人文科ブログ
5月8日(水)海外研修事前学習⑦
5月8日(水)海外研修事前学習⑦
今回の英会話レッスン部分は、だいぶよくなりました!
I先生の用意してくださった「質問シート」にずらっと並んでいる質問を、ペアを組んで互いに聞き合い、答え合うパターン。I先生の感覚ではそれほど難しい質問はないとのことでしたが、人によりハード?な質問もあるよう。時間も機会ももったいないので、途中で1回切って、私から「意味の分からない疑問文はあるか」全体にたずね、フォローをいれておきました。約30分、活発に相互に英語で話せたかとおもいます。単純ですが、英語でしゃべり続けること、これは効くはずです。今後はペアの相手も時間内で複数回変わるといいなと思いました。
後半は、本番まで3段階あるプレゼンの面倒をお願いしたM先生Y先生にご登場願い、具体的な指示出しをしていただきました。日程上、「①オーストラリアの基礎知識」「②SDGs水問題」「③日本の文化の紹介」のうち①は次回が発表本番です。目的地を訪問するにあたり失礼なない程度の一般常識を、相互の調べ学習と発表とで共有し、同時に②と③に向けた調べ学習/プレゼン資料作成/プレゼンの流れの練習を兼ねる目的もあります。
前回、大きく各班に分野を割り振りましたが、ここでは各班内で4つの小分野を分担し合いました。
指示としては、この後、お2人でも手分けして各班2回、次週の水曜の昼休みまでかけて呼び出し、作品と練習とリハーサルを見る旨、同時に各班で連絡を取り合って共通した時間で準備を進める旨、ありました。
5月7日(火)人文科探究③ 1年生「地球カレンダー」 2年生「ポスター発表準備②」
5月7日(火)人文科探究④
1年生「地球カレンダー」
やらかしました。
この授業も主任の私がやらせてもらっております。3年目ですが、今回、大分前から次回はこうしようと考えていた改訂版を実施すべく、準備段階でそうとう追加資料を作りましたが、本番でやりすぎました。このブログや生物部のブログを連続または複数回お読みの方は、ははあ、と思われるかもしれませんが、私の悪い癖、伝えたいことがありすぎて盛り盛りに盛りすぎてしまう癖が出てしまいました。テンポは一見駆け足で、生徒側もある程度の量の記入を常にし続けておりましたが…。現役生がどのくらいこのブログを見ているか分かりませんが、授業を受けた生徒側から見た感想は、いかがでしたか?
画像は本編とあまり関係なく配置します。
もともとこの授業は「SDGs視点育成」の一環として考えたものです。SDGs17分野は人類の活動全域に関わりますが、その中の何割かを占める環境問題系の視点を育成したいと思いました。
1年前と同じような説明になるかと思います。
ちょっと本気で考えれば、今後まともに済みそうもない(!?)ここのところの異常気象の振り切れよう。特に温暖化に関しては、ほんの20年30年前に「最も悲観的なケース」との但し書きで脅しの様に紹介されていた数値を、とっくに超えてしまっているレベルで、待ったなし、我がまま無用の状況だと思います。極地方の様子が、大々的に報道されることが少なくて意図を感じてしまいますが、たまにニュースでサラッと紹介されることや、関連をちょっと調べると、「ちょ、ちょっと待って??」と背筋も凍りつくような状況です。負のスパイラル状態が怖いです。
ですが、やっぱり、「地球の現在の環境(環境破壊以前)」はどういう経緯で出来上がったのか、そのメカニズムと奇跡っぷりをある程度知っておかねば、実感のこもった環境問題対策はできなかろうとも思います。
日常生活上、温室効果ガス増加に歯止めをかけようと自然界の色々な成り立ちの経緯や因果関係を常に意識して活動している人など、恐らくほとんどいないでしょう。「地球にやさしい」活動を心がけている皆様も、恐らく、理屈や理念は知識の奥にしまってあって、最も末端の「これをやれば温暖化防止になるそうだ」という行為を、一日一善的な動機でやっていらっしゃることと思います。日常生活にある程度のゆとりがあれば、またそれほど無理なく個人でできることであれば、人間社会のマナーの範疇でやれなくもありませんが、今、この惑星に起こっていることの事実としましては、一個人ではどうするべきこうするべきと言えないほど、全世界的に極めて強力に無理をせねばどうにもならないレベルだとも思います。
じゃあどうするんだと、これからの社会を生きていく上で、人文科らしく、「多角的な視点で」、しょせん人類のエゴだとしても、「カッコ悪いわがまま」を通すような形にならぬよう、こういった大問題にも向き合ってほしい…そのためにこのSDGs系の授業をやりたいのです(大口をたたいてしまいました~)。
元ネタは皆さまご存じの「地球の歴史46億年を1年間365日に換算したら、何月何日ごろに何が起こったのか」です。実は生徒たちに最も理解してほしいことは、始めからいくつかに絞られています。それをしっかり伝えることに心血を注ぐはずが、視覚的に理解を助けようと自ら用意した投影資料についつい引きずられて、細かい話をしすぎて、本題がかすれてしまいました。
●太陽のような恒星は、誕生から寿命(超新星)まで少しずつ温度上昇と膨張を続けるものです。そうすると、太陽から地球までの距離は変わらないから、地球はとっくに激高温の世界になっているはずが、ここ数十億年も地球の平均気温が現代と似たような感じで推移してきたのはなぜか。
●地球の初期の地質活動が落ち着いて、地球に陸と海と大気が生まれた頃、大気成分の98%が二酸化炭素だった。それが、まるで太陽の温度上昇に合わせるかのように二酸化炭素を減らし、現在の1%未満にしてくれたのは何者か。
●大気中に酸素を生み出し、結果的にオゾン層が形成され、陸に生物が上陸できることになったのは、誰のおかげか。
…植物がこの授業のテーマと言ってもいいくらい。しかも今回は実物サンプルを過去で1番沢山用意しましたが、半分以上の実物にコメントをし損ねました。
計算上、12月31日の夜23時59分58秒に産業革命が始まり、わずか2秒で人類はせっかくここ数千万年落ち着いていた地球環境を激変させてしまっているわけですが、そのあたりももっとしっかり意識させたかった…
まあ、生徒達からすれば、主任がPCからプロジェクターで大白板に資料を大きく投影しつつ、ラミネート・マグネット付きの新作図資料を貼り付けまくり、口頭でその時何が起こったのかを話しまくり、同時に生徒がに書き込むべき回答も貼りまくりながら、右に左に忙しく動きまくるのを見ていますから(多分滑稽)、変な意味で楽しめたのでは、と思うことにしました。
2年生「ポスター発表準備③」
今、2年生の方はすっかり担当のY先生M先生にお任せっきり…中間考査以降、様子をうかがいにお邪魔できる予定です。撮影担当のI先生に撮っていただいた画像をどうぞ。
画像で見る限り、順調そうに見えますが、肝心の研究はちゃんとすすんでいますでしょうか…。彼ら全員の、初期の研究の展望は冬にいったん見せてもらい、アドバイスしました。その後の発展が楽しみです。
5月1日(水)海外研修事前学習⑥
5月1日(水)海外研修事前学習⑥
先週、危ぶまれたオーストラリアとのリモートセッションもなんとか無事に終わり、本番直前までの事前学習を再度計画しなおしました。基本、4本立てでいきたいのです。英会話以外は班活動になります。
❶英会話特訓 … 現地での期間中の英語によるコミュニケーションへのモチベーションを維持するため
❷オーストラリアに関する基礎知識 … 文化、歴史、先住民、地理、自然と、訪問するにあたり失礼のない程度に知っておきたい → 班毎に1テーマ引き受けて調べ学習、プレゼンで共有
❸SDGsの水問題、日本とオーストラリア … 研修中日にお邪魔するシドニー大学でWASABIの皆さんと対面セッションがある予定 → 班毎に疑問点と現状をまとめて、現地でプレゼン
❹日本の文化の紹介 … 主にお邪魔するシャイヤークリスチャンスクールにて、最終日にプレゼンテーションさせていただく予定 → 班毎にテーマを考えて、発表できるように準備
結果的に盛沢山で予定日数では不足が予想されますが、学期内の事前学習時は毎回20分~25分は英会話、残りの時間で、中間考査までで「オーストラリア基礎知識」、三者面談期間くらいまでで「SDGs水問題」、夏休みを含めた残りの期間で「日本の文化」と2つのプレゼンの練習やり込み、というおおまかな予定です。
今回、前半はまたIvy先生に英会話をお願いしましたが、時間配分と要領にまだ改善の余地あり、でした。班ごとに「空港の入国審査」におけるやり取りを試したのですが、前々回の、活動が10分で終わってしまって急遽の「1人ずつ自己紹介」よりはいいものの、どうしても1人対1班になってしまうので、他の班は待つことになります。生徒にとりましても、実はまだこのシーンで答えるべき情報が半分ほどしか伝わっておらず、英会話をする気はあっても、なかなか回答に要領を得ません。無理もないことです。しかも40分以上かかってしまいました。生徒にとりましては、こちらサイドはひとまとめですから、私のIvy先生との打ち合わせ不足を誤りつつ、この状況は今回までにしたいものです。
ただし、せっかくの機会ですから、転んでもただでは起きません。生徒たちは恐らく、なんとなくずっと受け身でいても無事に出国~帰国できると思ってしまっている節がありますので、「実際にいざ税関を通過する際は、英語のやり取りにいちいち補助はつかないし、そのような場で高校生気分で適当な応答をすると、トラブルの元」という現実は示しておきました。モチベーション維持ないしアップに使えるなら、もうなんでも使います。
残り10分無い?今後の予定もありますので、時間オーバー覚悟で、各班で調べ学習を始めるにあたり前述の3分野の話し合いまでは終わらせました。と言いましても、「基礎知識」「水」「日本の文化」のうち後ろの2つは意識付けをした程度です。とりあえず、「調べ学習 → 発表して共有」の練習として、オーストラリアの基礎知識について各班内でどれをやりたいか希望を立て、その後5班の班長に集まってもらい、話し合ってどこの班が何を調べるかまでは決定してもらいました。
4月30日(火)人文科探究③ 1年生「図書館ガイダンス」 2年生「ポスター作製②&個別指導担当へ挨拶の準備」
4月30日(火)人文科探究③
1年生「図書館ガイダンス」
1年生の3回目は、これも例年通り、図書館ガイダンスです。ただし、通常の図書館利用ガイダンスは、1組から9組まで1学年全体で国語の時間を使って実施済み。人文科の場合はここで再度、「人文科探究」に合わせたバージョンでやっていただいております。
いただいたレジュメの内容をほぼそのまま掲載する形で、この場の流れをご紹介します。司書のS先生には、人文科探究の活動をよくご理解いただいており、これから始まる生徒たちの探究活動に直結するようなお話をいただけます。なおかつテキストの関連章をまるまる「活きた授業」で取り扱っていただいた形になります。
1. はじめに (割愛)
2. なぜ図書館を利用するの?
〇 テーマをたてるためのネタ帳作り
●広く様々な情報収集が必要
●図書館はあらゆる情報の宝庫
〇 情報源の種類と特性・探し方
●速報性・信頼性・情報量
●それぞれの長所と短所を理解して適切な情報収集を
3.図書館資料の探し方
〇 日本十進分類法(NDC)について
→ ワークシート1で体験
〇 資料の検索方法
●図書館の検索システムは漢字の間違いや誤字にメチャクチャ厳しい
※ 探したい書籍等と少しでも異なる表現で検索するとヒットしない件
●検索のためのキーワード(を考えるコツ)
●検索は文章でなく「単語」で
●(各自の探究の)テーマが絞れたら蔵書の検索はNDC・件名も活用
→ ワークシート2で体験
「検索機や(直接)本棚にいって、興味のある分野の本を1冊見つけよう」
(→ ワーク3に繋がります、新書だとそれがやりやすいとのこと)
4.(探究活動における)図書館資料の使い方
〇 小説のようには読まない
●ブラウジング
・タイトル ・表紙/裏表紙/帯 ・折り返し ・目次 ・前書き/後書き
●スキミングとスキャニング
〇 必ず記録を取るクセをつけよう
※ 自分の探究に必要な情報源を、全て購入/貸出していつも手元に置いておくわけにはいきませんので、その情報源に「早く・確実に」再アクセスするための要領を学ばねばなりません。
〇 奥付は「出典の明記」に必須!
① 責任表示(著者) ②書名 ③出版社 ④出版年
●版と刷について → アプリのアップデートに似ている
●図書以外の出典の書き方
→ ワーク3 … 先ほど見つけてきた書籍について記録をとりました
5.さいごに(探究に入るにあたり)
● まずは百科事典などの参考図書を! 何事も基礎知識を手に入れてから!
●「精読」よりも「多読」。とにかく情報を集めることが大切。
● 情報集め・資料探しは司書に相談しましょう。
● クラスルーム・検索サイトからも質問・相談受け付けています。
● 学校図書館を活用しよう。リクエストは必須です。
● 先ほどの本を「正確に元の場所に」戻しましょう。正確な場所が分からない場合は「元の場所がわからなくなった本」の棚へ…図書館の本の場所は1冊レベルで位置が決まっている件
2年生「ポスター作製②&個別指導担当へ挨拶の準備」
2年生は、先週の1年生スプリングセミナー7時間目の裏で、PC室探究初日を経ています。親PCから配信されたパワーポイントポスター枠にて、春休み中の課題をもとに作成に入っております。一方、2年生1人につき職員が1名「探究個別指導担当」としてつくのですが、その調整が終わり、組み合わせが決定しましたので、この日はその紹介とその先生方のもとへ挨拶回りする準備の時間にもなります。
途中、必要な資料を順番に取りに並ぶシーンもありました。1枚ずつ取りそろえると、1枚1枚への意識も強まるかもしれません。
昔(旧教育課程、3月に卒業した代まで)は学校全体で人文科1年生と2年生の「人文科探究」だけが飛び出しで水曜7限でしたので、つまり人文科探究の授業担当以外は「放課後」になっていましたので、この7時間目に一斉に各自の担当の先生に会いにでかけていたのですが、現在は全学年が火曜7時間目に授業をやっております。よって、挨拶回りは早くてもこの日の放課後。実際、この日以降、昼休みや放課後に職員室に次々と生徒たちが訪れて、時期だなあ、と思うこの頃です。
2年生!自分の研究が形になるステップも、楽しんで!
4月23日(火) スプリングセミナー! その4
4月23日(火)スプリングセミナー! その4
7時間目 OBOG講演会
スプリングセミナー最後の時間には、人文科を卒業して2年目、大学2年生の先輩たちをお招きして、新入生にアドバイスをいただいています。今年は4名の先輩たちが都合を付けてはせ参じてくださいました。本当に感謝しています。
この先輩たちの代はコロナ禍の影響を最も受けた代です。本格的に登校が始まったのが6月、以降人文科の独自行事もことごとく中止を余儀なくされました。それでも、どうにかして設けた代替行事や、3年間の間にだんだんと縮小版から復活していった学校行事の際は、高校生本来のしたたかさをもって、精一杯楽しんでいました。
1年生は高校生になったばかりな上、「普通科に極めて近い学科」とは言え、「人文科」という学科に入って不安もあることでしょう。先輩たちからは、「春日部東高校の人文科でどんなふうに過ごしていけばいいのか」を、ざっくばらんにお話しいただきたいと思います。
この時間は主任の私が司会を務めます。じゃあどうぞ、と丸投げしても、先輩たちも噺家ではありませんし、こちらからの質問に対して思うところを順番にお答えいただく形で進めました。途中、後半で質疑応答時間も設けましたが、私から投げかけた質問は以下の通りです。
❶勉強の仕方
❷部活と勉強の両立のコツ
❸探究へのアドバイス
❹人文科でよかったこと
~1年生から質問タイム(複数ありましたが、1つ選びました、「大学ってどんな場所、なぜ行く?」)~
❺1年生のうちにやっておいたほうがいいこと
❻人文科あるある
先輩たちからどんなお話があったかは、生徒たちが記入して提出し、担任と副担任のお2人に選んでいただいた11人分のノート冊子から、総合して紹介します。
T先輩 女子 獨協大学 法学部 法律学科 2年生
❶勉強の仕方
・通学中にやる。電車の中など。スマホにいってしまうともったいない。
・英単語、読書など←活字に触れるのはいい
・長文で分からない単語は大きめの付箋にメモし、それをノートに貼った
❷部活と勉強の両立のコツ(吹奏楽部、平日も休日もみっちり活動)
・部活は全力でやる、引退までやると勉強へのけじめになる
・平日部活 → 休み時間に単語帳
・休日部活 → 朝、30分でもやる。特に夏は涼しくてやりやすい。
❸探究へのアドバイス
・情報収集が大事。これをサボると後々苦労する
❹人文科でよかったこと
・クラスが3年間替わらない → 友達がずっといる
・3年間同じ仲間で団結力があがる
・大学でのイベントは参加が非強制、高校での体育祭、文化祭などの同じクラスでの活動は良い思い出
・探究活動は文章力や忍耐力が向上する、大学でもレポートなどで活かせる
~1年生から質問タイム(大学ってどんな場所、なぜ行く?)~
・自分が勉強したいことを専門的にできる
❺1年生のうちにやっておいたほうがいいこと
・英語をやっておくといい → 単語をしっかり覚える (関連して)英検2級は早いうちにとっておくといい、受験で英語が免除になる場合アリ
❻人文科あるある
・校章が普通科と違う(えっそうなの!?と横の先輩)
T先輩 男子 國學院大學 経済学部 経営学科 2年生
❶勉強の仕方
・放課後残って19:00くらいまで勉強
・1年生のうちはテスト勉強に重点をおいた
・(お勧めはしないが、こなさねばならない)本を割いて薄くして、やる気を維持した
❷部活と勉強の両立のコツ
・両立できないパターンもある、自分は失敗例、学んだことは↓
・「無理を続けても続かない、休むべき時は休む、睡眠とメリハリが大事、部活等で遅くなったら無理せず寝る」
・自学よりも学校の課題をきちんとこなす
❸探究へのアドバイス
・具体的な案を決めたら、2年生になったら1人につき1人付く個別指導担当を「利用」しよう、大人の意見は参考になる
❹人文科でよかったこと
・縦のつながりが強い → 社会経験になる
・クラス3年間同じ → 仲の良い友達とずっとつながる、クラスの結束力が強くなる
~1年生から質問タイム(大学ってどんな場所、なぜ行く?)~
・将来の選択肢が広がる
・夢を見つけるため
❺1年生のうちにやっておいたほうがいいこと
・学校生活を楽しむ
・恋愛をしよう(笑)受験期になるときつい
❻人文科あるある
・普通科に対抗心抱きがちだよね
M先輩 女子 日本大学 文理学部 史学科 2年生
❶勉強の仕方
・テスト勉強は2週間前から始めた、苦手な科目は3週間前から
・中学よりも科目が多い → 計画をしっかり立てる、自分なりの勉強法を確立する
・古典や英語、音読は大事
・単語帳を作り、ペラペラみて覚えた
❷部活と勉強の両立のコツ(女子ハンドボール部)
・週6部活、土日も部活
・平日は次の日の小テストの勉強や、予習をする
・(当時あった)朝勉などの時間で課題や暗記系のものをやる
・与えられた課題はしっかり
・無理はしない、自分に必要なものを決める
❸探究へのアドバイス
・論文の書き方…資料や自分の言葉が大事
・自分のものにする
・大学のレポートなどに役立つ
❹人文科でよかったこと
・論文や人文科独自のイベントがある
・大学でも留学プログラムなどは自分で申し込む
・他のところではできないから主体的に参加しよう
・主体性を養える
~1年生から質問タイム(大学ってどんな場所、なぜ行く?)~
・自分のためになることがたくさんある
・組織に所属することの大変さと大切さを知れる
❺1年生のうちにやっておいたほうがいいこと
・英語、特に単語をやっておくと2、3年で苦労しない
❻人文科あるある
・社会科が得意な人が多い
Y先輩 女子 明治大学 政治経済学部 政治学科 2年生
❶勉強の仕方
・テスト勉強はやっておいたほうがいい → 大学の幅が広がる/習慣が身に付く
・大学に入るため
・自分の勉強法
・リスニング聞き流し
・英語の音楽をアプリに入れる
❷部活と勉強の両立のコツ
・(この状況自体)高校でしかできない、全力で(両立を)
❸探究へのアドバイス
・自分の興味のあるもので探究するべき
・2年間やることになる、先生などの前で発表もある
❹人文科でよかったこと
・探究でパソコン操作に慣れた → レポートやプレゼン作成に
・各種英語研修役立つ、ディスカッションなど
~1年生から質問タイム(大学ってどんな場所、なぜ行く?)~
・自分に合ったものがみつかる
❺1年生のうちにやっておいたほうがいいこと
・1,2年生は高校生活を楽しむ
・検定は重要
❻人文科あるある
・数学が苦手な人が多い、でも数学も大事です
この後、1年生からお礼の言葉を述べ、先輩はいったん退場してとなりの準備室へ。
退場後は、この場で担任のT先生が帰りのSHR。椅子の向きを基に戻し(前回ブログご参照)、1年生の長くて短いスプリングセミナーも終了です。
放課後まだ卒業生と話したい生徒がいるかもしれないので、先輩たちには残って頂きました。例年、3年生でやはり卒業生を招いて行うキャリアガイダンスにおいては、放課後継続して話を聞きたい生徒が出がちですが、スプリングセミナーの場合はなかなかいませんでした(まだ1年生ですから)。ところが、今年は希望する生徒が出ましたので、先輩たちには再度会場にお戻り願い、しばしご歓談。
最後に、「11人分のノート冊子」から3枚ほど選んで、全体の感想頁を画像でご紹介します。
連続7時間、お疲れ様でした!さあこれで、生徒たちもいっきに人文科探究に入り込んでいきます。