2023年12月の記事一覧
【陸上競技部】冬期強化合宿 前編
2学期も終わり冬休みを迎えました。本校陸上競技部は年末に千葉県の九十九里にて冬期合宿を行っています。まずはインフルエンザやコロナウィルスが流行する中、心良く我々を受け入れていただいた旅館の方々、また実施することにご理解とご協力いただいた保護者の皆さまに感謝申し上げます。ありがとうございました、おかげさまで大変有意義な3泊4日を過ごすことが出来ました。
合宿を行うにあたって選手たちには「せっかくお金と時間を使って行うのだから意味のあるものにすること。意味のあるものにするためには道具や荷物はもちろん、しっかりと気持ちも準備をして臨まないといけないよ。」とここまで話をしてきました。出発前のミーティングでも彼らには「チームとして、個人として『殻を破る』『限界を突破する』ことが目標。そのためにあらゆる場面で率先して積極的な行動を取ろう。何事にもポジティブに取り組もう。」と指示をしました。この合宿の大テーマは『限界突破』です。
私自身にとっても本校での初の合宿です。楽しみと不安が半分半分といった気持ちでスタートしましたが、選手たちは到着からなかなか神妙な顔つきでした。笑
練習は8の字走から始めましたが初日からグロッキー状態です。特に1年生はまさに未知との遭遇、これまで生きてきた中でこんなに辛いことがあるのかといった様子でした。しかしきっちりとやりきった点は評価出来ます。初日としては良いスタートが切れた印象でした。そのあとはダイナマックスを使ったリレー、補強を行って初日のトレーニングは終了です。
宿に戻って食事・ミーティング・入浴・ケアして初日が終わります。
暗いうちから朝練習開始です。
2日目は場所を移して千葉県昭和の森です。
この合宿唯一の砂浜ではないトレーニングでしたが、午前も午後もガンガン行きます。これでもかというくらいに坂を上って上って上りまくりました。選手たちはこれまでの人生で走ったことのない量を走ったことと思いますが、苦しいながらもみんなでやり切ってくれました。徐々にですが顔つきも変わってきました。宿に戻って食事を摂り2日目も終了です。いよいよ勝負の3日目へ・・・後編に続く
【陸上競技部】冬季練習③
期末考査も終わり全体練習を再開して1週間が経とうとしています。やはり勉強疲れもあるようで再開当初は動きが悪い印象がありました。そんなことよりもまず取り組む姿勢に私が納得いかず厳しい言葉をかけることもありました。「出来ない」ことと「やらない」ことは違います。我々が取り組んでいる陸上競技は継続性のスポーツだと私は考えています。「やれる」ことを日々コツコツと積み重ねて「出来る」ようになるのです。また「出来るようになったこと」を日々コツコツ積み重ねて強くなるのです。「やれる」ことすらやらない選手は強くも速くもなりません。せっかく頑張るならちゃんと頑張ろうと声をかけました。言われれば実直にやれる子たちなのでガラッと雰囲気がかわります。これが自発的に出来るようになってくるとより戦える集団になるねとも伝えました。
今週の金曜日に終業式を迎えると来週の月曜日からは冬季合宿です。冬季トレーニングの山場に位置付けしています。ここを乗り切れるだけの準備をしっかりとやって臨んでほしいと思います!