2024年度オーストラリア海外研修報告⑥【引率 弥次喜多もとい「ヤママツ」珍道中!❸】
2024年度オーストラリア海外研修報告⑥
【引率 弥次喜多もとい「ヤママツ」珍道中!❸】
ブログ掲載予定
① 8月3日(土)羽田出発~8月4日(日)ホストファミリー対面まで (済)
② 8月5日(月)6日(火)現地校体験 前半 (済)
③ 8月7日(水)シドニー大学訪問 学生とSDGs水問題協議 (済)
④ 8月8日(木)9日(金)現地校体験 後半 日本の文化についてプレゼン (済)
⑤ 8月11日(日)ホストファミリーとお別れ~8月12日(月)帰国まで (済)
⑥ 引率弥次喜多ヤママツ珍道中 ← 今回はここの3回目。
❶食事 (済)(1回目)
❷モーテル・ホテル (済)(2回目)
❸通勤道中
1)バス事情 ← 3回目はここの途中から4)交通関係まで★
2)ゴミ関連
3)新聞配達
4)交通関係
❹スーツケースパッキング
❺現金
❻土曜日
⑦ 英語について
聞いてください、聞いてください! 愚痴です!
★読みたくない方は跳ばせるように、ここから次の★マークまでが愚痴です
…この、ホームページのブログを作るアプリって、ひどいんですよ!
実は、「珍道中」の回は、❶「食事」と❷~❻「モーテル~土曜日」の2回でアップしようと思っていたのです。それで、前回の【珍道中!❷】をアップする寸前までに、❷~❻の中で、自分にとって作業しやすい❸の2)、3)、4)を先にコツコツ完成させ、❹❺も必要な画像を先に張り付けるところまでは済ませてあったのです。(❻は、やっぱり別にしようかな…。)ところが、覚悟を決めて❷の「ホテル・モーテル」を打ち込み、さらに頑張って❸の通勤道中の1)「バス事情」を打ち込み始めて、完成間もなく、というところで気が付いたのですが、先に終えていた後ろの❸2)3)4)と❹❺が、消えているじゃないですか!! …こんなの文では皆様が読んでもイメージ湧きませんよね!? でもでも分かって欲しいので、これでいかがでしょうか?
❷モーテル・ホテル ここをあとから打ったために、先に完成させた下の方が消えた?!
❸通勤道中
1)バス事情 同じくここをあとから打ったために、先に完成させた下の方が消えた?!
2)ゴミ関連 先に完成させてあったのに、消えた!
3)新聞配達 先に完成させてあったのに、消えた!
4)交通関係 先に完成させてあったのに、消えた!
❹スーツケースパッキング 使用予定画像だけ貼り付けてあったのに、消えた!
❺現金 使用予定画像だけ貼り付けてあったのに、消えた!
なにが酷いって、「そんなに長いブログを作る方が悪い」と言えばそれはそうですが、せめて「限界を超えたのでこれ以上入力できませんよ」的なことを知らせてくれてもいいと思いませんか??? 今回、初めて知りました、というか多分そうなのだろうと。限度は明確な条件ではよく分かりませんが(文字数だの画像だの重さだの)、長い物を作る時は先にお尻を作るのは危険なのか!
さらに、今回の件だけなら自分で反省して終わってもいいのですが、このアプリ、ちゃんと「一時保存」を押しても、そこまで作った分が削除されるというプチ事故が時折あるのです。これはみんな困っています。間違って「削除」してしまったならまだしも、なじぇ「保存」して「削除される」の???? 保存して消えるなら、あとどうすればいいの??? 私なんかもう驚きもせず淡々と粛々と、消えた内容を覚えている内にやり直します。みんな、コレをやっちまうと、「超コマメ保存」や「ワードに先に作文してからコピペ」などの対応策をやり始めるのですが、悪魔が現れるのはだいたい油断した頃ばかりです!
まだあるんですよ! これも4年くらい前に発見したのですが、汗を絵文字(青い水滴が3粒のやつ)にしてここに打ち、保存をすると、汗から後ろのデータが文字も画像も全て削除されます。怖くてしばらく気を付けていたので、何かの間違いだったかもと思って、先日作りかけのブログの最後の部分にこの絵文字を打って、その後に適当に文字を打って保存してみたら、やっぱり削除されます。まったく、なんなんだ!!
またこんな余計な文面を打つから、全体の要領を喰うじゃないか、ですって? そうです! 分かっております! しかしながら、ブログ作成って、教員の業務の中では中心ではなく周辺業務だと思うのです。ところが社会が変わり、公立高校と言えど広報が重要になり、学校の部署ごとのブログなんぞ、ほんの10年前ならやっている方が珍しかったのに、今や、やって当たり前? 他の通常業務の合間に頑張ってやっているのです。でもやるからには、自分なりに「これがベスト」というこだわりでやっていますので(人のモチベーションはエゴです、エゴは大事!)、今回のようなヤラレ方をすると、愚痴くらい言いたくなるのです。
★ここまで
❸通勤道中
1)バス事情 続き
「制服と学校格差」
こうして朝は毎回ほぼシャイヤーの生徒たちをバスで観察し、火曜木曜金曜の帰りはシャイヤーのとなりの学校のロータリーを出発する路線バスで、この学校の生徒や、さらに途中で乗ってくるいくつかの学校の生徒の様子を観察することになりました。
バスに乗っていてまず気が付いたのが、オーストラリアの学校はみーんな制服!ということ。シャイヤーが制服だったのは、たまたまとか私立だからというわけじゃないんだ…実は今回の海外研修の服装を設定するにあたり、参加者ご家庭からもお問い合わせがあり、終始私服にするかどうかちょっと検討をしました。過去のしおりを参照して「学校としての正式訪問にあたるので制服」ということでしたので踏襲したのですが、そもそもオーストラリアは「生徒」はことごとく制服を着ていました。学校にいる間は私服の方がかえって違和感が。そういえば以前、どこかテレビか何かで、オーストラリアはいつ頃からか制服制度をよしとして取り入れた、というようなことを聞いた覚えがあります。
しかも! 日本と同じような現象を目にしました 。帰りのバス停の学校や途中で乗ってくる学校は、どうも偏差値的に?あるいは学校のガラ?が明らかに違うのです。制服を様々に「着崩し」しているではないですか。スカートを短くしたり、シャツを出したり、ネクタイやリボンをぶら下げたり。ではなぜこれらの学校が偏差値が低かろうとかガラが悪かろうとか、言ってしまえるのか。見た目で人を判断していいのか。これらの生徒たちがバスに乗り込んできたとたん、聞こえてくる話のガラの悪さにも唖然としました 。会話のセリフの何割かを占めるのでは?と思うくらい、ひっきりなしにf〇〇〇だのf〇〇〇ingだのと、いけないコトバが飛び交います。あまりの空気の変化に、思わず首を回してバス内全体を確認してしまうくらいでした。個々の生徒たちの人格を否定するわけではありません。実際に、床にいた昆虫を逃がしてやろうという女子生徒や、我々東洋のオジサンたちに席を譲ってくれる小さな生徒とかいましたからね。ただ、どうしても「育ち」というものは平素の言動に反映されることもあるのかな、と。だってシャイヤーでは校内でもバス内でも、あらっと思うほどの着崩しやいけないコトバの連呼はありませんでしたから。いやぁ…。
「トラブル!?」
「地図A」
地図Aで、灰色表示の太い道路が、大きな川(ウォロノーラ川)を渡るところをご覧ください。Dのサザランド駅まで帰るのにシャイヤーのロータリーを出発するベストバスに乗れないで、A地点バス停からバスを利用すると、ちょっと路線に変化があり、この川のところでいったん大通りから外れて、谷を降りて川べりのバス停までいくことになります。次の写真で、大きな橋の上が大通り、下に見えている欄干が、谷を降りてからさらに川を渡って対岸のバス停までいく、川面に近い位置の橋です。
あれは確か、火曜日の帰りだったと思います。バスが川に差し掛かるいくつか前のバス停から、かなり大柄で若い坊主の白人のお兄さんが乗ってきました。様子が変なのはすぐに分かりました。近くにいる中学生?くらいの生徒に、f〇〇〇を織り交ぜて雰囲気の悪い感じでゴニョゴニョと罵っている様子。どかんと座ると頭を抱えてゴニョゴニョ。うーん、だいじょうぶかなぁ? そして、こういう時に限って?バスがウォロノーラ川へ下る谷の道の中腹で、あわや事故!という感じで急ブレーキをかけました。標識との距離を見誤った模様。すかさずこの怪しい兄貴がドライバーのところへ襲い掛かり、すごい声量でf〇〇〇、f〇〇〇と罵声を浴びせます! ドライバーさん、相手半分にちょっとバックしてバスを立て直そうとしますが、絡みがシツコイ! ドライバーさん、怒りも恐怖もあまり見せず頑張りました。手こそ出ませんでしたが、そこからしばらくはこの男、席に戻って頭を抱えたり立ったりf〇〇〇等わめいたり、激しいのなんの! 流石にうるさい中高生軍団も静まり返っていました。この男、サザランド駅からいくつか手前のバス停で降りて行きましたが、彼女にでもフラれたのでしょうかね…いやびっくりしたぁ! 降りた後、生徒たちも何事もなかったかのように騒がず、降りたところで警察が捕まえるわけでもないのは、もしかして常連か??
2)ゴミ関連
シドニーは街自体が非常に美しい作りで、勝手な思い込みと違い、また乾燥しているような見た目とちがい、気候も割としっとりしていて、いい街でした!…ゴミ以外は。
正直、公道に散在するゴミの多さには驚きました。特に現地入り8日目に、メトロホテルから生徒がシドニー市内班別行動に出発する前に、生徒たちに全般的なマナー指導をするのに、この件に関しましては思わずフォローを入れました。
「みんな気がついている通り、あるいはこちらにコメントしてくる人も居たけど、シャイヤーでも、街中でも、落ちているゴミが多いよね! マナーにも色々な分野があるけど、これに関しては我々は我々のマナーを守ろう」と。
落ちているゴミの分類は、確かに人為的なゴミも多いのです。学校に多く見かけたのが、食材ゴミ。リンゴの芯や食べかけはけっこう見かけました。それらを野鳥が狙って、種類も羽数もたくさん来るのですが、餌付けしているつもりは皆目見られず。うむむ。
冗談みたいですが、バナナの皮も、よく見かけました。これはモーテルの植え込みにあったもの。
私達がシドニーで出会った人々は、ことごとくに「良い人」ばかりでした。みんさん、思いのほかホスピタリティーがあり、明るく優しく親切。犯罪対策で、油断しないよう出国前に色々と厳しいことを話してきたのに、拍子抜けするくらい感じのいい方々ばかりでした。当然、彼らの立ち居振る舞い、言動も、マナー教育に裏打ちされたものを感じたのですが、ゴミだけは…。これも、文化の違いなのでしょうか。マナーにも優先順位があって、ゴミや清掃は順位が高くない??
もう一つ、ゴミの内訳の多くを占めていたのが、「園芸関連」のゴミです。つまり、街路樹や庭木由来の「落ち葉」だけでなく「小枝」の類が多かったです。シドニー周辺はもともと広大なユーカリの大森林であったことが推察されます。ユーカリは冬に一斉に葉を落とす落葉広葉樹ではありませんが、街に「残されて??」いるユーカリはみな大木で、確かにあれらが常時落とし続ける落ち葉や小枝を片付けるのは大変かもしれません。しかし気になるのは「古そうな」落ち葉や小枝です。「掃いても掃いても落ちて来る」のではなく、「ずっと落ち続けているけど、あまり掃かない」という感じ。民家の庭先はどこもとてもきれいで、園芸自体はどの家も頑張っている感じでした(ガーデナーにやってもらっている可能性もあります)。よって、家の敷地内の掃除は頑張るけど、「家の前の道路まで常に掃除しておく」習慣は、なさそうです。
ただ、ゴミ関連のインフラは、がっちり整っている模様でした。
次の画像は、ある日、出勤途中のサザランド駅でバス待ち中に見かけた「清掃車」です。車両前部の大きなディスクブラシで、路面のゴミを「ル〇バ」のように回収していきます。個人的にアメリカでもよく見かけました。
家庭からのゴミを回収するのに、日本の様に自治体でゴミ袋を指定したり、ゴミ収集場を設けてそこにゴミを持参するのではなく、「ゴミ箱」自体を指定しているようでした。民家も集合住宅も(恐らく店舗も)ことごとく同じデザインの、モスグリーン色の本体に黄色/緑/赤の蓋がついた、大きなキャスター付きのものです。
集合住宅の場合は専用の小屋が道路端にあり、中にこれがぎっしり入っていました。
個人的に現地入り7日目の土曜日の自由時間に訪れたクロヌラ海岸の砂浜にもありました。(これ、回収車は砂の上をくるのかな?スタックしそう)
こんなところでですが、蓋を撮影してみました。赤いものは「通常ゴミ」専用のようです。
白枠の上から「熱い灰や液体は不可」
「ゴミのみ」
「レジ袋」「包装」「サランラップや軟質プラ」
「割れた瀬戸物やガラスもの」「おしめ」「服・布」
「リサイクル資源不可」「車バッテリー不可」
「建材不可」「化学薬品不可」
少なくともサザランド周辺~クロヌラ海岸までは、このゴミ箱シリーズでした。
もう一つ、使用者が不特定多数となる公共のゴミ箱は、中央のデザインだけバリエーションがあるこのタイプでした。
サザランド駅前のものは、キバタン(白いオウムの仲間)がとさかを広げたところをシンボルにしていました。
ある朝、サザランド駅まで歩いて向かう途中、ラッキーなことに「ゴミ収集車がごみを収集するところ」を撮影することに成功! 興味はあったので、実際にどういうふうに回収するのか、ワクワクしながら見ていますと、予想外! トラックの脇からロボットアームがにゅっと出て、狙った1箱をガッとつかみ、
グーンと持ち上げ、高い所からガコガコンとゴミを落とし、
もとの位置にバーンと戻します!
回収が終わって戻されたゴミ箱は、蓋が開いて、空になったことが分かる、という仕組みのようです。
また、このトラックも、この後何個かやっていましたが、時折うまく戻せないことがあり、ゴミ箱が倒れてしまうのですが、お構いなしでした。
このトラックは黄色いゴミ箱ばかりエモノにしていましたので、ゴミの種類によって収集トラックが別なのでしょう。
我々ヤママツペアは、日曜の夕方に現地入りして日曜の朝まで同じ街にいましたので、その間に路上にゴミ箱がずらっと並んだのがこの収集車を見かけた1日だけでしたので、多分、週1回の回収なのでしょう。
3)新聞配達
新聞配達は、アメリカの郊外と同じ方式のようでした。すなわち、配達車から配達先へ、「投げる」のです。「投げつける」わけではありませんよ、回転しながら飛んできてバシーンなどというわけではなく、ぽーいという感じでしょう。配達シーンは見られませんでしたが、新聞束が家主に回収される前の状態をカメラに収められました。ドライブウェイ(アメリカでは、各民家のガレージ(車庫)から公道までのアスファルトまたはコンクリ舗装の通路を「ドライブウェイ」と言っていました)か、その脇にある芝生あたりが「落としどころ」ですね。映画ではドアに当てられるシーンを見たことがある気もしますが、商売ですし、仕事ですから、植え込みの中に投げるなど、家主が困るようなマネはするはずもなく。
生徒たちもステイ先で見ているといいのですが。
4)交通関係
ここでは、バス事情以外について気ままにレポートします。また電車につきましては「土曜日」の回に回します。
始めに路上で気が付いたことから。オーストラリアは日本と同じ(イギリスと同じ、という方が正確ですね)、車両は左側通行なので、もしも国際免許を取って外国で自動車を運転するなら、ここシドニーでならどうにかなりそうな気がします。
「ラウンドアバウト」
これは、実現する広い土地があればこそではありますが、優れた仕組みだと思います。
交差点の中央に、大きな丸い島を設けます。ここに差し掛かる車は全て「外に向かって急にカーブして回り込まないと(つまり減速しないと)通過できません。信号無しで、左折車、右折車だけでなく直進車までも減速させ、差し掛かった他車に注意しながら進ませる、というもの。
日本で私が覚えがあるのは、埼玉県内では確か羽生市に一か所あったかと思います。
シドニー郊外にはたくさんありました。次の写真で、全体の形状をご覧ください。
交差点の中央に円があります。この写真では街路樹が植えられています。
また、四方に伸びる道路には楔形の中央分離帯が設けられています。ラウンドアバウトを示す標識も立っています。
楔形の中央分離帯には1か所切れ込みが設けられており、そこが「横断歩道」らしいです。よくみると道路の向こうとこちらの歩道の切れ込みと位置を合わせてあります。
ちなみに、ラウンドアバウトの無いもっと大きな通りにあるちゃんとした横断歩道は、こんな感じです。
上記ラウンドアバウト画像は次の地図のH地点です。Pが我々が宿泊したサザランドモーテルで、BC間がサザランド駅です。
この地図の範囲だけで他に、Dのすぐ下と少し上、Hから1ブロック北、Cから右にすぐにもありますね。
次の写真は、シャイヤークリスチャンスクールから坂を上ったところ、バス停のすぐ近くのラウンドアバウトです。
奥の坂を下るとシャイヤークリスチャンスクールがあります。
全体像です。かなり広めに作ってあるように見えます。
小さいですが、3mないくらいの楔形中央分離帯がちゃんとあり、ご丁寧に歩道部分のカットも施してありまあす。
このラウンドアバウトは、次の地図のA地点のものです。Bがシャイヤークリスチャンスクール。Mが宿泊場所。
「信号」
自動車向けのものではなく、歩行者用のもののことで。
ガイドブックにもありましたが、オーストラリアでは、道路は自動車のためのインフラであり、歩行者優先という意識はないようです。実際に過ごしてみて、なるほどと思いました。
これは、歩行者用の押しボタンです。普段、交差点ではこの機械からピィ、ピィ…と定期的に音声が流れています。ボタンを押して、自動車の方が黄色・赤と止められて、歩行者が歩き出せるようになる時になると、突然「ピィヨ、トトトトトトトトトト」という、まるでカルガモの親子が急いで道を横切るところをイメージさせるような、変な音が出るのです。「小走りで急いで渡れ」と言わんばかりです。そして、実際にこれが鳴っている時間が短い!すごく短い!歩いたら渡り切れません!
次の歩道の写真をご覧ください。
写真だと距離感が伸びますが、ここは片側2車線以上の道幅ですし、実際に結構な距離でもあります。試しに歩いて渡ってみました。すると、中央分離帯の少し先くらいまでしか到達できません。トトトが終わるとまもなく車側が青信号になりますので、安全に渡り切るにはどうしたって小走りするしかないのです。これ、体に不自由のある方々には、優しくないのでは?
しかも、押しボタンを押さないと信号が変わらないのか、というと、どうもそれがそうでもなさそうな交差点もありました。なんとなく、ボタンがあるのでとりあえずボタンを押すのですが、ヤマさんと2人でどこかで「あれ? 押さなくても青になりますね」などという会話をしました。まあ、どっちでもいっか…。渡りたいなら、押せばいいんだから。
「標識」
半分、英語のお話ですね。言語の感覚の違いがけっこうでるものだなと感じましたので。
せっかくですので地図付きで。Pが我ら引率ヤママツペアがお世話になったサザランドモーテル、BC間がサザランド駅です。
●「一時停止」
これはJ地点のすぐ南、モーテルのあるオルドゲートストリートとグレンコーストリートの交差点にあったものです。
直訳は「道をゆずれ」。STOP AND GOじゃないんですね。厳密にはゆずればいいだけなのか、一時停止してから進行するのかは、分かりません。分からないうちが面白い。
●「進入禁止」または「一方通行」?
こちらは毎朝利用したB地点のバス停ロータリー出口のものです。
日本語では、「否定」は文末の「。」の直前で「ない」とする…つまり動詞あるいは文を否定するしかありませんが、英語はこうしてnotではなくnoを使うことで名詞に直で否定をかけられるのです。Do not enter.と命令文でやらずにNO ENTRY。標識で何かを禁止する時にとても便利な言語特徴だと思います。まあ、日本語でも「ダメ」の2文字で行く方法もありますが。
●高さ制限3.6m
これは、写真はH/I間で撮影しましたが、これはJ地点にある線路の高架線下をくぐって通過したい車両向けの標識になります。
LOW CLEARANCE 3.6m。clear(クリア)が、よくアクション映画等で「障壁はない/排除した」という意味ででてくる言葉。それに名詞化の接尾辞をつけてクリアランス。クリアランスセールなどと言いますね。商品を無しにする、つまり売り尽くしセール。標識に戻りまして、「障害なく通過できる高さが、低いですよ、3.6mですよ」という意図が伝わってきます。ていうか3.6mって、結構高いですよね!?そりゃあ、空に比べたら低いですが…。
「路面電車」
なんとか1枚だけ撮影しておきました。トラムというようです。シドニー中心地には張り巡らされているようでした。バスも電車もコレも、スイカのような「オパールカード」で一様に利用できます。しかも土曜だかはサービスデーで最大7,8ドルくらいでどれも乗り放題らしい。うーんでも疲れて利用しませんでした。
ちなみに撮影ポイントは次の地図のD地点から、方角的には公園内のFG方面を向いて。
地図上部の半分切れている円Aが、研修日程最後、現地入り8日目に宿泊したメトロホテル。
次の地図は、縮尺はちょっと違いますが、上の地図の「すぐ上/北」にくるものです。シドニーの中心地です。少なくともこの半島はトラムがかなり網羅している模様。
ご参考までに、上の地図は次の地図のシドニーというカタカナ表記の「ドニ」の2文字の裏あたりです。
「電車」
電車につきましては、「土曜」のコーナーに回します。
「その他」
これは、現地入り9日目の日曜日、バーデンリッジはシャイヤークリスチャンスクール前にて生徒がホストファミリーとお別れした後、一路シドニー中心地に向かう途中で撮影したものです。日本の高速道路は有料ですが、これはアメリカにもよくある無料かつ高速を出してよいハイウェイ?的な道路だと思います。ちなみに手前の風景がこれですから↓。
要は、日本で言う高速道路を、自転車が車道にはみ出して、いえ車両として堂々と車線中央を、走っていいんだなぁ、と。
以上、交通関係でした~