2017年8月の記事一覧
進路指導主事からのメッセージ 第6回(最終回)
説明会では多くの大学で、「入試制度改革に取り組んでいます」「グローバル化に対応した外国語プログラムを準備しています」という説明を受けます。また、日本社会や世界に目を向けると、AI技術や不安定な国際情勢など、今まで私たちが経験したことがない猛烈なスピードで日本や世界が変化しています。このような逆境や負荷がかかった世界に立ち向かっていくためには、「何事にもあきらめずに挑み続ける力」が要求されます。この力は、主に部活動を通じて養われるものだと思います。本校卒業生の多くも、「入試を突破するためには、部活動を頑張ってやり切ること」と話しています。学力を身につけることはもちろんですが、部活動にも一生懸命取り組んでください。そして、受験に耐える精神力や体力、そして、変化の激しい社会に立ち向かっていく「挑み続ける力」を身につけてください。(おわり)
進路指導主事からのメッセージ 第5回(全6回)
各大学の入試担当者は、説明会で必ず「教科書レベルの勉強をしてください」「センター試験の問題を徹底的にやり込んでください」「過去問を徹底的に勉強してください」という3点を強調されます。つまり、大学入試は「基本的な問題を当たり前に解くことができるか」という力を見ているのです。確かに難しい問題が出題されることもあります。しかし、合格を勝ち取る受験生は、教科書レベル、センターレベルの問題を落とさずに、確実にものにしているそうです。
では、「教科書レベルの力」とはどのような力が要求されているのでしょうか。基本的には、センターと私大とでは解答を導き出す「アプローチの仕方」が違います。
・センター試験は、1つの解答を導き出すために「教科書レベル」の複数の知識が要求され、それを正しく組み合わせて解答する力が求められる
・私大入試は、センター試験で求められる力に加えて、「教科書レベル」の知識を正しく記述できるかという力も要求される(つまり、教科書を「すみ」から「すみ」まで理解する必要性がある)
大学入試は、「教科書レベル」の知識習得とともに、上記の力も要求されます。だから、センター試験、私大入試ともに生徒たちは「難しい」と感じるのだと思います。(つづく)
進路指導主事からのメッセージ 第4回(全6回)
今回は「Web出願」についてです。ここ数年加速度的に増加し、最近では私立大学の大多数の大学で導入され、国公立大学でも導入が始まっています。もはや紙の願書は「過去のモノ」になりつつあります。Web出願は願書不要、24時間出願が可能、検定料割引、併願をからめた更なる割引制度など様々なメリットがあります。
しかし、注意が必要な点もあります。Web出願といっても、出願登録シートをプリントアウトし、調査書や検定料支払証明書等必要書類と一緒に郵送しなければなりません。この郵送まで終了したところで手続き完了となります。最近、Web上の手続きを済ませて完了と錯覚し、出願期間が過ぎてしまい、実際に受験できないというケースが多発しています。
また、検定料が割引になるケースもあり、○○大学だけを何回も受験するということもあるかもしれません。この場合、同じレベルの大学を何回も受験し続けるわけですから、「全滅」してしまう危険性もあります。この辺りも考慮しながら出願、受験をする必要もあります。(つづく)
進路補習、中盤戦終了
3年生の進路補習は8月に入ってからも続いておりますが、中盤戦が終了し、夏休みも折り返しとなりました。3年生の皆さん、400時間に向けて順調に進んでいますか。なかなか順調に進まず苦しんでいる人もいるかもしれません。でも今はひたすらやり続けるしかありません。成果を感じることができるようになるまでには時間がかかります。まだあと半分も夏休みがあります。勝負の夏、少しずつ前進してください。
3年生 リスニング演習の様子
進路指導主事からのメッセージ 第3回(全6回)
2020年度の入試制度改革に伴い、「英語外部検定試験」の積極的活用が見込まれています。これに伴い、各大学では英語外部検定試験を利用した入試方式が大幅に拡大される傾向にあります。この方式としては、現段階では以下の2パターンに大きく分類されます。
1、出願資格型...例)英検2級以上取得している生徒は出願できるor英語の試験を免除する
2、得点換算型...例)入試の英語配点が100点で、英検2級は80点、準1級は90点、1級は100点というように、各大学の英語試験の得点に換算する
どちらのパターンにしても、高校2年生以降に取得した資格が有効になるケースが多く、各大学によって、出願資格や得点換算の基準は違います。また、2020年が近づくほど、英語外部検定試験を利用した入試が増加することは間違いありません。まずは、自分が志望する大学の学校案内等で確認し、対応できるようにすることが必要になってきます。(つづく)