日誌

7月22日 文化祭に向けた買い物&四葉の出やすいシロツメクサ株の植え込み

いよいよ夏休み!

7月中は、本校では夏季講習があるので、原則部活は午後からです。

夏季講習に出席する部員も思いのほか多く、昼食も考えて、全体集合は14:00としました。

 

7月22日 文化祭に向けた買い物と四葉の出やすいシロツメクサ株の植え込み

 実はこの日の朝、出勤時に、古利根川沿いでボラの稚魚とおもわれるものが大量に「捕まえやすそうな状況で」いるのを発見していた私は、生徒たちに予定外の誘いをしてみました。「予定は文化祭に向けた買い物だけど、かくかくしかじかで、先に魚を捕りに行くのもいいよ?後半でちゃんと買い物は済ませようと思うけど、どうする?」と。顧問としては無理に予定を変えようとまでは思いませんでしたが、いい機会だとも思ったので、スマホで撮影しておいた画像まで見せてしまいました。

 いかがでしょうか、ワルイ顧問ですね!魚好きはむずむずしてしまうやつです。両画像とも魚影そのものの確認はできませんが、上の画像では左下の水面の粒々は稚魚の鼻面ですし、中央の不規則で細かいさざ波の下には1波につき1匹くらいの数で稚魚がうごめいています。ボラはよく水面の油やゴミを食べるので、こういう活動をするのです。下の画像も、画面の正味半分は魚影(が作る波)です。岸辺から近く、捕まえ方を色々とシミュレーションしてしまいます。

 部員たちはしばし話し合った後、予定通り、買い物をしっかり済ませることになりました。

 エライ!ちょっと寂しい?でもエライ!

 

 生徒たちが分担して買い物をする間、私はというと、とある河川敷にでかけて「四葉の出やすいシロツメクサ」の株を掘ってくる役割です。実は、文化祭の出し物案の1つ「お客さんに四葉を見つけてもらう」は生徒から出たものですから、当初はそういう株も生徒に見つけてもらおうと考えておりました。私は私で、数回前の活動で、皆で倉松公園で四葉探しをして以来、いざ生徒が見つけられない場合を考えて、顧問としてバックアップを取っておこうと学校周辺をうろつくたびにシロツメクサの群落を見て回っているのですが、必要で探すとなかなか見つからないものです。倉松公園から掘ってくるのは色々と具合が悪いので、掘ってこれそうな環境が条件ですが。

 今回の採取場所は、個人的に出かけてたまたま見つけた場所で、生徒が自分で堀りに行くには遠すぎます。またこの日の前後、世の中は新型コロナ第7波で行動制限をどうするか、いまいち見えない時期でもありました。活動自体、ずっと正常にできるとも限りません。これも部員と話し合って、「本来、自分たちで見つけてほしいけど、確保しておいてほしいならそうするよ」と投げかけると、「是非そうしておいてください」とのことでした。

 部員たちと同時に出かけ、河川敷へ。目星を付けていた複数の株の1/3程度、株数でいうと2.5株ほっど掘ってまいりました。

 掘る前に撮影。よろしければ探してみてください。5つ葉と4つ葉が凄い数あります。

 マメ科なので、移植を嫌う印象がありますが、「クローバー」ですから、まあ大丈夫でしょう。株の中心や、よくイレギュラー葉がつくランナー(オリヅルランやイチゴによくある、地下でなく地上を這う地上茎)を見極めて、ピザのようにショベルで必要分だけカットを入れ、深く掘りすぎないように地面から引きはがしていきます。

 

 さて、学校へ帰ると部員たちもきちんと買いものを済ませて自習していました。(いつのころからか、待ち時間に自習をする雰囲気が…)買ってきてもらった「苗箱」に私が持ち帰った株を植え付けていきます。苗箱が4つで、持ち帰った株が箱より大きかったので、一つの株を半分にして、4つシロツメクサマットを作ろうと思います。

 まずは土作りから。園芸の体験も大事です。苗箱に赤玉土を深さ2cmほど敷き、その上に腐葉土と黒土と赤玉土を2:2:1くらいで配合したもの(クローバーなのでまあなんでもよろしかろう)を2cmほど敷きます。

 

下は、かわりばんこに2:2:1をバケツで一所懸命攪拌しているところです。

 

 

 苗床が出来上がりました。側溝の格子の上でやっているのは、下から極小の赤玉土の粒が落ちるからです。

 

持ち帰った状態です。奥の苗は、最奥の部分が少し独立気味なので数的には3分割、手前の苗は一番手前の部分を切り取りました。

 

 各苗とも、苗周囲の隙間をまず注意深く用土で埋めていきます。

イネ科の芝のような植物としっかり雑じり合っています。経験則上、こういった場合は無理に不要植物を取り去らず、まずは傷ついた地下部分の発根を促す方がいいと思いますので、迷わずそのまま植え付けます。

 

半分終わったところです。給水をたっぷり。

この中庭は、夏季には直射日光が床を広く焼きますので、元気が出るまで置き位置に気を付けましょう。

 

もう別日の話ですが、様子を見ながら、2回ほど移動しました。

また、下の画像で右下の株が、特に珍しい形質を備えていたのに、枯れ始めてしまいました。株の中央と思われるところがカビ初めて、それが広がっていきます。この現象は、採取した場所でも少数ですが見られました。実はこのブログを作成している段階では、ほとんどなくなってしまっていますが、悪い予感がしたので、初期の頃に撮影をしておきました。 

 

下の写真で分かりますでしょうか。奇数羽状複葉が原則のマメ科のイレギュラーを説明しやすい状態です。

藤の葉の先端の複葉5枚を想像してください。

通常のシロツメクサの4つ葉や5つ葉は、複葉自体の柄の長さはほとんど差が無く、複葉が増えるたびに輪のようになっていくのですが、この株の5つ葉の場合(この株のイレギュラーは4つ葉より5つ葉が多かったのですが、きちんと撮影できたのがこの4つ葉だけでした)、先端の奇数3複葉(写真では2枚)が長めの柄に先につき、そこから少し離れて4枚目と5枚目が左右に展開します。(その特徴は判別できませんが、写真の右中央でこちらを向いている葉はそういう5つ葉です)。これまで、七つ葉、六つ葉、3.5葉、4.5葉、アカツメクサの四葉が出る株や、クズの5つ葉など見て来た顧問ですが、この形質は初めてです!よりによって全滅したら前年無念!

文化祭までに、どうなっていることやら。ほかの3箱はまあまあ順調です。

具体的な出展の仕方やポップなどは、主担当を決めてやってもらいましょう。

 

 

 おまけ画像です。

 本部で数年間管理している、花の色変わりの苗「薄紫色のツユクサ」です。コロナ禍以前、なぜか、苗を安価で販売したり無料で配布したりする場面で、人気がありませんでした。

 花は午前中でしぼみますし、文化祭の時期は、確かに花もほぼ終わっており、種を取るだけの苗になってしまってはいますが。

 やはり画像では、紫色から赤みが抜けて「薄青」に見えますが、本物は青紫でも赤紫でもない、「紫」を薄くした色です。ツユクサの花の色変わりとして、水色や白はたまに見かけますが、これはかなりレアものです!

 

株自体は、ツユクサの頑強さを残していますので、一度植えてしまえば、かなりいじめても開花までいきます。変わった植物がお好きな方、今回の文化祭はまだ今のところ事前の申し込みで在校生の保護者の方と中学生と保護者の方は入れますので、よろしければGETしてください!