日誌

一歩を越える勇気で

  こんにちは、陸上部中長距離班顧問の内住です。平成30年度関東高校陸上が15日(金)から群馬県は正田醤油スタジアム(敷島公園)で開催されています。本校からは3000SCで1名、3年の海老澤幸太が出場権を県大会で取り、昨日から開催地の群馬県に入っています。そして迎えた今日の予選、北関東ブロックで同種目2組あるうち、2組目にエントリーされていた本人ですが、各組5着までが決勝に進める条件の中、組3着の走りを見せて明日の決勝にコマを進めることになりました。梅雨時ではありますが、この季節にしては本当に珍しく涼しい気温のため、長距離勢にとってはどの種目も好記録も期待できる条件で今年の関東大会は進んでいます。その中に身を置いて、本人にとっては昨年に続く2度目のチャレンジをしているところです。
 去年予選落ちの借りを今年の決勝進出で1つ返した海老澤。明日の決勝は"ツワモノ"ぞろいのレースですが、その中でもう1本走れることに喜びを感じて、「引かない強い気持ち」を持って臨みます。予選突破をし、去年の借りを1つ返してプラスマイナスゼロとした分、次はもう1つ余分にインターハイへの切符をつかんで、"倍返し"の気持ちで走ります。
 三重インターハイへ真っ直ぐ延びたトラックのゴールに向かって最後まで粘るレースに。一歩を越える勇気を持って。


正田醤油スタジアムでの4日間の熱戦!

各学校の応援も三重インターハイへ選手の背中を押す大切な追い風!


北関東2組目のレース直前。選手がスタートラインに出てくる時。

レース序盤。スタジアム内のビジョンにレース模様が映し出される。

動きを柔らかく。海老澤の渾身のレース。

苦しい勝負どころ。ここで我慢してもう1回!
学校からも陸上部全体が応援に駆けつけてくれました。一人ひとりの声援が海老澤の背中を押して決勝へと連れていってくれました。保護者の方々も温かいご声援、ありがとうございました。