人文科ブログ
11月22日(火) 1年生「論文テーマ決め3」 2年生「続・論文修正」
ブログに先立ちまして。
大変お待たせしてしまったかと思いますが、やっと、11月5日(土)人文科フェアにてご来場者の皆様からいただきましたアンケートに記載のありました「残ったご不明点・不安点」への回答をアップすることができました!
回答を準備するにあたり、当初は皆様の疑問の出所など最大限考えて作文しましたところ、字数だけでも15000字を超えてしまいました!ホームページと言う場に掲載するにふさわしい文量、内容、スタイルにすべく、タケノコの皮をむくがごとく推敲しました。色々と内部で助言ももらいまして、単純に全て読む気で見れば確かにまだまだ長いのですが、目的は1回に全て読んでいただくことではありません。ご覧の皆様それぞれで「気になる不明点・不安点」があればその回答を読んでいただき、それが参考になれば誠に幸いです。
11月22日(火)
1年生「論文テーマ決め3」
先週の続きです。発信ネタとしまして新しい情報は少ないですが、ここが大事な期間なのです。みな、注意深く、3学期から始まる論文の目次作りに向けて、注意深く興味を小さくはっきりさせ、問い→仮説→根拠→結論の流れが組めるように情報の整理を詰めています。
iPad、つまり配信されているワークシートを中心に作業を進めますが、今回も場所は図書室。自分の考えた説を支えてくれそうな書籍をぱっと探しに行けるように、です。
担任はやっぱり大忙しです。全員1回は面談済だそうですが、それぞれ抱えている状況は異なりますので、生徒たちもそれに応じて相談にいくようです。今回は副担任の先生もたくさん相談相手になっていました。
図書室のパソコンで調べものをしたいケースもありますね。
いつものKさん、同じ席で同じポーズをするものですから、「先週と全く同じじゃん!」と言ったら自然な範囲でポーズを変えてくれました( ´艸`)。
2年生「続・論文修正」
写真の見た目はもう…皆様見飽きてしまわれたかもしれませんが、実はけっこう大詰めです。来週のこの時間に論文完成、そして完成原稿プリントアウト!まずは個別指導担当へ提出!
ちなみにこれっきりパソコン室に来ない、というわけではありません。
今後の予定ですが、来週ひとまず「完成」品としてプリントアウトする原稿は、冬休みから1月中旬にかけて、担任・副担任・主任が全員分読み、評価の準備をします。また、3学期上旬~中旬にはクラス内で「回し読み」をして、本当の最終的にミスプリントや、本来あるべきではないのですが「理論が通らない箇所」などが見つかれば、これらを修正する最終チャンスになります。
その後、本当の本当に「完成」した原稿を、1月下旬にお礼がてら個別指導担当にも提出し、彼らにも6月のポスター発表も併せて評価をいただきます。
今日から1週間は、原稿を完成させる前に個別指導担当のもとにアドバイスをいただきにあがる日としても最後のチャンスです。2年間の集大成を目指して、頑張れ!
「人文科フェア」ありがとうございました! 生徒スタッフよりメッセージ
予告2(お待たせしております)
11月5日(土)人文科フェア にていただいた中学生と保護者の皆様のアンケートにありました質問/疑問への回答を、このブログの手前、人文科の説明ページと同列のところに、近々アップする予定です。本校人文科を考えている皆様、特に11月5日にフェアにいらした方々は、そのころぜひまたブログをご覧ください。
11月5日(土)人文科フェア
多くの皆様のご参加により、盛況のうちに終わりました。有難うございました。
ボランティアで出てくれた生徒スタッフも頑張ってくれました。全人文科生の3割ちょっとが運営するこのイベントは、人文科の一大イベントでもあります。主催者側ではありますが、主任としましては彼らにも本当に感謝します。よく動いてくれました!
今回は、内容を細々説明するのではなく、全体の流れが分かる写真を並べ、途中途中に「生徒スタッフから中学3年生の皆様へのメッセージ」を掲載します。高校生ですし、まだつたないものもありますが、受検性の皆さんを励ましたい気持ちは一緒かなと思いますので、よろしければご覧ください!
まずは各会場、リーダーから探究学習について紹介
次に、2年生が、探究論文のために研究してきた内容をパワーポイントでプレゼンテーション
1年生より
●私も色々と不安だらけで他の学校と迷っていましたが、今は得意教科を伸ばせて、仲の良い子もできて楽しく過ごせています!
●高校3年間はあっという間に終わってしまうから勉強・運動ともに頑張ってください。
●人文科独自の活動がとてもためになるのでぜひ来てください。
●普通科との関係に不安が少なからずあると思いますが、正直どこをとってもあまり変わりません。安心して入学してきてください。
●人文科の強みは、クラス替えがなく、仲間との団結力が強いところだと個人的には思います。是非、この人文科で出会う仲間たちと3年間を共にしましょう。
●模試の結果がどうあれ、「次頑張ろう」という気持ちを持って気を落とすことはしないでください。
●緊張せずに頑張って!!
●普通科とは違った人文科探究など楽しいと思えるものがたくさんあるので、ぜひ人文科に入ってみてください。
●探究でいろいろなことに興味をもって楽しい学校生活をおくりましょう。
●辛いことや大変なこともあると思うけど高校に入ったら楽しいことがたくさんあるので頑張ってください!受験生でいられるのもあと数か月!がんばってください!
●普通科とは違ったたくさんの活動があるので是非人文科に入ってください
●人文科と普通科と大きく違うというイメージがありますが、人文科はクラス替えがなく、クラスの仲をとても深めることができます。その他にも人文科独自の活動があるので様々な体験ができます。
そして、1年生が1年生の行事「スプリングセミナー」と「サマースクール」について紹介
最後に、主に3年生が、全体行事「人文科対面式」「人文科講演会」について紹介
後半は中学生と人文科の生徒スタッフのみで交流会
2年生より
●今が一番苦しいときかもしれませんが、高校での楽しい生活を想像しながら頑張ってください!!
●人文科はけっこう楽しいよ。
●入試まで残り少なくなってきましたが、自分の高校ライフを思い描き、最後まで頑張ってください。応援しています。
●高校選びは、一つの情報やメリットだけを見るのではなく、自分に合っているかよく考えて選んでほしいです。入試まで後少しです。頑張ってください!
●より上を目指せる場所なのでぜひ。
●県内唯一の科なので、ネームバリューはあります。人文科ライフは楽しいですよ。
●春日部東は良い高校です!!とは言いません。3年しかいない高校生活をよくするも悪くするも自分次第だと思います。ただ、本気で勉強したい人、本気で良い大学を目指す人にはとても良い高校だと思います。みなさん、頑張ってください(^o^)
●受験頑張って!
●僕たちが叶えられなかった海外研修成功させてください。
●自分に合った進路選択を
●頑張って下さい
「3年9組会場」スタッフ
「305号室会場」スタッフ
「2年9組会場」スタッフ
「303号室会場」スタッフ
3年生より
●ラストスパート勉強一緒に頑張りましょう!
●部活も勉強も頑張る人が多く、自分も頑張ろうと思えるような雰囲気のクラスです。受験頑張ってください。
●人文科は入学してから魅力がわかるよ。
●考えることはいつまでも役に立つから、損なし。
●まだ受験しようか迷っている方、普通科では体験できない行事が沢山あってとても楽しいです!ぜひ入学をお待ちしています。
●今は受験でとても心配だという人が多いと思います。残り3か月程だと思いますが、是非全力で勉強に取り組んでください。高校に入ってからも勉強した知識は大いに役立ちます!! 頑張って下さい!応援しています。
11月15日(火) 1年生「個人テーマ検討2」2年生「続・論文修正」
予告2(お待たせしております)
11月5日(土)人文科フェア にていただいた中学生と保護者の皆様のアンケートにありました質問/疑問への回答を、このブログの手前、人文科の説明ページと同列のところに、近々アップする予定です。本校人文科を考えている皆様、特に11月5日にフェアにいらした方々は、そのころぜひまたブログをご覧ください。
1年生「個人テーマ検討2」
1年生はいよいよ論文のテーマをはっきり決める時期が迫ってきました。皆、実に興味深い着眼点で問いを立て、仮説を考えています。しかし、論文作りはここが肝心。といいますより、論文そのもが目的なのではなく、「問い」「仮説」「根拠」「結論」の流れと、これを支える参考文献の発掘。そのステップこそが目的です。じっくりやってもらいましょう!
進んできた者もいますので、今回は担任が判断して図書室で授業。iPad内の「問いを小さく(=約半年で完結できる規模の研究になるように)するためのワークシートを元に各自のテーマを砕いていきます。見当が付いた者は論文の基礎構造を図式化したワークシートへ移行。
担任の先生は前回も、あと隙間時間も、ずっと生徒の考えたテーマについて個人面談をしています。必要に応じ副担任の先生も私もヘルプに入ります。
ある意味、人文科探究で最も興味深い、最も楽しい部分でもあります。
ちょうど、絵画を習いたてで色々描けるようになってきた人が、新しい絵を描き始めているような…。
そしていつものKさん!ワークシートを見せてくれました。
常にベストショットを撮らせてくれます!もはやご本人も「コレってシリーズですよね」レベルで対応してくれるので、ブログ用に授業の様子を撮りに行くのが楽しみです~!
2年生「続・論文修正」
さあ、2年生もいよいよ大詰め!と言いましてもまだ数回は見た目同じような光景が続きます多分。
研究してきた内容が、6月のポスター発表を経て、相互の回し読みや個別指導担当のご指摘も経て、こうして完成品に近づいていくのも、オツなものです!みんな楽しんでください!
担任の先生はやっぱり大忙し。後から後から「見てください」で、引っ張りだこ状態ですね。
★今年度記事一覧
4月19日投稿 「人文科新主任挨拶」
4月19日投稿 「4月8日(金)入学式!」
4月22日投稿 「4月15日(金)スプリングセミナー!(前半)」※お勧め
4月22日投稿 「4月15日(金)スプリングセミナー!(後半)」※お勧め
4月26日投稿 「4月19日(火)人文科対面式」
4月26日投稿 「4月26日(火)1年生 図書館ガイダンス」
4月26日投稿 「4月26日(火)2年生 人文科探究個別指導担当者にご挨拶」
5月19日投稿 「5月10日(火)1年生 多面的思考トレーニング①」
5月20日投稿 「5月17日(火)1年生 ネタ帳を作ろう① + 2年生の活動も少し紹介
5月31日投稿 「5月31日(火)1年生 多面的思考トレーニング②マンダラート」
5月31日投稿 「5月31日(火)2年生 ポスター発表準備③
6月9日投稿 「6月2日(木)3日(金) 体育祭予行・本番(人文科にフォーカス)」
6月10日投稿 「6月7日(火) 3年生 キャリアガイダンス卒業生の話を聞く」
6月16日投稿 「6月14日(火) 2年生 ポスター発表プレ発表会」
6月16日投稿 「6月14日(火) 1年生 論文の型を学ぶ・論文完成までの道のり」
6月29日投稿 「6月28日(火) 2年生 ポスター発表本番!」
8月30日投稿 「8月26日(金) 1年生 サマースクール」
9月7日投稿 「9月6日(火)1年生「ネタ帳の整理→自分の興味の分類」2年生「論文構造の再確認」
9月20日投稿 「9月9日(金)10日(土)「文化祭」
9月20日投稿 「9月13日(火) 人文科講演会」
9月22日投稿 「9月20日(火)2年生「論文入力開始」1年生「ネタ帳分類2」
9月28日投稿 「9月27日(火)1年生「ネタからのマンダラート」2年生「論文打ち込み2日目」
10月7日投稿 「10月4日(火)1年生「参考文献追加」2年生「論文打ち込み3日目」
10月12日投稿 「10月11日(火)1年生「SDGs関係(地球カレンダー)」2年生「論文査読会」
10月31日投稿 「11月5日(土)人文科フェアへのお誘い」
11月11日投稿 「11月1日(火)1年生「SDGs関係②」2年生「論文修正」
11月11日投稿 「11月8日(火)1年生「個人テーマ検討」2年生「続・論文修正」
11月8日(火)1年生「個人テーマ検討」2年生「論文修正」
予告:11月5日(土)人文科フェア
・生徒スタッフの活躍(ブログ)
・中学生と保護者のアンケート集計結果と質問/疑問への回答(何かの形でこのHP内に)
…を、近々アップする予定です。本校人文科を考えている皆様、特に11月5日にフェアにいらした方々は、そのころぜひまたブログをご覧ください。
1年生「個人テーマ検討」
1年生もいよいよ論文作成の直前まできました。できればこれまで集めたネタの中から問いが立ち、自分なりの仮説が思いつけばいいのですが。参考文献も使えるモノがすでにネタに含まれているといいのですが。
ここでもiPadが活用されています。担任から配信されたワークシートを元に、各自研究テーマを考えます。
独創的なテーマがたくさん生み出されつつあります。
廊下では担任が1人ずつ面談し、問いが大きすぎないか、あるいは仮説を考えにくいテーマになっていないか、アドバイスを与えていました。
2年生「論文修正」
こちらはまさに「続き」でしょうか。中間考査前後の各種セッションで仲間にもらった改善案や、個別指導担当の教員たちにいただいた意見等をもとに、論文を修正していきます。ちゃんと推敲になっているといいですね。
ついでに、この日にあった天変地異の写真です。ブログのほとんどの写真と同じで、私のオートフォーカスにて最大望遠で撮りました。私、天王星の話は実は後で聞きました。
いかがでしょうか。
11月1日(火)1年生「SDGs関係②」2年生「論文修正」
11月1日(火)1年生「SDGs関係②」2年生「論文修正」
この日の写真データはありません、すみません…
2年生はまさに「続き」でパソコン室です。
1年生は、前の「地球カレンダー」からのセット内容で「不都合な真実」の視聴です。
ご存じの方も多いと思いますが、「不都合な真実」とは、元アメリカ副大統領のアル・ゴア氏による同名の書籍及びドキュメンタリー映画です。2006年の段階で、政治家としてここまで地球温暖化問題に向き合い、世界に投げかけていたのかと驚きましたし、また当時「嘘だ」「プロパガンダだ」とライバルたちに揶揄されていた主張内容のうち最も過激なもののいくつかは、この数年、それを上回る状況を伝えるニュースが当たり前のように報道されていて、ゾッとしますし、その後のアメリカや世界の状況を考えると、本当にアル・ゴア氏には大統領になってほしかった、と今更思います。
構成は彼の環境活動の1つ「講演会」での様子をメインに、講演会外の各種エピソードを所々に挿入する形です。生徒たちが映画として視聴を楽しむにはいささか向かなかったようです。内容が極めて分かりやすく地球温暖化のあらましと行く末を伝えているだけに、また、たまたま彼らがサマースクールへ向かう途中のバス内で見たビデオ「Day after Tomorrow」の内容や使われている各種科学的情報が、姉妹作品かと思うくらいリンクしていたので、予想より生徒の食いつきが良くなかったのは悔しかったです。私は事前に視聴した際は、開始から終了テロップまで高い集中度で食い入るように見ました。これは力がある映画だ!と思ったのですが、まあ、教員側も色々と勉強になりました。
時間の都合で全編は見せられていないのですが、どこかでまたリベンジ出来たら、と思います。ブログをご覧の皆様も、まだ見たことがなければ、是非ご覧になってください。