日誌

7月29日 フィールドワーク「亀・魚捕獲実習」

このところ、事前にフィールドの下調べをしておくとうまくいかない、という変なジンクスが…

7月29日 フィールドワーク「亀・魚捕獲実習」

 文化祭出展に向け、また1年生入学後初めての本格的な魚捕り、とうことで本校グラウンド脇の用水に行きます。その前に、迷わず亀捕りへ。ここ数日確認していてこの日の朝もちゃんと確認した、絶対誰でも捕れる、という状況でミシシッピアカミミガメが大小うようよいるところに行きます。

学校正門から自転車で7分?次の写真の用水です。

 

ほんの30mないくらいの範囲で、最も多い時で大小10匹以上いて、水深が浅く水もある程度透明で亀が逃げられない状況で、生まれて初めて野生のカメを捕る者には絶好のポイントです。…が。この日の朝の確認時にも4,5匹いたのです…が。あら??いませんね!なぜに?よ~く探すとやっと1匹。これでは生徒も盛り上がりません。適当に網を入れると、小魚は多少いるので入ります。亀の成果なし。30分程度ここで過ごした後、本番のポイントへ移動。

過去に何度か採集にきているところです。このところ終点の水質がよく、透明で水中に何がいるかよく見え、かつ水深が浅くなてきています。

 

終点(最上流)から下流10mほどのところを網で完全にふさいでいけす状態を作り、いざ皆で捕りまくり…といいたいところですが、たも網の径が小さく、網自体も深くないので、魚にとっては悪意のある障害物として認識しやすく、魚はなかなか網の中へは入りません。また水面の位置が、柵の内側でかつ地面からは1m程の深さにありますので、決して捕りやすくはないのです。

 

本日の成果。今回はなんだか記録してみました。

新入の2年生N君:フナ1

 

 

2年生H君:モツゴ(関東名クチボソ)8、ミシシッピアカミミガメ1

 

 

1年生女子Kさん:フナ1、モツゴ9

 

 

1年生M君:カダヤシ14(特定外来生物につき逃がさず殺さず生かさずのショブン) 

 

1年生L君:フナ1、モツゴ12

 

 

2年生D君、フナ3、コイ1、モツゴ6

 

 

メダカとカダヤシの区別を実物で学びました。左がカダヤシ(カダヤシ科)、右がメダカ(ダツ科)。

こうしてみると、異なることばかりで、同じだと言える部分の方がみつかりません。コレらを同じだと言ったら人間とゴリラも同じ。目があって鼻があって口があって…レベル。慣れない方は、例えばヒレ1つというように部分部分切り取って比べてみてください。

 

最後に、成果を全て1つのタライに入れました。採集日時と場所を記録して、文化祭まで生かしておきます。