校長だより

2019年9月の記事一覧

秋季演劇発表会開催!

 9月28日(土)、パストラル加須にて、埼葛地区の秋季演劇発表会が開催され、春日部東高校演劇部はトップで上演、みごとな演技を披露しました。


 上演作品は「ことのは」、幕末を舞台とする作品です。役者は、せりふ回しも見事で、迫真の演技でした。また、照明や音響、効果も凝っていて、すばらしい作品に仕上がっていました。
 


 最後の場面で、桜の花が舞い散りますが、これには観衆も息をのみました。感動を呼んだ舞台、演劇部のみなさん、本当にありがとう!これからも頑張ってください。
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人文科講演会、大津先生来校!

9月11日(水)午後2時より、イオンモール春日部のホールにて、人文科講演会が開催され、今年は言語学者として高名な大津由紀雄先生においでいただき、とても興味深く含蓄のあるお話をしていただきました。
「ことばは人間だけに与えられた宝物である」
「階層構造を作れるのはヒトに固有な属性である」
「赤ちゃんは、遺伝的に与えられた、ことばを身につける力と言語経験を使って、自分の母語を形成する」
「ことばの力を十分に活かすためにはことばの性質をきちんと理解し、ことばを制御して使えるようになることが大切である」
など、身近な「ことば」に、これだけ深い世界が広がっている、ということを伝えてくださいました。人文科の生徒諸君にとっては、とてもすばらしい知的体験になったと思います。ご講演のあとの質疑では、生徒から、なかなか鋭い質問が飛び、大津先生は丁寧に答えてくださいました。
大津先生、ありがとうございました。
 
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春東祭クロージングセレモニー

9月9日(月)、まだ台風の余波が残る中、第43回春東祭クロージングセレモニーが行われ、今年の文化祭は全日程を終了しました。
セレモニーでは、「あっち向いてほい大会決勝」や「未成年の主張」などが行われ、大盛況のうちに会は終了しました。
生徒会の皆さん、文化祭実行委員会の皆さん、お疲れ様でした!
 
 
 
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高校野球秋季大会・好発進!

高校野球秋季大会が開幕し、春日部東高校野球部は上々の発進となりました。
 9月 8日(日) 春日部東7-2久喜工業
 9月11日(水) 春日部東12-1春日部工業(7回コールド)
どちらの試合も、投手陣が踏ん張り、打線が爆発、完勝でした。いよいよ県大会、さらなる飛躍を期待します。
では、1回戦、久喜工業戦の様子を少しご紹介します。

【力投の四投手】
 
 
 


【鉄壁の守り】
 
 
 
 
 


【打線爆発】
 
 
 
 
 


県大会、頑張ってください!
 

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第43回東春祭・一般公開

今年も春東祭一般公開に、大勢のお客様がお出でくださいました。


まずは、文化部の活動をご紹介。
〈吹奏楽部〉
 
 
〈演劇部〉
 
〈音楽部〉
 
〈ギター部〉
 
〈美術部〉
 
〈書道部〉
 
〈茶道部〉
 
〈華道部〉
 
〈化学部〉
 
〈地学部〉
 
〈生物部〉
 
〈文学部・漫画アニメ部〉
 
〈写真部〉


当日は、教室や中庭でもたくさんの企画があり、大盛況の文化祭でした。
 
 


ご来校くださいました皆さま、ありがとうございました。来年はさらに活気のある文化祭にしていきたいと思います。楽しみにしていてください。

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まもなく文化祭!

 いよいよ明日(9月6日)、明後日(9月7日)、文化祭が開催されます。
 準備は、着々と進んでいます。
 
 


 今年のテーマは、「百花斉放!」
 一般公開は、9月7日(土)午前10時~15時です(最終入場は14時半)。
 大勢の皆様のご来校をお待ちしております。
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二学期始業式・校長講話

 みなさんは、渡辺和子さんという方を知っていますか。九歳の時、二・二六事件でお父様を亡くされ、その後、成人して大学を卒業してから、いろいろな思いがあったのでしょう、修道院に入られました。そして、何と三十六歳という若さで、岡山県にあるノートルダム清心女子大学の学長に就任されたのです。
 初めての土地、思いもしない役職、未経験の出来事の連続で、渡辺さんは逃げ出したいと思うほど、追い詰められてしまったのです。そんな渡辺さんを見かねたひとりの神父さんが、短い詩を記した紙を渡してくれたのです。そこには、こう書かれていました。
 置かれた場所で咲きなさい。
 その言葉を見た渡辺さんは変わりました。置かれた場所に不平不満を持ち、他人の出方で幸せになったり不幸せになったりしているのでは、環境の奴隷でしかない。今いる場所で、自分らしい花を咲かせよう、そう決意したのです。
 この決意は、人間にとってとても大切な決意だと思います。今、この時は、もう二度と戻ってこない。今、ここで精一杯やるべきことをやり、そしてそんな自分を笑顔で自己肯定する。そうすると、人生は大きく動き出すのだと思います。
 もちろん、笑顔で過ごせる日ばかりでは無いでしょう。そんなときは、無理に咲かなくていい、根を下へ下へと降ろして、根を張るのだ、と渡辺さんはいいます。うまくいかないときは、そのうまくいかないという経験も、後にすばらしい花を咲かせるための準備になっているのだ、ということでしょう。
 渡辺さんは、三年前の十二月、八十九歳で逝去されました。私たちは渡辺さんが残された言葉の意味をかみしめ、私たちなりの花を咲かせることができたらすばらしいと思うのです。
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