校長だより

2018年5月の記事一覧

人文科 研究発表会開催!

 5月30日(水)午後3時50分より、人文科24期生によるポスター発表が行われました。
 ポスター発表というのは、大学や大学院、研究者の研究会などではメジャーな発表スタイルで、壁に各自の研究をまとめたポスターを貼り、聴衆を集めてプレゼンする、というものです。
 今回のポスター発表でも、41人の生徒が、それぞれの研究テーマに沿って、熱いプレゼンを行っていました。その様子を少しご紹介します。








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激闘! 学総体バレー 東部地区予選

 5月29日(火)、越谷市立総合体育館で、学総体バレー東部地区予選が行われ、女子バレーチームが予選を勝ち抜き、見事県大会出場を決めました!
 一方、男子チームも1回戦突破、2回戦に進みましたが、あと一歩のところで県大会出場はかないませんでした。

 女子チームは1回戦、久喜北陽と対戦、25-22、22-25、25-23と、フルセットの激戦を制して勝利、2回戦、蓮田松韻戦も26-24、21-24、
25-17と、やはりフルセット戦っての勝利で県大会進出です。ぎりぎりの闘いでも最後までやり抜く「意志の強さ」を感じました。












 一方、男子チームは1回戦、越谷東に対して25-13、25-18と圧倒して勝利。2回戦の越谷西戦では第1セット23-25と善戦ながら落とし、第2セットも乗り切れず、敗戦となりました。しかし、本当に紙一重の敗戦、すばらしい戦いでした。












女子チームは、県大会、強い気持ちで戦い抜いてください。男子チームもさらに精進して、一段と強いチームを目指してください。
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「芥川のアフォリズム」校長講話

 皆さんは、芥川龍之介という作家についてはよく知っていると思います。国語の教科書には『羅生門』が掲載されていますから、誰でも一度は触れることのある作家です。芥川には他にも名作がたくさんあって、初期には、夏目漱石に激賞された『鼻』『芋粥』など、中期には滝沢馬琴に題材を取った『戯作三昧』や松尾芭蕉の臨終の場面を描いた『枯野抄』など、そして晩年には『河童』『歯車』『或阿呆の一生』といった作品を残しました。そんな芥川龍之介の作品に、『侏儒の言葉』という、一風変わった作品があります。これはアフォリズムという、短い言葉で鋭く真実を描くジャンルの作品で、パスカルの『パンセ』などもこのジャンルになります。その『侏儒の言葉』のなかに、こんな言葉が出てきます。

 「運命は偶然よりも必然である。『運命は性格の中にある』という言葉は決して等閑に生まれたものではない」

 つまり、芥川は、「運命というのは、実は、私たちの性格の中に潜んでいるんですよ」と言っているのです。

 「こうなるのも運命だ」とか、「なんて運命だ」などと、人はよく嘆きます。そしてそのとき、運命は自分以外の何かによって決められていて、あきらめるしかないと考えます。しかし、それは違う、と芥川は言う。「そういう運命を呼び寄せたのは、あなたの性格、パーソナリティですよ」と。

 たとえば、何をやっても、いつもあと一歩のところで失敗したとする。そんなとき、人はつい思います。「自分はうまくやれない運命なんだ」と。けれど芥川に言わせれば、あと一歩のところで、臆病になったり、雑になったりする、その人の性格・人格が、失敗する運命を招き寄せているのだ、ということになります。確かにそうかもしれませんね。だとしたら、運命は変えられます。性格を変えればいいんです。

 そんなことはできるはずがない、と思いますか。いえいえ、そんなことはありません。だって、皆さんは生まれてすぐに、今の性格になったのでしょうか。そうではないですよね。成長するにつれ、だんだんと今の性格になっていったのでしょう。「生まれつき」なら変えられないかもしれないけれど、「だんだんとなっていった」のなら、「だんだんと変わっていく」こともあるはずです。

 そもそも、性格・人格とはどのようにして作られていくのか。私は、性格とは、「したこと」によって作られていくと考えています。たとえば、日本に不慣れな外国の方が、電車の乗り継ぎで困っているのを見たとき、声をかけて助けてあげる。そうすると、その行為によって、その人の心は少し優しくなる、そして勇気が持てるようになる。逆に困っている人を無視して行ってしまうと、そのことでその人の心は少し冷たくなる。毎日の、こういう積み重ねで、人の性格は作られていくのではないでしょうか。そう、つまり「今、何をするか」によって、その人のは作られ、どんどん変わっていくのです。

 さて、皆さん、一日一日を大切に行動する人、今、このときを充実させようとする人は、その積み重ねで、運命を切り開く資質を確実に身につけていきます。だからポジティブに、アクティブに、毎日過ごしていってください。そして運命をも味方につける人となって、皆さんの夢を実現してください。


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男子バスケ、県大会ベスト4進出!

5月18日(金)越谷市立総合体育館で、関東高等学校バスケットボール大会埼玉県予選会が行われ、本校男子バスケットボール部は本庄東高校と対戦、87―53で見事勝利し、県大会ベスト4に進出しました!

序盤は本庄東に一時リードを許す厳しい展開でしたが、次第に盛り返し、前半終了時には37―32、5点リードで折り返し。










後半に入ると、春日部東は一気にエンジン全開、点差をじわじわと広げ、本庄東を突き放します。








最終的には87―53で快勝!ベスト4を決めました。
さぁ、次は準決勝。テッペン目指して頑張ってください!


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女子100×4リレー決勝進出!

 5月11日(金)、熊谷スポーツ文化公園にて、高校総体陸上県大会が開幕し、4日間の熱戦が繰り広げられます。
 東高は第一日目、女子100M×4リレーで、予選、準決勝を突破し、決勝進出を決めました。








 ゴール直前の競り合いを制し、準決勝予選2組2着で決勝進出です。おめでとう!

 その他、第一日目のスナップを少しご紹介。






 残り3日、全力で頑張ってください。
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Good job! 吹奏楽部

4月29日(日)、道の駅庄和にて、吹奏楽部の演奏会が開催されました。当日は天気にも恵まれ、100人を超すお客さんに囲まれ、大盛況でした。




素晴らしい演奏はもちろん、趣向をこらしたパフォーマンスで観客を盛り上げます。


楽しい演出に、訪れていた男の子も思わず踊り出していました。




30分と、短いコンサートでしたが、とても楽しいひと時を地域の方々にプレゼントできたと思います。これからのさらなる活躍を期待します。
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