人文科ブログ
探究の秋 深まる。(探究⑫)
中間考査を終えて、本格的な探究の秋です。
2年生は、仮原稿を完成し個人指導や査読会に向かいます。
実は、ここからが論文の一番つらいところ…(ずうっと…つらい???)
やるべし。やるべし。やるべし。もう、やるしかない !(^^)!
1年生は、2019年度海外研修の様子を映像で紹介しました。
いろいろな制限はありますが、週末は海外研修説明会です。
そして、いよいよ個人探究論文にむけて、
いま、自分の興味のあることをマンダラートに書きだします。
テスト前に、一度練習してますが…どうかなぁ。柔らかいアタマになってるかな?
その後、グループ内でお互いのマンダラートにツッコミです。
マンダラートは、多面的思考トレーニングになります。
さらに、他者の脳みそもお借りすると、もっと思考が広がるのです。
論文書きに必要なメンタリティは、オープンマインドと感謝です。
まわりのすべての人・モノが、私たちの思考は広げてくれるます。
自分だけの閉じた思考では、苦しくなるばかりですよ。
心を開いて、深呼吸とともに、思考を深めていきましょう (*'▽')
さんかくディベートやってみた。(探究⑪)
1年生 今週 水⑦探究は、ミニディベートをやってみました。
本日のお題は、「学校に、制服は必要だ。」です。
まずは「制服」で、ブレーンストーミング。
言葉をみんなで共有します。
さんかく△ディベートでは、賛成 ⇒ 反対 ⇒ 賛成 ⇒ 反対 と主張を重ねて
どちらがより説得力があったかをジャッジします。
大事なことは、論理的に主張すること。
論理的とは 【主張+根拠】
そして…
Asserition(主張)
Reason(理由)
Example(事例)
Assertion(主張)
の規定通りに25秒で主張してゆきます。
そう、型通りに主張をまとめるトレーニングです。
もう一つのトレーニングは、多様な意見に気づく練習です。
言いかえると、多面的に物事を捉えるトレーニングですね。
最後は、エッセイにして論理的な文章を書いてみました。
この積み重ねが論文につながってゆきます。
さて、その下積みを終えた2年生は…
本日も、原稿を入力…時々、アタマを抱えています(;´∀`)
それぞれの探究の秋を深めています(*'▽')
アタマのストレッチ(探究⑩)
人文科1年生、本日の水7探究は…
アタマのストレッチです。
「マンダラート」というワークシートを使って、一つの言葉から発想を広げてゆきます。
まず、中央のマスに ”青春” という言葉を書き込みます。
次に、その周りの8マスに、”青春” から発想できる言葉を埋めてゆきます。
本当に単純な作業に思えますが、実はこれが割と言葉が出てこないのです。
言葉が出てこない ≒ アタマが堅い ということです。
逆に、アタマを柔らかく(柔軟な発想)して、
多面的にものを見ることができるようになりますように (*'▽')
【参考文献】
「思考を深める探究学習」桑田てるみ 全国学校図書館協議会 2016
秋の探究スタート その2(探究⑨)
今週の水7は、ID奇数番号さんの登校日です。
ということで、先週のID偶数番号さんと同様の活動です。
2年生は、PC教室で仮原稿の打ち込み作業。
これまで執筆したにウェブファイルを、使いこなせるか不安でしたが…
もう、生徒さんのほうが使いこなしているようです。
すでに「もう完成してます!」と発言する猛者も…
ところが、論文っていうのは、文章にまとめてからが茨の道なのです。
1年生は、夏課題で見つけたネタ(文献資料)をクラスでプレゼンです。
「蚊に刺されやすいのは、どの血液型か?」とか
「なぜ、恋をすると人はキレイになるのか?」とか
愉快なネタが共有されました。
いろいろなトピックスをいろいろな視点から 見るちから
そう、見えないものを見るちから をつけましょう!
秋の探究スタート (探究⑧)
水曜7限は探究です。
分散登校中ですが、今秋と来週は同じ内容で実施予定です。
2年生は、夏休みに仕上げた仮原稿をPC教室で入力です。
自宅待機の生徒さんには、担任の先生からリモートで指示が出されます。
”自宅で作業を進める人は、仮原稿をドキュメント入力して…ドライブ保存は自動で…”
スマホでも、論文執筆はすすめられるのです('◇')ゞ
この夏に、PCがすべて新しくなり、明るいPC教室です。
1年生は、夏休みに集めたネタ(文献調査)を発表します。
こちらも、手書きデータをPDFにしてタブレットから投影…
指先でズームも自由自在ヽ(^o^)丿
人文科生は、あっという間に、デジタルマスターになってました!
ツールだけでなく、内容にもこだわっていきましょう(*'▽')
江戸時代は、武士だけが活躍した時代ではない!(人文科講演会)
2学期はじめの探究は、人文科講演会です。
ご講演いただいたのは、
立教大学 後藤雅知 教授 です。日本近世史がご専門です。
(先生は、大学の研究室からのリモートでした)
<江戸時代=侍> という単純なイメージでなく
<”民衆の生活が安定した時代> という視点で
江戸時代の民衆の様子をお話いただきました。
江戸時代の、村の古地図や古文書も紹介していただきました。
お話の最後には、研究(古文書収集)の様子なども
写真でご紹介いただきました。
人文科生からは、こんな質問がだされました。
「なぜ、千葉の村を研究するようになったのか?
「古文書などの資料を研究する楽しさはなんですか?」
「なぜ、江戸時代の旗本は赤字でやっていけたのか?」
3年生からのお礼の言葉では、
「教科書には載ってない歴史の見方の面白さを知りました」とのこと。
本気の研究者のお話は、やはりひきつけられますね。
後藤先生ありがとうございました。
ポスター発表(探究⑥)
本日の水⑦は、2年生によるポスター発表です。
密をさけるために、5会場6班に分かれてのプレゼンです。
各会場では、一人ひとり工夫を凝らした発表がなされました。
今年は、パワーポイントソフトを活用した発表です。
タブレットの接続設定も、自分たちで準備です。
1年生は、メモを取りながら、先輩の発表を聞きます。
発表に対する質問も、積極的になされました。
2年生は、過日のプレ発表をふまえての本番です。
前回よりも、ずいぶん自信をもって発表できていたようです。
ご多忙のなか、多くの先生方も参加してくださいました。
ありがとうございました。
ポスター発表は、論文作成では中間折り返し地点です。
今日、質問された内容については、さらなる検討をしましょう。
論証に目配りしながら、原稿〆切日まで一歩一歩進みます。
終了後、2年生の充実感に満ちた様子がとても印象的でした。
みんな、よくがんばりました(*´▽`*) よくできました(*´▽`*)
さて、来週からは期末考査です!
切り替えてしっかり勉強しましょうヽ(^o^)丿
プレ発表+聴衆の作法 探究⑤
ポスター発表前、全員での準備としては、最後の水⑦。
2年生は、当日と同じ条件でのプレ発表会です。
Chromebookでパワーポイントソフトを操作しながら
個人探究の中間報告です。
今年度からの試みです。なんでも挑戦です。
発表の後は、お互いに改善すべきポイントを指摘します。
お手伝いしてくれた教育実習生らは
「もうすでに、卒論書けそう…」とか…いやいや、そんなはずはありません!
聴衆のコメントを謙虚に受け止めて、更に良いものにしましょう。
一方、ポスター発表に聴衆として参加する1年生です。
ポスター発表は、ただ 「聞く」だけではありませんね。 <参照:『学びの技』2014(玉川大学出版部)>
(1)聴く ⇒傾聴スキル 「あ・い・う・え・お」
(2)訊く ⇒よき質問力 クローズドクエスチョン + オープンクエスチョン
(3)効く ⇒発表はコミュニケーションの場 自分の学び/自分の論文に役立てよう
(どんな論証か、メモも忘れずに)
ポスター発表での聴衆としての作法を確認します。
〇感謝 「示唆に富んだ発表をありがとうございます」
〇学び・賛同・感動「***は勉強になりました」
◎質問 「ひとつ、***について質問します」
ポスター発表は、発表者だけでなく聴衆(聞く側)も重要です。
”えがお” で 実りあるポスター発表にしてゆきましょう。
先輩に学ぶ 3年キャリアガイダンス
3年生は、この3月に卒業した人文25期卒業生を招いてキャリアガイダンスです。
人文25期生は、高3の受験時期が休校期間ではじまりました。
大学入試共通テストも導入されました。
そういえば、英語外部試験や4技能スキルなど…本当に情報が錯綜する中の受験でしたね。
さて、そのような時間/時代のなかでもしっかり進路をきめることができたのは、
それぞれが「自分」を信じて、「今」やれることを積み重ねたから なのですね。
数か月前には、廊下で早朝から19時過ぎまで勉強していたのに…本当に逞しく感じました。
先輩が活用した単語帳や問題集の紹介や、受験する大学の日程や回数など多くの情報をいただきました。
今日の先輩の言葉が、人文26期生が歩む1年の、道標になることを願います。
ポスター発表にむけて 探究④
2年生 探究ポスター発表は、6月30日です。
現段階での発表原稿を、担当教諭に報告し指導をうけました。
今年は、パワーポイントソフトによる発表です。
クロムブックの操作も確認してくださいね。
1年生は、論文の型を学びます。
問題の所在(初発の動機・きっかけ)から
5W1H にそった問い「?」 と 仮説「!」の構造を確認しました。
2年生も、1年生も
みのりあるポスター発表になるようにがんばりましょう。
今日の探究(探究③)
週末に中間考査をひかえつつ、水曜7限探究です。
2年生は、6月末のポスター発表にむけてプレゼン練習です。
これまでに作成した、資料を手に自分の主張をしてみます。
発表を聞く人は、きちんと質問ができたでしょうか?
うまくできたこと、できなかったこと
聴衆を説得できた部分、できなかった部分
をしっかりとらえて、妥当性を上げてゆきましょう。
1年生は、今後のリモート対応に備えて ”Google classroom” のシュミレーションです。
まずは、学校のラップトップで全員で ”MEET”会議に参加してもらいました。
週末には、それぞれが自宅にて接続テストがあります。
新しいニューノーマル対応できるように Be flexible (*'▽')
今日の探究(探究②)
水曜7限は、探究です。
来月末にポスター発表を控えた2年生は…
データ入力をしたり、個人指導教諭のアドバイスをもらったり…
1年生は、GW課題のネタ(情報カード)を共有して、
他者のネタ帳から、目に留まった情報を書き抜き〼。
来週から始まる中間考査もきになりますが…
人って、一度に2つ3つのことを同時にやれるらしいよ。
つま先立ちの背伸びをしながら、少しづつ成長しましょう。
SUMMER ENGLISH CAMP(国内語学研修説明会)
この夏の、オーストラリア海外研修は、
COVIDの影響にて中止とさせていただきました。
その代替行事として、夏の国内語学研修を企画しました。
本日、その説明会です。
まだまだ募集してます!
興味のある人、夏のチャレンジしませんか?
論文指導よろしくお願いします(探究①:人文27期生)
人文27期生(2年生)の個人論文作成がはじまります。
本日は、個人指導をお願いする先生方にご挨拶です。
6月末のポスター発表にむけて、
春課題で作成した、個人探究の構想を先生方に伝えます。
個人指導をしてくださる先生は、あなたの論文の最初の読者です。
時に耳が痛いコメントなども、ありがたくいただきましょう。
先生方と、探究内容や今後の予定を調整したあとは…
パワーポイントに入力してゆきます。
あ、図書室に追加文献を探しに来た2年生もいましたね(´▽`*)
長い旅は、辛いこともあります(^^;)
だから、楽しくやりましょう(^^♪
今年度の論文提出〆切は、12月1日です。
図書の森へ:図書館ガイダンス(探究①:人文28期生)
人文28期生(1年生)の人文科探究はじめです。
まずは、論文/論証の 出典/根拠となる 資料(ネタ)を探します。
図書館にある資料(本)は、信頼できる資料(ネタ)/信憑性が高い です。
というわけで…
本日の水7は、司書さんプレゼンツの図書館ガイダンスです。
まず、図書館にある本の配置ルール(NDC)を教えていただきました。
その後、NDCマップを使って興味のある本を探す旅にでかけます。
NDCでテーマに近づき、背表紙をながめながら、気になる一冊を手に取ります。
手に取った一冊をひらき、参考資料となる本の構成を学びます。
論文作成でなにより大切な、「出典」記述のために…
”点検読書ワークシート”に「奥付」を書き抜きました。
最後に、好きな本を貸し出し手続きをさせていただきました。
ようこそ、図書の森へ
司書さん、貴重なお話をありがとうございました。
人文科28期生 スプリングセミナー⑥
スプリングセミナーの最後は、OB講演会です。
今年も、人文科24期生4人の先輩が集まってくれました。
昨年は、大学入学したもののリモート授業がほどんどだったそうです。
1年生から積極的な質問が出され、
高校生活のこと、勉強・受験のこと、友達のこと、文化祭のこと、
もちろん、人文科探究の研究テーマのことも、
いろんなお話をきくことができました。
4人のOB・OGのみなさん、貴重なお話をありがとうございました。
また、学校に遊びにきてくださいね(´▽`*)
今日は一日クラスの仲間と難しい話題について考えたり、
先輩の話で、高校生活の不安がすこし薄れたり。
今日のスプリングセミナーが、
これからの人文ライフを
有意義なものにするきっかけにしていただけたら嬉しいです。
人文科28期生 スプリングセミナー⑤
今年も、オリジナリティあふれるじんぶんしんぶんが完成しました。
最後は、クラス全体にプレゼンしてゆきます。
一面記事選定コンセプトをグループ内で共有して、
全員が必ずプレゼンします。
はじめてのプレゼンという生徒さんもいましたが、
みなさん、聴衆に気配りをしながらも、堂々と立派なプレゼンができました。
終了後の感想には…
●同じ日の新聞記事なのに、違う視点で発表しているのが面白かった
●同じニュースでも、新聞社によって伝え方やニュアンスが違うことに気づいた
●新聞には、いろんな情報が詳しく書かれていると知った
●見出しだけでも、新聞をみてみようかなと思った
こんな言葉が寄せられていました。
みなさん、たいへんよくできました(*^^)v
Good Job ヽ(^o^)丿
人文科28期生 スプリングセミナー④
マイベスト記事をグループ内でプレゼンした後は、
編集会議です。
私たちが一番伝えたいこと、
社会的に一番重要なこと、
今、優先的に考えるべきこと、
これを基準に、一面記事を選び、それを中心に、記事を配置してゆきます。
伝わる工夫をこらして、オリジナリティのある紙面になりました。
人文科28期生 スプリングセミナー③
自分で新聞を読んで、気になる記事を3つ以上切り取ってゆきます。
その記事は、どのSDGsに関連しているでしょうか?
マイベスト記事を1つに絞り、グループ内でプレゼンします。
5人グループでのワークショップですが、
捉え方、考え方は人それぞれ ということに気づきますね。
人文科28期生 スプリングセミナー②
さて、スプリングセミナー本格始動です。
まずは、人文科学とは? 探究(研究)とは? について確認しました。
我が人文科の合言葉は…
「?」問いをみつけて、「!」仮説をたてる
与えられた問題に対して、1つ解を提示するのでなく、
自分で問い「?」をみつけて、その答え「!」を探しましょう
てはじめに、スプセミ恒例の「じんぶんしんぶん」づくりです。
”まわし読み新聞” の手法をベースにオリジナルの壁新聞をつくります。
今年は、選んだ新聞記事にSDGsのアイコンを加えます。
まずは、普段読みなれない新聞を読んでみましょう。
新聞の構造を知ると、案外しんぶんって面白い読み物です(´-`).。oO