校長だより

2019年1月の記事一覧

西関東アンサンブルコンテスト、出場おめでとう!

 1月27日(日)、新潟テルサで開催された西関東アンサンブルコンテストに、本校吹奏楽部が出場し、みごとな演奏を披露しました!
 


 このコンテストでは、各県大会を突破した25校の強豪が集い、全国大会に向けて腕を競い合いました。本番の様子は、撮影禁止のためお届けできませんが、リハーサルの様子を少し紹介します。
 
 
 
 


 さすがに関東大会だけあって、レベルはとても高いコンテストとなりました。東高は銅賞でしたが、あと一歩で銀賞、堂々としてすばらしい演奏でした。
 今回のひのき舞台での演奏は、とてもいい経験になり、すばらしい思い出となったと思います。この経験をこれからに活かし、さらに活躍していってください。

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3学期始業式・校長講話

 江戸時代の中頃、米沢藩を治めていたのは上杉鷹山という人でした。鷹山は藩主として、財政破綻しかかっていた米沢藩を立て直しました。その人のことばに、こういうものがあります。
  なせばなる なさねばならぬ なにごとも ならぬはひとの なさぬなりけり
 解釈すると、「やれば実現する、やらなければ実現しない、いかなることもそうだ、実現しないのは人が、やらないからだ」ということで、つまり「やればできる」というメッセージとして世間では受け取られているようです。
 わたしは、少し違う解釈をしています。「実行しなければ、始まらない、どんなことも、目標を定めたら、まず、実行することだ、それが大事なのだ」という意味で鷹山のことばを受け取っています。
 皆さんは、目標を定めていますか。もし、目標が定まっているのなら、目標を実現するために、まず一歩進むこと、それがなにより大事です。小さな一歩でも、その積み重ねは必ず大きな前進につながっていきます。
 皆さんが今年、目標に向かって大きく飛躍することを記念して、新年および三学期当初の挨拶とします。
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2学期終業式・校長講話

【埼玉県のシステム移行に伴い消去されたページの復元を行っています】

 去る11月16日、京都大学iPS細胞研究所、通称CiRA(サイラ)から、「ヒトiPS細胞からがん免疫療法の効果を高める再生キラーT細胞の作成に成功した」とのニュースが報じられました。キラーT細胞というのは、がん細胞を攻撃する免疫細胞で、それをiPS細胞から作ることができるようになったのです。京大のiPS細胞研究所・所長といえば山中伸弥先生、あのノーベル賞を受賞した先生ですが、このニュースを耳にしたとき、山中先生の強い思いを感じました。

 話は突然変わって、来年は日本で、ラグビーのワールドカップが開催されます。かつては、日本人は体格で劣るから、日本のテクビーは世界に通用しない、などといわれたものですが、それがワールドカップを開催できるほどに強くなった。そこまで日本のラクビーを育てた立役者の一人に、平尾誠二という選手がいました。平尾さんは第2回ワールドカップに主将として出場、そして日本にワールドカップ初勝利をもたらしたのです。この勝利から、日本のラグビーは世界へと飛躍していったといえるでしょう。

 その平尾さんは、一昨年の10月、まだ53歳という若さで、お亡くなりになりました。癌だったのです。そして彼の親友こそ、京都大学iPS細胞研究所所長・山中伸弥先生だったのです。

 平尾さんは医師から末期癌であることを告げられたとき、「嘘やろ」とひとこと言っただけだったそうです。そしてしばらくして、「山中先生にちょっと相談するわ」と言って、電話をかけたのでした。末期癌であることを知らせたのは、家族以外、山中先生ただ一人、それだけ厚い友情で二人は結ばれていたのです。

 山中先生はすぐに平尾さんのもとに駆けつけ、こう言いました、「今の状況は、試合後半で相手にリードを許しているような感じです。でも、平尾さんはそこから何度も逆転しましたよね。肝心なのは生きる力だと思います」と。この時から、二人の癌との戦いが始まりました。

 山中先生は、実は、癌治療の専門家ではありません。再生医療という、まったく別のタイプの研究者なのです。それで山中先生は、必死で癌の勉強をします。そして、多くの専門医に会って、治療の依頼をします。そうやってベストの選択肢を見つけては、平尾さんと二人三脚で、癌と闘っていったのです。

 余命三ヶ月と言われた平尾さんは、それから一年以上、家族と、そして親友である山中先生と、生きることができました。しかし、平成28年10月20日早朝、平尾さんは旅立ちました。平尾さんの告別式で弔辞を読んだ山中先生は、平尾さんの遺影を前にして、「平尾さん、治してあげられなくて本当にごめんなさい」と泣いていらしたそうです。

 それから2年あまり、ついにiPS細胞が癌治療に応用される日がやってきました。山中先生が所長を務めるCiRA(サイラ)で、若手の研究者二人が中心となって、キラーT細胞を作りだしたのです。これまで治すことのできなかった癌患者を、治せる可能性が広がったのです。この研究がここまできた背景には、山中先生と平尾さんの友情、山中先生の強い思いがあるように思えてなりません。そう、人間の偉業の背後には、こうした強い思いがしばしばあるのです。

 もうすぐ平成が終わります。新しい時代が来ます。みなさんは、その新しい時代を、どのような思いを胸に生きていきますか。この冬休み、そんなことを少しでも考えてみてください。
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東高ダンス発表会開催

【埼玉県のシステム移行に伴い消去されたページの復元をしています】

12月18日(火)、本校のダンス発表会が開催され、1年生11チーム、2年生11チーム、計22チームが素敵なパフォーマンスを披露してくれました。

1年生は初めてのダンス発表会、初々しい演技でした。
 
 
 


2年生はさすがでした。
ダイナミックなダンスあり、ちょっとファンキーなパフォーマンスあり、それぞれのチームがそれぞれの個性を発揮していました。
 
 
 


1月30日(水)に幸手桜高校で開催される東部地区ダンス発表会に参加する代表に選ばれたのは、作品名「7 11(Seven Eleven)」(2年生)です! 東部地区大会でも頑張ってきてください!
 
 
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吹奏楽部、関東大会出場決定!

【埼玉県のシステム移行に伴い消去されたページの復元をしています】

12月27日(月)、久喜総合文化会館で、第42回埼玉県アンサンブルコンサートが開催され、春日部東高校はクラリネット八重奏で金賞を受賞、西関東大会への出場が決まりました!また、打楽器八重奏も銀賞を受賞、いずれも本校始まって以来の快挙です。
吹奏楽部の皆さん、おめでとう!
西関東大会は1月27日(日)新潟で行われます。また、楽しい演奏を披露してきてください!


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今年の芸術鑑賞会はミュージカル!

【埼玉県のシステム移行に伴い消去されたページの復元をしています】

12月13日(木)、春日部市民文化会館で、芸術鑑賞会が開催されました。
今年はミュージカルオムニバス「The Greatest Musicals11」
ほとんどの生徒がミュージカルは初めてで、素敵な歌とダンスを心から楽しんでいました。
キャストの皆さん、ありがとうございました。
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