人文科ブログ

2022年6月の記事一覧

6月28日(火) 2年生 ポスター発表本番!

 とうとうこの日がやってまいりました!

 ポスター発表は、単発の要素が大きいサマースクールなどと違い、学校設定科目「人文科探究」の活動ど真ん中のイベントです。この後、2年生は論文の完成に向けて冬までまっしぐらになりますが、今後の「論文作成」はまた、いわゆる授業の中での作業になりますので、このポスター発表が人文科2年生にとって最大にして最後の人文科探究内学習イベントになります。

 

6月28日(火) 2年生 ポスター発表本番!

 毎年、心配の多かった1年生が、あのこもこのこもいつの間にか大成長して魅せてくれる、そんなイベントです。

 このイベントも、長く見ればちょうど1年ほど前に論文作成に向けてネタ帳作りから始まり、あともう半年、今年の冬の論文完成まで、あくまでも一連の流れの中にあります。

 ですが、大きな区切りとしまして「ポスター発表」に限ってみれば、1年生から2年生になる春休みにおける、パワーポイント原稿作りの前段階—アナログ原稿作成の宿題から始まり、1学期間毎週火曜日7時間目にPC室にこもって入力作業×調整、という具合に準備をしてきました。また1学期の間に、生徒それぞれが個別指導担当にも何度もご指導をいただいております。先々週にはリハーサルも済ませています。

 その集大成が今日!ここに向けて注いできた労力がいったん実る場です!

★目的:(会社などの企画プレゼンと意味合いは異なります)論文完成を前に、自分の研究の論の展開が適切かどうかを確認するために、ポスター発表形式で発信して、聴衆であるクラスメイトや教員に質疑応答を通じて揉んでもらい、そのフィードバックを論文の完成度を上げるために役立てる。また、いわゆる発表形式での発信活動を体験して、今後につなげる。

★場所:3階人文科フロアの5教室(3年生の教室は含めず)

★参加者:2年生(発表者&聴衆)、1年生(聴衆)、職員(聴衆) 

  ※コロナ前は保護者の皆様へもご案内させていただいておりました…

★形式:班別に、プロジェクターのスクリーン投影によるパワーポイントプレゼンテーション

★発表者持ち時間:3分

★質疑応答:3分

★2年生班構成:各班6~7名、含班長・副班長・司会兼タイムキーパー各1名

 

 機材や雰囲気など場を整えての「ポスター発表形式のプレゼン」は、実はプレ発表会と今回の本番と併せてたった2回なのです。

 いざやってみると、もっとああすれば、こうすればよかったかな、と気が付くことがたくさんあるものです。

 ポスターそのものについては、小さな字を盛り込みすぎて、論文の原稿そのものの様になってしまっていたり、カテゴリー文言ばかり大きな太い字になっていてキーワードが目立たなかったり、発表時もつい手元ばかり見て、気がつけば聴衆に語り掛けていなかったり…そんな中で、ポスターのデザインも、発表のトークや間の取り方も、妙に上手い生徒が結構いるものです。

 そしてそういった細かいことは例年言えることで、再度、同時に本当にみんな大きく成長して、まさに「魅せて」くれました!私は担任とともに仕事は「全体巡回」で、誰か特定の生徒の発表をフルで聞くことは困難な役回りなのですが、かわりにできるだけ5会場全体を発表ローテーションのたびに巡回して、なるべく大勢の発表をちょっとずつ見るようにしました。その限りではありますが、「だめだこりゃ」「真面目にやれ」などと思うようなシーンはまったく見かけませんでした。むしろどの生徒もしっかりと発表していて、喜ばしい限りでした。

 

 現スタイルになった昨年度から言えることですが、司会がまた見事に仕事をしておりました。発表間の交代作業をスムーズに進めたり、質疑応答を活性化させたり。1年生も前列で聞いているので、班ごとに工夫して1年生を質疑応答に参加するよう促したり。こういった小規模の司会なんて教育現場では普遍的にありますから、珍しくもないと思われるでしょうが、司会がやらされている感ではなく自覚をもって臨めていたのがポイントです!そのあたりも好印象の要素の1つです。

 

2年生の皆さん、本当にお疲れ様でした!先生方からも大変好評でしたよ!

 

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 6月16日投稿 「6月14日(火) 1年生 論文の型を学ぶ・論文完成までの道のり」※お勧め

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6月14日(火) 1年生「論文の型を学ぶ」「論文完成までの道のり」

 今日は、2年生が再来週のポスター発表本番を控え、本番さながらの「プレ発表会」を実施する都合で、その会場の1つとなる1年9組は教室を出ることに。当初は図書室で授業を行おうかとも考えたのですが、掲示したいものが多数あるので、同じ階の理科の教室を1つ貸していただきました。

「1.論文の型を学ぶ」「2.論文完成までの道のりを具体的に本物資料で把握」

 まずは論文の型について。配布資料は、22期生(現1年生は29期生)の残した完成度の高い本物に、前主任が書き込みを残したもの。また、この論文が完成する前に実施されたポスター発表に向けて作成されたであろう「パワーポイント資料作成のためのアナログワークシート」の2枚です。生徒たちにはまず単純に論文をタイトルやサブタイトル等も逃さず熟読してもらいました。その後で、全体の構成を説明して、どのまとまりに何が書いてあるのかを、あらためて確認してもらいました。以下に示す青字部分は論文の「もくじ」です。もくじが論文の構成そのものです。

 (テーマ)

「タイトル」

1.はじめに

 1-1 問題の所在 ・・・・・・・「問い」を抱いた経緯やきっかけ等

 1-2 課題の設定 ・・・・・・・自分の抱いた「問い」をきちんと明文化

 1-3 仮説 ・・・・・・・・・・「問い」に対しての、自分なりの「仮説」

 1-4 検討の視点と方法 ・・・・用語の定義や具体的な研究の方法、範囲などをしっかり設定

2.(本論)・・・・・・・・・・自分の「仮説」が正しいと証明するために、既存の研究成果(書籍等)から必要な情報を引用しながら論じていく

 2-1(仮説の論証1) 

 2-2 …

3.おわりに

 3-1 考察と結論 ・・・・・・課題に対する仮説が正しかった旨と併せ、研究の結果新しく分かったこと等

 3-2 今後の課題 ・・・・・・研究の結果、新たに生じた疑問点や次の研究に向けた展望等

参考文献 ・・・・・・・・・・論証するために情報を引用した引用元を明記(しないと剽窃に!)

 

 次に、ここから約1年半で論文を完成させるまでの流れを説明しました。当たり前ですが、1年生は先行きがイメージできず不安なはずですから。その際、私が担任したクラスでもよき見本になる、とある生徒の残したワークシートを全てそのまま資料化して配布し(名前は消しました)、時期とやることを1つ1つ見ながら把握できるように進めました。詳細は割愛しますが、本校人文科では、時期ごとにきちんとステップを踏んで、探究活動つまり研究を進めます。おおまかに・・・

 1年生 夏休み・・・ネタ帳完成(「5月17日(火)1年生 ネタ帳を作ろう①」参照、ネタ帳はとにかく興味がある情報をなんでも資料化して綴じ込んでいくファイル)

 1年生 2学期前半・・・研究テーマ仮決定~推敲

 1年生 2学期後半・・・研究テーマ推敲~もくじ作成準備

 1年生 冬休み・・・もくじ作成

 1年生 3学期・・・もくじ推敲

 1年生終了の春休み・・・ポスター発表の原稿作り

 2年生 1学期・・・ポスター発表準備~本番

 2年生 夏休み・・・論文仮原稿作成

 2年生 2学期・・・論文のPC入力と最終推敲、完成

 2年生 3学期・・・論文の査読・輪読、誤植修正、個別指導担当へお礼と挨拶

…最後には、全ワークシートを例として使わせてもらったこの卒業生の残した、これまた見本になる論文原稿を読んでもらい、探究活動が資料が順番の順番通りに進んでいって最後に論文になった様を感じてもらいました。

 

来週は1年生も2年生のするポスター発表に聴衆として参加します。探究活動が本格化していきます!

 

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6月14日(火)2年生 ポスター発表練習

2年生は今月28日にビッグイベント「ポスター発表」を控えています。

来週は3案者面談期間につき、今日ここで大きな最終調整です。

2年生ポスター発表準備⑤ 「プレ発表会」

  先週の3年生キャリアガイダンスの裏で、2年生はカラーですべてのパワーポイント原稿をいったん印刷し、その後も各自で微調整をしながらプレゼンテーション用の原稿を整えてきました。

 今日は、本番のシミュレーションですので、会場も本番と同じ場所を抑えてのリハーサル。人文科フロア3階にて5教室を使います。昨年度と同様、担任のG教諭がプロジェクターによるいわゆるパワーポイントプレゼンテーションでの実施で調整しました。

…通常、例えば会社で新企画についてプレゼンをするような場合、すでに発表内容は完璧にかたまっていて、投映資料はあくまでも発表内容を聴衆である上役や同僚に効率よく納得させるための資料になっているのでは、と思います。

 本校人文科の場合、実情としてこのプレゼンテーション大会は位置づけが少々異なります。もちろんここで発表する内容、つまり2学期以降に「論文」に仕上げていく各自の研究内容は、完成しているに越したことはありません。とは言え、1年生の11月頃からここまでの半年で、途中何度もセッションや個別指導担当との面談は経ているとはいえ、なかなかそこまで研究が練り上げられているケースは多くありません。このプレゼンにて、発表を聞いたクラスメート、本番では加えて後輩、職員から、質疑応答であらためて論の隙を見つけて指摘してもらって、夏休みに論文の下書きをする前に研究の完成度を高めるのです。

 同時に、プレと本番と併せたった2回の発表会ですが、ポスター発表の仕方はもちろん、自ら作成した資料のデザインやレイアウト等が効果的かどうか試す貴重な機会になります。発光体であるPC画面と、それを投映した白板、そして打ち出した紙では、それぞれ印象が異なります。ポスターは掲示または投映用の資料であって論文の紙面ではありませんから、長々と文面を載せるものではなく、では効果的に何を載せるか…が大切ですし、字体や字の大きさ、太さ、色も、本当に意図に沿っているかどうか、人前で発表してみると突きつけられるものです。

 2年生の皆には、この人文科独自の貴重な体験を、是非とも有意義なものにしてもらいたいものです。

 

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6月7日(火) 3年生 キャリアガイダンス「卒業生の話を聞く」

 我々教員は、「何のために教員をやっているのでしょうか」。もちろん、答えは何に根差した質問かによるでしょう。極めて現実的に考えれば、生活もありますし。では、気持ちは?やりがいのような面から答えるなら?私は「成長した卒業生に会うのが嬉しいから」ですね!

 生徒。子どもと似ているという感覚はありますが、子どもとも違います、家族ではありません。友人でもないし、後輩でもないし、弟子でもない。色々な要素の寄せ集め、というくらいなら、生徒は「生徒」。我々が生徒に抱くこの感情は、誰かと共有したいならば、突き詰めれば同業者ということになるかもしれません。

 キャリアガイダンスの主旨より先に、自分の気持ちから書いてしまいましたが、だって嬉しかったんです!ずっと楽しみにしていたんです!私のクラスから巣立った素晴らしきキャラクターたち、誰が来ても嬉しいのです!4月にコメントしました「一期一会の再交差」、今回は偶然ではなく分かっていた再交差!

 

3年生 キャリアガイダンス「卒業生の話を聞く」

  スプリングセミナーの時は、入学したばかりの1年生を対象に、大学生活の紹介と春日部東高校の「人文科」での過ごし方をお話してもらうという趣旨で、原則大学2年生になったばかりの卒業生にきてもらいました。

 今回は3年生対象。3年生はもう受験まっしぐらです。学校設定科目「人文科探究」 はすでに完結しており、普段も7時間目はありません。久しぶりの7時間目。キャリアガイダンスは、受験に向けて、内容を厳選して年に数回実施します。今回は、夏の過ごし方をしっかり含めた「受験までの過ごし方、アドバイス、後悔していること」などを赤裸々に話してもらいましょう。ですので、受験を乗り越えたばかりの大学1年生に講師としてきてもらいました。我々職員も折に触れ様々なアドバイスをしますが、1つ上の先輩の言葉は、立場が現役生に近く、効きます!! 

 

今回は、声をかけた7名全員が快く参加してくれました。50分でお話しいただくにはちょっと忙しいですが。

会場は3部屋。卒業生は2人、2人、3人に分かれて、各班各回15分で3会場をローテーションしてもらいます。

ここL.L.はリモートの本部にもなっています。まずは開始にあたり主任から一言・・・を3部屋で共有したら、すぐ2つの班は1回目の会場へそれぞれ移動。移動先ですぐお話をはじめてもらいます。

下の写真で手前から座っている順に、

★創立以来の大快挙!一橋合格S君

★2年から放物線状に急上昇した立教のHさん

★入学以来クラスの四天王、目標へ翔け抜けた立教のMさん

★入学以来したたかにすべきことをし、堂々と実績をあげた明治のI君

★真面目に苦労と努力を重ね、苦戦を乗り越えた武蔵のI君

★S君とともに入学以来常に学年5位以内でトップ争いした元生徒会長、学習院のSさん

(大学で急用ができ、写真に不在ですが話す時間にギリギリ間に合った)

 恐らく苦労度、努力度、忍耐力、実力上昇率はクラス内トップ?獨協のKさん

ちなみに全員部活をやりきり、予備校等に出入りしたのは2人だけです。

 

偶然にも同じクラスから同じ大学の同じ学部に入学した立教のHさんMさん。

進路実現までの努力の仕様は「予備校・塾なし」以外は異なっており、比較対象として興味深いです。

 

★今回の名言集

 ●Hさん「夏終盤からスマホは自らほぼ封印、LINE以外のアプリは消した。使用制限を徹底した。」

 ●Mさん「学校にお泊りかというくらい学校で勉強した。単語は自転車運転中もお風呂中もやった。」

 

流石、と思わず思ってしまうのが、3年9組は割と賑やかと言いますかやんちゃと言いますか、元気な集団なのですが、先輩が話し始めると、途端に全員ズバッとメモを取り始めます。1年生の授業では板書以外もメモしなさいとノートの取り方について指導もしますが、やっぱり3年生は違いますね。

 

 

入学以来、ずっと互いによきライバルで、学年でもトップ5争いを繰り返してきた一橋S君と学習院Sさん。

大学の偏差値は争い対象ではありません。2人とも早くから志望が具体的で、それを実現するための途中の努力の成果が現れる数値ーつまり成績を、争っていたのです。2人に闇雲さはありませんでした。見上げたキャラクターでした!

 

★今回の名言集

 ●S君「目標は高く!迷うなら興味ある中で一番高いものを目指すべし。そして受験の努力は残るもの。」

 ●Sさん「原因を見つけ、改善し、試す。今目の前にあるものの価値。人から聞いて、自分に合ったやり方に変える。」

 

奥から、(大学の急用を済ませギリギリ間に合った)努力することの大切さと格好良さを担任にまざまざと見せてくれた獨協のKさん、1年生から全くブレず、人知れずやることをやって堂々明治入学のI君、ずっと人一倍真面目に取り組み、長期間の苦戦を乗り越えた武蔵のI君。

 ★今回の名言集

 ●Kさん「休日は12時間くらい勉強した。ご飯は道を歩きながら食べた。息抜きは必要、運動がいい。」

 ●I君「夏は10時間以上勉強。秋に基礎はまずい、完成していないと。自分のレベルの1~2ランク上を目指すのが秘訣。」 

 ●I君「考え込むのは負のサイクル。第一志望を下げるな。キャンパスは見よう。模試に左右されず赤本を。」

 

・・・よく、周囲とかけ離れた実績を打ち出す人に「頭良い!天才!!」という人々がいますが、これは、本当は努力という行為が見えているけれども真似するのは大変なので、努力をしない自分を正当化するための言い訳だと思います。7名中3名は、たしかに入学以来快調に?とばしていましたが、「天才」かというと、そんないつ何を努力したのか分からないような都合のいいかけ離れた能力持ちではありませんでした。彼らはじめ7名全員、いや各自にとっての高い目標を達成した多くの本校卒業生が格好良く魅力的なのは、それぞれが早期に目標を立て、その実現のために自分を見つめ、必要な努力の内容と手順を具体的に設定し、つらい波も乗り越え努力を継続した末に目標を達成したからなのです。VIVA「努力の末に目標を達成する青春」!青春の価値、ここに極まれり!

 先輩達、後続にとって、本当に大きなエールになりました! 

 

50分で、正規の時間が終わった後は、別室に残ってもらい、個別に質問等ある3年生が聞きに来れるようにしました。

 

一橋のS君、早くから自分で考えて必要な助けを計画的に求めて、また努力を続け、予備校にもいかず偉業を達成してしまいました。彼の努力を支えた立役者、たくさんいるのですが、もしどうしても1人だけ挙げるとするならこの数学のT先生。担任としても足を向けて寝られません(笑) 当然会いに来ます!恐らくT先生の中にも大きく残る出来事だったのではないでしょうか。

 

ここでお宝映像!ご覧ください、この努力の跡!!受験生あるあるでしょうか。

「思いがこもっていて、時が来たら泣きそう。処分しようかな」とかいうので、

「いやいやいや!とっておきなさい!宝物だよコレは!!」と私。

こちらは英語の単語帳。

次は英語の文法・語法の問題集。

12枚シールが貼ってあるのが表紙で、白い紙束はメモ。その下が本体です!

 

2冊とも、中をのぞかせてもらったら、もうビッシリと書き込みが。

恥ずかしながら私は現役時代に全然ここまでやっておりません!

努力に幸あれ!格好いいです!!

 

放課後の個別相談、一向に終わる気配がありませんでしたが、卒業生にも都合はあるでしょうし、借りている部屋は社会科の部屋ですし、どこかで切り上げないと。話題にきりをつけてもらい、3年生を帰したら、最後はまた個人的お宝映像。

この後は卒業生同士でも交流したり、在学中にお世話になっていた先生や部活にも顔を出したり。

皆が帰るまで、私にとってもなんとも幸せな時間でした。

 

 

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6月2日(木)3日(金)体育祭予行・本番(人文科にフォーカス)

 私こと人文科主任、自分のホームルームがありません。本校では主任級は大概そうなのですが、私も含め半数は学年にも所属しません。さみしい・・・せめて、人文科の生徒1年生~3年生全員の応援をしましょう。

 天候が危ぶまれた2日間でしたが、体育科の采配が見事でした。いわゆる「団練習」をやめ、全体の順序を大幅に入れ替え、より晴れた時間が望める予行の日に、従来の予選レース以外に本レースも多く済ませてしまい、本番の日は午前中までで全種目やり終えました。昼に片付け、午後にリモートで校舎内で表彰までやって解散。そのしばらく後です、あの物凄い雹が降ってきたのは。

 写真は、おおまかに実施順となっています。本番の開会式の様子は割愛しました。

 

9組が人文科です。39××、29××、19××が人文科ナンバー。緑色が3年生、紺色が2年生、小豆色が1年生です。

人文科にいくつか独自行事等がある以外は、こうして学校単位、学年単位で同じように時を過ごします。

ここからは基本、説明最低限で、生徒たちの元気な様子をお楽しみください。

ご覧くださいこの笑顔(目だけ)!マスクがうらめしい!絶対いい笑顔!

自分のクラスを撮影する担任の先生、うらやましい・・・

1学年、隙をついてアルバム用集合写真撮影(いいなあ)

お楽しみ系種目、1年玉入れ

2年ボール運び、3年狩人(カードにある条件の人を連れてくる)

クラス全員参加の8の字跳び

コロナ禍でなかなか思うように従来の活動ができない期間が続きましたが、今回は「走っている時以外マスク着用」と、「大声で応援しない」という制限以外、従来にだんだん近づいた形での実施になり、皆元気に2日間を楽しみました!

若者がまっすぐ元気に楽しむ姿を見るのは、実に清々しいものですね!

 

 

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