【生物部】9月25日(月) フィールドワーク「虫捕り/自然観察」
【生物部】9月25日(月) フィールドワーク「虫捕り/自然観察」
文化祭明けの初めてのフィールドワークです。放課後の日がどんどん短くなっていきますので、行けるときには行かねば!
今回も部員に3択ほど提示して決めてもらいました。
①魚捕り
②主にバッタ系虫捕り&観察
③クズの変わり葉探し
②の虫捕りに決まりました。捕虫網を持参するしない、獲物キャリアを持参するしない、も各自に任せました。
2年生たち、フィールド入りすると早速どんどん何かを捕り始めます。
1年生Rさん、やる気が無いのではなく「手掴み派」。技巧派です。いいですね!
2年生がシオカラトンボを捕りました。シオカラは水色がオスで、メスはムギワラトンボという愛称があり、色はくすんだ緑や茶色や黒のまだらです。
フィールドは、本校第2グラウンド前、昔から「8の字」と呼んでいるランニングコース脇です。
道路の反対側のクズの藪に交じって用水の金網沿いに無理やり生えている桑かなにかの枝先に、キモチワルイ虫を私がみつけました。見立ては、「シャチホコガ」の一種ではないかと。
尺取虫と違って、体の中ほどから先を空中に立てて静止して、木の枝のふりをしています。シャチホコガの仲間は、名前が正真正銘「シャチホコガ」(検索してみてください!)であるものの幼虫が最も奇怪な形をしています。もはや蝶や蛾の幼虫のイモムシケムシとは思えない姿!これを筆頭に、仲間内にはかなり変な形のイモムシが多数います。
現地では、先端に突き出しているのは脚(イモムシケムシは、体の後半に成虫になると無くなる偽物の脚(腹脚)が何対かありますが、本物の脚もちゃんと3対、頭のすぐ次にあります。シャチホコガはその本物の脚が異常に大きく長く立派になります)かと思いました。つつくと嫌がって空中に突き出した部分を縮めます。後で、画像を拡大してよく見てみましたら、どうも細く突き出した部分の先端が頭のようです。
虫かごではありませんが、ダイ〇ーで購入した折り畳み可のプラケースです。中に獲物がわらわらと。
クズの花穂です。ファンタグレープの匂いがします。と、知っているので部員に伝えてみましたが、自分では嗅ぎませんでした。部長は「ああ~、確かに」と言っていましたよ。
部員たちが「スズメバチの巣がありそう」と騒いでいた藪です。確かに、1匹、また1匹と出たり入ったりしています。
一見スズメバチにも見えなくもない、「ホウジャク」というスズメガの仲間もスズメバチに交じって、花から花へホバリングしながら蜜を吸っていました。
あっという間に暗くなってきました。時間こそまだそれ程遅くないのですが、部室に戻ってまとめをしましょう。
↓ 一番沢山いるのが、ウスイロササキリ。キリギリス科、ササキリ属の最普通種。大きい3匹はイナゴ、中央の1匹だけ小さいのがオンブバッタのオスです。
出かける前に、冗談で「バッタ関係を1人3種類捕まえてきなさい!」ととばしたのですが、全員で3種類捕ってこれましたね。
ササキリがしきりに触覚を丁寧になめ整える様や、イナゴをつかんで体の構造を色々と観察したあとは、部長が代表して田んぼ側の窓からリリース!
のどかな時間になりました。