人文科ブログ

6月21日(水)2年生「紙のポスター作り」

 昨年度は、事情によりポスター発表用の資料が電子版のみになってしまいましたが、やはりモノとして発表現場で負える役割と、手作業にも学ぶものが多いこととを考えまして、今年度は紙ポスター作製も実施しました。ただし、人文科や学校全体の日程的都合もあり、通常の火曜日7時間目「人文科探究」の時間では難しかったので、三者面談で午後が授業が無い期間中の放課後、特別にこの時間を設けました。

6月21日(水)2年生「紙のポスター作り」

 各班原則2名で、長机を2脚寄せてテーブルを作り、私物を置いたら前へ集合。まず主任の私から、この時間の作業について一通り例示しながら説明しました。

手順は次の通りです。

① この時間の流れの説明

② ポスター自体の作り方の説明

 1)自分のパワポポスター資料の裏面にナンバリング

 2)実物大見本を参考に、模造紙の方眼の左端に鉛筆で薄くナンバリング

 3)見本を参考に、A4版横のポスター10枚を順番に間違えず貼り付けるための位置ナンバリング

 4)見本を参考に、模造紙全体を「最終保管形態」に折りたたむ

 5)模造紙を開いて、正しい位置にA4ポスター資料を糊付け

 6)SDGsへの貢献について資料を10枚に含めていない者は、該当SDGsの付箋を添える

 

 説明が終わり、全員作業に入ります。

方眼を使って、薄くナンバリングしたら、見本品と同じように折って…

折れたら、原稿を配置してみて…

糊付けのイメージをしっかりもったら、1枚ずつ正確に張り付けていきます…

のってくれば、どんどん張り付けて…

張り付け終わった人から、「保管状態」にして提出し、片付けをして解散。

ポスター発表本番では、プロジェクターで資料を投映するすぐ脇に掲示しておく予定です。

 

ナンバリング、紙折り、糊付け…やはり、「工作」という行為は今の時代、どんどん減っているようで、ままならない生徒も見受けますが、だからこそ、これはこれで大切にしたい作業です。

 

さあ、来週本番!彼らの活躍を期待しています!