4月30日(火)人文科探究③ 1年生「図書館ガイダンス」 2年生「ポスター作製②&個別指導担当へ挨拶の準備」
4月30日(火)人文科探究③
1年生「図書館ガイダンス」
1年生の3回目は、これも例年通り、図書館ガイダンスです。ただし、通常の図書館利用ガイダンスは、1組から9組まで1学年全体で国語の時間を使って実施済み。人文科の場合はここで再度、「人文科探究」に合わせたバージョンでやっていただいております。
いただいたレジュメの内容をほぼそのまま掲載する形で、この場の流れをご紹介します。司書のS先生には、人文科探究の活動をよくご理解いただいており、これから始まる生徒たちの探究活動に直結するようなお話をいただけます。なおかつテキストの関連章をまるまる「活きた授業」で取り扱っていただいた形になります。
1. はじめに (割愛)
2. なぜ図書館を利用するの?
〇 テーマをたてるためのネタ帳作り
●広く様々な情報収集が必要
●図書館はあらゆる情報の宝庫
〇 情報源の種類と特性・探し方
●速報性・信頼性・情報量
●それぞれの長所と短所を理解して適切な情報収集を
3.図書館資料の探し方
〇 日本十進分類法(NDC)について
→ ワークシート1で体験
〇 資料の検索方法
●図書館の検索システムは漢字の間違いや誤字にメチャクチャ厳しい
※ 探したい書籍等と少しでも異なる表現で検索するとヒットしない件
●検索のためのキーワード(を考えるコツ)
●検索は文章でなく「単語」で
●(各自の探究の)テーマが絞れたら蔵書の検索はNDC・件名も活用
→ ワークシート2で体験
「検索機や(直接)本棚にいって、興味のある分野の本を1冊見つけよう」
(→ ワーク3に繋がります、新書だとそれがやりやすいとのこと)
4.(探究活動における)図書館資料の使い方
〇 小説のようには読まない
●ブラウジング
・タイトル ・表紙/裏表紙/帯 ・折り返し ・目次 ・前書き/後書き
●スキミングとスキャニング
〇 必ず記録を取るクセをつけよう
※ 自分の探究に必要な情報源を、全て購入/貸出していつも手元に置いておくわけにはいきませんので、その情報源に「早く・確実に」再アクセスするための要領を学ばねばなりません。
〇 奥付は「出典の明記」に必須!
① 責任表示(著者) ②書名 ③出版社 ④出版年
●版と刷について → アプリのアップデートに似ている
●図書以外の出典の書き方
→ ワーク3 … 先ほど見つけてきた書籍について記録をとりました
5.さいごに(探究に入るにあたり)
● まずは百科事典などの参考図書を! 何事も基礎知識を手に入れてから!
●「精読」よりも「多読」。とにかく情報を集めることが大切。
● 情報集め・資料探しは司書に相談しましょう。
● クラスルーム・検索サイトからも質問・相談受け付けています。
● 学校図書館を活用しよう。リクエストは必須です。
● 先ほどの本を「正確に元の場所に」戻しましょう。正確な場所が分からない場合は「元の場所がわからなくなった本」の棚へ…図書館の本の場所は1冊レベルで位置が決まっている件
2年生「ポスター作製②&個別指導担当へ挨拶の準備」
2年生は、先週の1年生スプリングセミナー7時間目の裏で、PC室探究初日を経ています。親PCから配信されたパワーポイントポスター枠にて、春休み中の課題をもとに作成に入っております。一方、2年生1人につき職員が1名「探究個別指導担当」としてつくのですが、その調整が終わり、組み合わせが決定しましたので、この日はその紹介とその先生方のもとへ挨拶回りする準備の時間にもなります。
途中、必要な資料を順番に取りに並ぶシーンもありました。1枚ずつ取りそろえると、1枚1枚への意識も強まるかもしれません。
昔(旧教育課程、3月に卒業した代まで)は学校全体で人文科1年生と2年生の「人文科探究」だけが飛び出しで水曜7限でしたので、つまり人文科探究の授業担当以外は「放課後」になっていましたので、この7時間目に一斉に各自の担当の先生に会いにでかけていたのですが、現在は全学年が火曜7時間目に授業をやっております。よって、挨拶回りは早くてもこの日の放課後。実際、この日以降、昼休みや放課後に職員室に次々と生徒たちが訪れて、時期だなあ、と思うこの頃です。
2年生!自分の研究が形になるステップも、楽しんで!