人文科ブログ

9月9日(金)・10日(土) 文化祭

9月9日(金)・10日(土) 文化祭

  今回は、人文科独自の行事や探究授業ではなく学校全体行事ですが、「文化祭」における人文科クラスの様子をご覧ください。

 

 その前に、文化祭について少々。文化祭という「特別活動」を文科省が教育活動の中でどう位置付け、目的や目標をどう活字化しているかはさておき、実情としまして現場でどう指導するか、その方法論や価値観は、学校間、あるいは学年間、担任間で相当多様なバリエーションがあると感じます。

 

 私(人文科主任)の感覚は、主には過去に勤務した3校で培われたものです。ただでさえ、中学校では同様の体験をしている場合が少ないうえに、3校のうち2校での経験上、入学してくる生徒たちを見ていて、過去に集団で協議協力して作り上げていくタイプの行事で成功体験があまりないと思わせられるケースが多かったのです。すなわち、外枠の禁止事項だけ指導してあとは好きにやりなさいとすると、企画段階の話し合い時間も係だけが嫌な思いをするただの騒ぎになり、準備の時間もただふざけるだけの時間になり、本番は飾りつけも休憩所なのかどうかすら分からないレベルでただやる気のない生徒がたむろしているだけの空間になりかねません。そのままいくと、2年生でも3年生でもそうなりかねません。そしてさすがにその状況は教育の一環とは考えられませんでした。

 しかし、これは同僚に賛同を得たい持論ですが、文化祭という行事は授業とも部活とも異なる形で非常に多くのことを学ばせられる、またとない機会なのです。時間全体で「俺たちは今、意味のある時間を過ごしている!」そう思わせたい。

いつしか、「1年時の文化祭を指導する際は積極的にサポートして成功体験をさせる」…つまり、企画の話し合い段階における民主的な進め方に始まり、部屋の使い方、備品の使い方、レイアウトの考え方、工作材料の選定や購入場所・購入方法、工作そのもの、クラスTシャツやポスター等の在り方、生徒会や実行委員会の存在と意義、そして当日については生徒各自の「委員会・部活・クラスの係」と最大3つに渡る役割の兼ね合い、そして全員参加の原則、こういったことについて能動的に見守り観察し、必要に応じアドバイスをして、健全な達成感を味わってもらいたい…と考えるようになりました。当然、2年生や3年生になれば、本当に困った時に助けないはずはなし、過去の経験を活かし、まずは自分たちで考えて、失敗や試行錯誤も含めて楽しみなさい、というスタンスです。

 

 さて、ここ春日部東では、行事は原則「生徒主体」です。そういう決まりがあるわけではありません(まさか認識不足?!)が、そうなっています。コロナ禍でこういった分野の経験値が失われていることもあり、私は、人文科のクラスにとっても全体にとっても、文化祭という行事が生徒にどう捉えられるものに終わるのか、心配しておりました。かと言って、準備時間に3階(人文科フロア)に足しげく通い、気付いたことにちょいちょいチャチャを入れるのも、担任の先生方にも失礼であろうと、本番まで意図的に探らないようにしておりました。

いざ、本番。恐る恐る3階に出向いてみますと…おおお!なんとなんと!!

 

まず1年生!

飾りつけも、まともだ!不思議の国のアリスをモチーフにした、脱出ゲームとのこと。トランプを始め、飾りつけがテーマに沿っています。

 

 

絵がうまい生徒って、何処のクラスにもいるものですね…黒板も無駄にすることなく目いっぱい使用。

 

受付と、その後の各関門の様子。とんちのきいた問題を出してきます!

 

 

 

例えばこんな問題。

 

お客さんが脱出目指して問題を解いているところです。

 

2年生!

人文科探究ならぬ、人文科探鉱!!でモグラたたき。うまいな~ 

 

初日、公開開始後間もなくでしたが、すでにランキングに担任の名が・・・

 

人間もぐらたたき!!実は私が長年やりたかったのですが自分の担任するクラスでは実現しなかったアイディア。形や規模は異なるものの、同じ方向性のアイディアで先を越されました…いいなぁ

ここが人間モグラたたきコーナー。

 

こちらはメイン?の普通のモグラたたき。壁の穴からモグラが突き出てきますのでぶつ!立体的で楽しそう!

 

景品は文房具!高確率で無駄になりません。素晴らしい。

 

 そして3年生!

メイド カジノということで。こちらはカジノなのでトランプ!1年生と飾りつけが共通していて面白いです。

 

 

 電気を付けると部屋がピンク色っぽい空間になります。飾りつけの規模、グレードともに流石3年生! 

 

 テーブルによりメイド姿の親がついて、カードゲーム!よく見ると男子が化けたメイドも数人いました。

 ・・・ということでして、コロナのせいで3学年ともにまともな文化祭は初めてだったのですが、いい形で出展できていました!お疲れ様!

 

ここからおまけデス

 

 そして、実はコロナのあおりで生徒会が人手不足の折、なんと卒業生に声がかかり、学校としてよいだろうとお墨付きを得たうえで、2日目に全部で5世代くらいから、総勢十数人がお手伝いにきてくれました。その中には我が愛すべき自分のクラス(当然人文科)の卒業生も!現生徒会長たちの1つ上の世代の生徒会長と本部役員だった3人です!懐かしい!立派になって! 

 次の写真は準備の日の夕方、「許可が出れば手伝いに来る」と内定した日です。生物室に会いに来てくれました。私、嬉しくて少々デレデレしていますかね…?

 

これは本番中に実際に裏方の仕事をこなしている元会長です。かっこいい!!