2023年8月の記事一覧
7月25日(火)~7月28日(金)人文科2学年国内語学研修
7月25日(火)~7月28日(金)人文科2学年国内語学研修!
コロナ禍を経て、ようやく!
「海外研修」…にはできませんでしたが、国内語学研修という形で人文科の目玉行事の1つが再始動しました。1年次に参加者を募集、2年次に実施の自由参加の研修ですが、これがあるがゆえに本校人文科を志望した、という生徒もコロナ禍真っ最中にもいたのです。
次年度に向けては、いよいよ海外研修復活を目指して、取り扱い業者の選定に向けてこの夏に各旅行業者へ企画案作成の依頼をする次第です。
先に申し上げておきますと、今回、諸事情ありまして本校「生徒募集部主任」のM教諭がメインの引率をする運びとなり、M教諭が4日間、そこにもう1名と、私こと人文科主任とで2日間ずつ分け合って常時2名体制で引率してまいりました。
本ブログ用の画像は(通常の人文科探究授業の様子などは特に)人文科内の撮影担当のM教諭か私で撮影をしておりましたが、今回は引率してくださった生徒募集部主任のM教諭が、なんと撮影からブログへのアップまで担当してくださり、大変に助かりました。ただし、現在その様子が見られる場所はこの人文科ブログではなく、トップページにお戻りいただいて「新着情報」の中にあります。いずれアーカイブされて保存場所が変わる場合にはまたお知らせします。ということでして、この場では画像はナシで、お伝えしたい関連事項のみとさせていただきます。
さて今回の「人文科国内語学研修」ですが、結果としましては大成功、正直予想をはるかに上回る満足度でした!
●日数:3泊4日
●場所:ホテル日航成田(成田空港のすぐ近くの、海外から/への玄関口)
●語学研修部分担当業者:シェーン英会話スクール(外国人講師2名:イギリス・オーストラリア)
●研修ボリューム:中日は夜まで8コマ!
※初日は出発のバスから講師が同乗しアイスブレイキング活動あり
※3日目は「成田空港でのフィールドワーク:外国人へ突撃インタビュー」あり
…昨年度たくさん検討を重ね、最終的に「国内」とし、今回の業者及び内容を選定した時は、「海外に行けないのに空港に出向いたり海外から出入りする人々と同じ空間で時間を過ごしたりすることが、生徒たちの気持ちの面でマイナスに作用したりはしないか」ということも懸念しました。しかし、付きっきりで見た様子も生徒たちの毎晩入力する日々の感想を見ても、そんなことはありませんでした。
人前で外国語を話すという行為が苦手な者が多かろうこの日本の英会話スクールで働いている講師のお2方、流石でした! 常ににこやかに、常にソフトに、ちょうどいいユーモアを忘れず、生徒たちの自発的な発話や行動をじっくりと、かつ時間を浪費する形にならぬよう、一切怒らずに優しく待ったり促したりできる方たちでした。考えようによっては、朝から夜までしっかり考えられたメニューで8コマも授業を受けるわけですから、場合によると1週間のホームステイにも負けない言語活動ができたともいえるかもしれません。
またホテル日航成田にいる客はほとんどが外国人で、特に朝食バイキング会場では自ずと外国人に取り囲まれることになります。聞こえてくる言語は、英語もちらほら、それ以外もちらほら。見た感じ、アメリカやヨーロッパからの方は少なく、アジア系の方々が多数でした。
成田空港でのフィールドワーク「外国人に突撃インタビュー」は、素晴らしい活動でした! 事前に文字面だけみていた時には、内心ちょっとだけどうなるかと思いましたが、これはよかった!貴重な体験です!スタートは講師のお2人がアタリを付けてくださり、その後は各自で頑張って、「快く対応してくれそうな」外国人を見つけては1人最低5名のノルマ達成を頑張りました。当然、必ずしも快く「インタビューOK」となるわけではなく、断られることも貴重な体験です。頑張って英語で話しかけたら、日本語ペラペラだった、などというケースもいい経験です。
驚いたのは引率の生徒募集部主任M教諭のコミュ力の高さ!彼女の教科は英語ではないのですが、関係ありません!生徒が外国人に話しかけるところにタイミング外さずすっと入って「ティーチャー、ティーチャー!ステューデント!ピクチャーOK??」とほがらかに話します!これは相手からしても「制服姿の日本の高校生?に話しかけられるこの状況はいったい何?」という疑問を短時間で解消できる好要素で、見ていると多くの場合、撮影も快く承諾してもらえていました。(同僚として、彼女に改めて感服しました。ソフト面からハード面まで、最終日のバス到着・解散まで、完璧な引率っぷりでした。同僚としてもなんだかはずかしいいくらいばっちりで、もし他県への宿泊研修生徒引率という業務に求められる内容や心構えをクモの巣グラフで評価するなら、最大の真6角形?8角形?いや円?じゃないかというくらいで、本当に助かったのです!)
生徒たち何人かにインタビュー相手について尋ねたところ、面白かったのは狙ったわけではないのに3人連続スリランカ人でした、というケース。この日この時間、スリランカ便でも到着か出発かしたのでしょうか?
最後に、講師お2人の「面白かった様子」をご紹介します!
イギリス出身の方は中年くらいの男性でサイモン先生。オーストラリア出身の方は若い女性でジェス先生といいます。サイモン先生はほぼスキンヘッドにおひげ、ジェス先生は金髪長髪を後ろで縛っている…そんなお2人をご想像ください(よろしければ前述のトップページの新着情報部分にあるM教諭作成ブログシリーズでご覧ください)。
授業の合間の休み時間中のこと。次の授業に向けて会場の端の机で2人並んで座って打ち合わせをしているようでした。部屋の反対側に座っている私がそんなお2人をふと見るともなしにみていると、ジェス先生が表情も変えず話ながらやおら目の前にあったテニスボール大の吸盤ボール(恐らくゲーム用に持ち込まれたグッズの1つ)を掴むと、それをサイモン先生のスキンの頭にポンと押し付けるではありませんか! しかし吸盤ボールはくっつかず、サイモン先生も一切その行為への反応もなく(!)、何事もなかったかのようにそのまま会話が続いておりました。目撃してしまった私がこのネタを隣にいたM教諭におすそ分けしますと、大爆笑! 翌日まで思い出し笑いしていました!