校長だより

2017年9月の記事一覧

校長室だより【H29.9.4】

 本日も涼しい朝を迎えました。季節は確実に秋へと移っているように感じます。気温変化に合わせた体調管理ができるよう心掛けてほしいと思います。本日、全校生徒に校長室だよりを配布しました。こちらから御覧ください。 → 校長室だより:20170904.pdf

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2学期始業式あいさつ

 例年と比べて涼しい中での始業式となりました。生徒が元気な姿で登校してきたことが何よりです。2学期は生徒一人一人が学習に部活動に地固めをして力を養う学期にしてほしいと考えています。始業式では以下の話をしました。

 夏休み中の工事で、生徒の皆さんには大変不便をかけました。工事が全て終了したわけではありませんが、トイレをはじめ施設設備が新しくきれいに、そして使いやすくなりました。今まで同様にていねいな掃除に心掛け、きれいな状態で使ってほしいと思います。 

 さて、次のような話があります。博多出身の飲食店の店主が、ニューヨークに進出して店を開き、博多名物の辛子明太子をメニューに入れて大ヒットさせました。

 当初、辛子明太子では現地の人に分からないと考えた店主は、「タラの卵」というメニューで出しましたが全く当たらない、逆に苦情が殺到したそうです。アメリカでは「タラの卵」を生ゴミとして捨てるもので、「生ゴミをメニューにしている」という強烈な悪口まで言われるようになったそうです。

 どうしても辛子明太子をメニューに残したいという強い思いで、必死に知恵を絞って新しい名前を考え出しました。その名前が「博多スパイシーキャビア」。

 これによって、辛子明太子は大当たり、シャンパンに合うと大評判になり、生ゴミが高級食材に変身したそうです。

 この話からは、二つの事を考えさせられます。

 一点目は、この店主が、失敗を糧として、諦めずに努力を継続することで成果へとつなげていくことができたこと。

 二点目は、情報や既成概念を鵜呑みにするのではなく、自分自身で確認して判断していく大切さ。1学期の朝会で若菜教頭先生からあった「先入観にとらわれない」と言う話にも通じています。

 諦めず努力をする、自分で考え判断していく。このことを踏まえ、充実した2学期となるよう取り組んでください。 

 最後になりますが、1学期終業式に話した私の計画の実施報告をします。7・8月の2か月で750km走ると話しましたが、川内優輝さんに負けないように夏休み中に40km走を7回行い、合計で766.5km走り、取り敢えず計画は実行することができました。

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