が下に積もります。

後で、その幼虫に寄生した寄生バチの成虫が窓辺にたくさん死んでいました。

英語の教科書本文に寄生バチが出てきたので、思い出して

持って行って授業で利用しました。

他に、極度に小さいカブトムシの死骸も考察つきで置きました。

また、図書室からでてきたコウモリの死骸も置きました。

 

当日の様子です。入室して右奥の餌やり体験コーナーから。

中央のリュックのお二人は、特設展示エリアの角で

じっとしているウォータードラゴンをご覧になっています。

 

今年度いらしていただいた方々、また頑張りますので、

よろしければまたのお越しをお待ちしております。

新規のお客様も、是非是非お越しください!

 

0

8月22日 フィールドワーク⑥ エビ取り(文化祭向け)

20日にザリガニ取りをしたばかりですが、今日は「エビ」捕りです。

ここは学校敷地北側に沿って流れる3面張りの用水です。

普段、特に微生物の活動が低下するのか冬季は極めて汚い用水です。

見ると学校側からも排水が流れ込んでいます。流れもゆるく、道理で汚いわけです。

汚いは汚いのですが、これが意外と多くの生物が見られる場所です。

メダカかカダヤシか画像では判別できませんが、その類と、フナ系の小魚、

ザリガニなどが多数うごめいています。

さて、ある時期から、この用水の東端に、道路を挟んで反対側の田んぼから?

透明度の高いキレイな水が流れ込み続けています。自ずとそこから50mほどは

かなり浄化されて、覗いても生物たちも見やすく、いい感じになっています。

よくみると、水中の壁面に、エビが見られます。

 

 この近辺は、網を入れれば数種類の淡水エビが捕れるのですが、

水質変化にめっぽう弱いエビの中でも、ヌマエビ系よりは強いスジエビです。 

これは是非、前回のザリガニ同様、文化祭にご登場願いましょう。

餌やり体験か、パック販売か、お楽しみに。

早速、「エビをメインに」とA君に採集を促します。

フェンスが邪魔ですし、水中まで少し距離があり、

決して捕りやすくはありませんが、小一時間ほど頑張ってもらいました。 

一通り採集活動が終わり、帰りがけに、

学校の塀の壁面に存在感を感じ視線をやると、美しいクモが!

オニグモの仲間です!

A君も、今回同行していただいたI先生も、私がコレをつついて

動かすまでは、半信半疑でした。保護色のよい例です。 

 蛇足ですが、こちらは帰りがけに寄り道したスポットです。

上記用水の、道路を挟んで学校敷地と反対側にポツンとある民家の

すぐ脇の用水です。

民家の排水もあるのか、水質はやはり汚いのですが、

ここは昨年もカダヤシやドジョウやザリガニが多数みられた場所です。

たいてい、水がある範囲は10mないくらいで、水深も5cmあるかどうか。

前回の冬にここにカダヤシを見たときは生命力に感心しました。

A君に、何が捕れるかやってもらいましたが、

目新しいものは捕れませんでした。

 

この後、成果を生物室に持ち帰って、文化祭まで

活かしておけるようきちんと一時飼育容器をセットして、解散しました。

 

 

 

 

 

0

8月20日 フィールドワーク⑤ ザリガニ取り

 私こと生物部顧問は、実は転勤2年目です。ここ4校目にして初めて自分の最得意分野の経験値を活かせる部活をもてることになりました。前述のとおり、活動案は大小様々、山ほど準備して就任しました。今年度、1学年で担任もしておりますので、新入生にも初期の学年集会の学年団挨拶の場を借りてアピールしましたが、やはりここは春日部東高校。運動部希望が多いのですね。それでも1人だけ入部してくれたA君を大事にしつつ、文化祭など次年度入学生への広報の機会は貴重です。

 前年度まで、文化祭の生物部の出展は、研究結果の展示と「金魚すくい」のみだったようです。もちろん、研究結果を展示できることこそが普段しっかり活動している証ですが、現状打破を考えると、例年通りではどうしてもパンチが弱いです。そもそもまだ研究はできていませんし。なにしろ今回の文化祭は相当目を引くアピールをしたい!
 8月下旬にさしかかり、そろそろ生徒会に提出した紙面上の計画を実行に移すべく、準備を始めます。

 その準備の一環で今回のフィールドワークは採集に特化した形で実施しました。
 始めから、メインを「小さめの」アメリカザリガニに絞りました。文化祭でどう出すかはお楽しみです。

●ここは本校敷地から直線で100mもない近隣の用水。水深は最大で10cm。
ターゲットはわんさかいます。捕ってもらいましょう!

●A君、初めは、バックでトトトトトと逃げていくザリガニを網に入れるのに苦労していましたが、要領を得てからはどんどん捕れるようになりました。今回の成果です!

●あまり重視していなかったドジョウも数匹捕れました。
このドジョウ、あとで水槽に泳がせたところ、あまりにも知っているドジョウの印象と異なるので調べましたところ、断定はできませんが外来種の「カラドジョウ」ではないかと思われます。また外来種!?いやはや…

0