人文科ブログ

2023年11月の記事一覧

11月21日(火) 人文科探究⑱ 1年生「論文テーマ決め2」2年生「論文完成間近」

11月21日(火) 人文科探究⑱ 

1年生「論文テーマ決め2」

2年生「論文完成間近」

 

 年内も残すところ人文科探究3回。

 2年生は、もう次回は「論文完成・提出」であり、その次はその予備日となります。本校の人文科探究論文は字数基準が「3000字程度」。引用参考文献も資料も全てひっくるめてではありますが、これは例年「普通に研究してくれば自然と到達する字数」です。そして下限が「2000字」。これまで頑張ってきた研究が浅いと、2000字を下回ってこぢんまりと内容的に完成してしまうことも…。

 この場合、論文の本質として、無駄な修飾表現や本論と関係のないエピソード等を書き加えるわけにはいきません。そうなる前に、私もだいぶ前から指導してきましたが、「急遽新たな視点から論証を1つ増やすしかないのでは。」本来は遅くとも2年生1学期までにやっておくべきことなのですが。中には、こういったことで頭を悩ます者もなきにしもあらず。

 全体では、最終確認で「書式大枠」「引用参考文献のリストアップ形式」「引用部分の文中への入れ方」を全体で確認し、その後は各自のすべき活動をさせました。もう絵的には代わり映えがないので、撮影は無しです。

 

 1年生は、前回私の方で授業を担当し、いよいよテーマ決めを始めたわけですが、やはり一朝一夕にいくものいではありません。今回と残りの2回とで、なんとか全員、研究対象をパチッとワークシートに形にできればいいのですが。今回はテーマ決めを深める時間となったようです。

周囲とも意見交換しながら、課題ー仮説ー論証(ひとまず計画)-結論と、ねじれがないよう、整合性がとれるよう、整えていきます。ガンバレ1年生!

 

 

 

 

 

 

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11月11日(土)人文科フェア開催!

11月11日(土)人文科フェア開催!

 去る11月11日、年に1回きりの「人文科フェア」、無事に開催できました。

 土曜日ですが、本校は終日学校がある日(代休あり)としまして、対外的には「第3回学校説明会」、5時間目に「全体会」、6時間目に「授業公開/個別相談」、そして放課後に「部活見学/体験」「個別相談」そして「人文科フェア」というメニューで学校全体は進みました。

 フェアにご参加いただきました中学生・保護者の皆様、誠にありがとうございました。人文科主任:松本の私事ながら、長女が大学3年生、次女が高校1年生でして、つまりここ数年はこういった学校広報活動の際に保護者の立場としても色々と感じ考えることが多々ありました(と申しましても実動の大部分を妻に頼ってしまったのですが)。学校説明会も、どの高校にでも何度でも行けるものではありません。その貴重な1機会に、本校では部活動見学と人文科フェアはどうしても同時刻開催にせざるを得なく、その上で人文科フェアの方を選んでいただいた、と受け止めさせていただいております。

 私見ですが、親が子どもの進学先を「〇〇高校なんかどうだろう、通学距離も学力的にも雰囲気も、合うんじゃないか」と思って勧めてみても、なかなかどうして思い通りにはならないものですね。娘と妻、或いは娘単独で、スーパーアリーナの高校進学フェアや、いくつかの高校の文化祭、学校説明会等に行ってみては、気に入る部分、気に入らない部分と聞かされますと、父親のもはや知らない所で色々と考え、感じて、その時毎の判断もするようで、そうかそうかと思ったものです。また一方で、「うわぁ、学校のそういう点も見られているのか、かつ気に障るのか!?」と、身の引き締まる思いもしました…。

 今回の人文科フェアも、あれで私たちは精一杯考えて開催しておりますが、皆さまの目にはどのように映りましたでしょうか。最後にいただきましたアンケートを見させていただく限りでは、温かいご感想を多くいただけまして、まずはホッとしておりますが、目的が「春日部東高校人文科を受検したい人を増やすこと」につきますので、事が済むまで、受検生の皆様、保護者の皆様も気が気ではないでしょうが、実は私たちも相当やきもきします!

 大人だけで対応する場面でしたらブログにはあげませんが、人文科フェアは学校説明会全体と併せまして「生徒主体」です。とうことは学校の広報活動であることと同時に、生徒にとりましても多くのことを学ぶべき教育の現場でもあります。ここで、今回の生徒の頑張りや様子をお見せしたいと思います。

 

 15:10、6時間目が終わって間もなく。すでに6時間目の授業公開の時間から、参加希望者の皆様が指定の場所に列を作ってお待ちです。事前の打ち合わせ通り、授業後速やかに控室に急行し、PTAのオレンジウィンブレを羽織り、名札を下げ、待機列先頭の案内係、4つの教室前の案内係、4つの教室内をセッティングする係…と、各自の持ち場に配置。

 さあ、1組ずつ4つの会場へご案内が始まりました。

 

 最も奥の会場でOKサインが出ているのが見えます。

 

会場設営と同時にご案内、意外とここが一番難しい時間帯です。

 

 フェア開始です。私からリモートで各会場に簡単なご挨拶を申し上げた後、各会場の司会兼リーダーにふりました。

リーダーは、まず始めの約10分間で、「人文科探究」という本校人文科独自の唯一の科目について説明します。

リーダーは必ずというわけではありませんが、3年生が務めます。みんな流石で、頼りになります。

それでもご本人たち的には「人前に立って話すことが得意ではない」という人もいます。よい機会です。

 

次に、2年生の「ポスター発表」です。

 ポスター発表は毎年6月に、2年生がそれまでしてきた研究についてウィンドウズのプレゼンテーション資料作成アプリ「パワーポイント」を使用して発表する活動です(是非、本ブログのアーカイブを遡って、当日版をご覧ください)。本来のポスター発表という発表形式は、1会場に多数の発表ブースを設け、聴衆はタイミングごとに聞きたい発表の場に移動して、複数の発表を聞いて回る、というものですが、本校ではコロナ禍以降、1会場に4班程度、聴衆(同級の2年生と、1年生)も始めから会場割をして訪問ブースローテーションを決めて実施しております。

 今回のフェアの場では、IT機器の接続切り替え等、限られた時間の中でリスクが大きいため、昔ながらの紙「ポスター」を使用しての発表にしました。後方のお席のお客様にはポスター自体は見えなかったかと思いますが、発表者の「しゃべり」と雰囲気をご見学いただければ幸いです。

 続いて、2年生による「国内語学研修」についての発表です。

 これは、本来で言うところの「オーストラリア海外研修」なのですが、海外渡航はコロナ禍で3回中止となり、この学年からようやく「国内開催」で準復活です。次年度は今の1年生の参加希望者がオーストラリアに行ける方向で現在動いております。

 成田空港のすぐ近くのホテル日航成田にて3泊4日、国内ではありましたが、こちらも非常に密度の濃い時間でした。是非、本ブログのアーカイブで「人文科探究⑯国内語学研修概要紹介」の回、その前の語学研修報告の回、および学校全体のできごとブログのアーカイブをご覧ください。

 フェアの場での発表ですが、「概要報告」と、現地で最後にやった「英語で日本の文化紹介(現地で当人たちが作成したポスターあり)」を両方やるのですが、部屋によっては始め写真資料を掲げ忘れていたところもありましたね。お客様、申し訳ありませんでした。

 

 次に、1年生の行事の発表です。

この辺りから、1つの発表の時間が短くなり、かつ会場間での微妙な時間差もでてきて、私(主任)のほうで全教室の全発表者の写真を撮り切れなくなってきます。写真のない生徒スタッフの人、ごめんなさいね…。

 まずはスプリングセミナー。1年生が入学してすぐに受ける、終日6時間全部「人文科探究」の特別デイです。詳しくはやはりブログのアーカイブをご覧ください(以降すべて同様です。アーカイブのお誘いはしつこいのでここで最後にします)。校長、1学年主任の挨拶に始まり、人文科主任の授業で探究手ほどきを1.5コマほど。担任から「新聞作り」の授業を3コマほど。その最後には発表もあります。そして最後の時間は人文科卒業生からお話を聞く時間。

サマースクールです。Tokyo Global Gatewayにて終日英語で活動してきました。 英語が苦手です、とか人としゃべるのがあまり得意ではありません、とか、そんな不安を感じる必要もないくらい終日ダ―っと英語漬けです。いいものですよ!

 

 ここからは、人文科全体行事の紹介です。

 まず人文科対面式。毎年、ここで新入生、2年生、3年生が初顔合わせです。 

そして最後に人文科講演会の紹介です。今年度は、今現在パレスチナのガザ地区でも活動をされていた「国境なき医師団」という団体から講師をお招きして、凄まじい体験談を聞かせていただきました。 

 

ここまでがフェア前半30分、人文科生徒による発表でした。

 

 上の写真にも写ってしまっていますが、時間で私の方で切らせていただき、この後各会場は「中学生と人文科在校生との交流会」になりました。残念ながらその様子の記録はありませんが、中学生及び人文科生徒スタッフのアンケートを見るに、大変楽しい時間にできた模様です。一方、保護者の皆様には別室にお集まりいただき、私の方から、学校説明会全体会や生徒の発表ではお伝えしきれない追加説明をさせていただきました。

 さらに質疑応答も終えて、中学生と人文科在校生との交流会も終わった後には、個別相談ということでブースを3か所ほど設けて、質問をお受けいたしました。

 

 私が主任になって2回目、前回も今回も思いましたが、人文科フェアは人文科生徒全員ではなく、3年生、2年生、1年生全員合わせて約30人でやりくりする準ボランティア活動ではありますが、学年間の交流が密にある、かつ外部の方々を対応し、発表もする貴重な機会です。生徒によっては最初は不安感や負担感をもって関わる場合もありますが、いざ始まって、そして終わってみますと、みな大変にいい表情で、振り返りシートに書き記す各分野への評価や感想も大変に「有意義に過ごせたこと」を感じさせるものでした。また、それもこれも、大勢の皆様にご参加いただいたおかげでもあります。この面からも、人文科一同、感謝申し上げます!

 

 昨年度は私が主任としてこの行事も初企画・運営をしまして、お客様からも生徒スタッフからも、要改善点や残った不明点等、ご質問やご意見をいただきました。今回、2回目ということで、それらにつきましてできるだけ、改善できる点は改善し、また予め説明できるものはお話させていただきました。そのためか、今回はこちらで「しまった!それは気付かなかった!/それはやり残した!」となるようなご意見は見当たりませんでした。

 3つだけ、この場をお借りしてお答えさせていただきます。

①保護者も在校生と話してみたいと思いました

 …ありがとうございます。「話したくもない」や「いや別に」という場合も考えられますので、これはありがたいことです。実現には、中学生と高校生ならまだしも、高校生と外部の保護者の方のみでの会話となると…という内部からの意見もあるかもしれませんが、本校も以前、学校説明会で各部活のブースを設けて生徒が対応していた、という場面もありましたので、フェア後の個別相談の場に「生徒が座るブース」を設ける等、次年度は実現する方法があるかもしれません。

②もう少し生徒の様子を見たかったです。

 …ありがとうございます。これも①同様、前向きに受け止めれば誠にありがたいお話です。ただその機会の設け方ですが、フェアの前半30分、後半20分の使い方を大幅に変えるか、6時間目をフルにご活用いただくか…それでも足りないかもしれませんが、次年度またこのご意見もきちんと検証して、実現の道を探れればと思います。

③部活動見学

 …こちらはもう、冒頭で申し上げました通り、ただただ申し訳ありません。フェアの時期としましては、中学校での進路指導の流れも考え、どうしてもこの第3回学校説明会に合わせて開催したいですし、またさもないとスタッフ生徒は休日に呼び出すことになりますし(他の回は休日開催)、6時間目までの普通科が授業をやっている時間帯に人文科だけ授業ではない時間を設けることは困難ですし、どうしても放課後かつ外部の方にいていただける時間帯の間にやるとなりますと、部活見学との重複は避けられません。

 今回、どうしても部活動見学を優先したかったためにフェアに参加できなかった皆様、またフェアに参加したために本当は見る予定だった部活を見学できなかった皆様、申し訳ありませんでした。

 

★生徒スタッフより中学生へメッセージ★

【3年9組会場班】

●探究が難しく感じるかもしれないけど、いがいと楽しめるので前向きに考えて、受験を終えたら、楽しいHigh School Lifeが待ってます!頑張れ!
●今、全力で頑張れ!頑張った人に希望があるぞ!是非、希望を切り拓け!
●大変だと思いますが最後まで勉強がんばってください。
●受験の時など何事も挑戦することを忘れず努力して人文科に入ってきてください!
●受験に関して心配事が多いと思いますが、皆さんの努力は必ず役に立つので合格後の姿を想像して頑張って下さい!お待ちしております。
●受験頑張ってくださーい!
●"高校選びは、一つの情報やメリットだけを見るのではなく、自分に合っているかよく考えて選んでほしいです。
入試まで後少しです。頑張ってください!"

【305室会場班】

●不安なことなどたくさんあると思うけれど自分と努力を信じて頑張ってほしい。
●今、人生初の苦難の時期かと思いますが、花は、つぼみになるまでが勝負、がんばれ中3!!!
●人文科はフェアで伝えたように、とても恵まれた環境だと思います。
●より上を目指せる場所なのでぜひ。

●普通科と違って人文科でしかない行事等があるため、ぜひ人文科を目指して、受験頑張ってください。
●少数派になることも大事な経験ですよ。

【1年9組会場班】

 

●最後まで諦めずに頑張って下さい。
●勉強、頑張ろう
●がんばれれれ!!!!
●受験はどれだけ勉強をするというメンタルを保てるかどうかだと思っています。今、冬にさしかかり大変な時期だと理解していますが、しっかりモチベーションを保てるよう頑張って下さい!
●人文科はクラス替えがない分、友達との友情をかなり深めることができます!国語が好きな人もそうでない人も、ぜひ人文科に入ってみてはいかがでしょうか。
●不安に感じることも多いと思いますが、特段普通科と異なることはないので安心して入ってきてください。
●ウチらの意志をついでくれ!
●個性を輝かせて下さい。

【303室会場班】

 

●特に文系科目をがんばって下さい。受験時配点2倍です。
●文系なら人文科!!
●あきらめないで、さいごまで頑張ってください!
●実際どうなんだろう、本当に入って後悔しないか…と思うこともあると思いますが、チャレンジ!と思って人文科に入ってくればとてもうれしいです。
●人文科は普通科-〇〇ではなく普通科+〇〇なので、もの珍しいものと身構えずに是非来てください。

●好きなことを好きなところで、全力を尽くしてください
●人文科には明確な目的をもってきたほうがいいと思います。学校、学部に悩むと思いますが、自分が行きたい学校に向けて頑張ってください。

 

「皆様と、学校生活でお会いできる日をお待ちしていま~す!」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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11月7日 人文科探究⑰ 1年生「個人テーマ検討」2年生「論文入力」

11月7日 人文科探究⑰ 

 

1年生「個人テーマ検討」

 いよいよ、この日が来ました。ここは私こと主任の出番、授業をやりにお邪魔しました。

ワークシートを使って、とにかくいったん論文の構成要素を作ってみます。

 

①(日常生活上)自分が疑問に思ったことを、言葉にしてみる → 「課題」(論証後は、=「結論」)

 ※ネタ帳を頑張ってきたので、ネタ帳から挙がってくると望ましい

② 自分で考えた「課題」について、それは多分こういうことなのだろうと答えを出してみる → 「仮説」

③ 仮説を支える根拠を2つ…できれば3つ、考えてみる → 「根拠/論証」

④ 論証、つまり自分の根拠が正しいと支えるための情報を、先人たちの研究等から借りて来る → 「引用参考文献」

 

以上が本来の論文の概要です。

 

私の方から説明を終え、いざ記入してみようとなると、いい感じでいろめきたちました。

全く筆の動かないお悩みさんもいますが、なにしろ試しに一回①~③を考えて書いてみることが肝心。

基準になりますし、後からいくらでも変えてもいいわけですから。

生徒たち、近くの者と多少やり取りしながら、書き始めてみますが、しっくりきていない者ほど自分だけで考えているのは不安かもしれません。

進むとだんだん思い悩む様が見てとれますでしょうか。

サービスで、希望者を募って、時間内にできた生徒の論文雛形を板書で検証しました。構造としてできている部分と足りない部分、或いは今後のことの運び方についても触れました。

これは本人だけでなく全体へも大いに役に立ちます。

 

 2年生「論文入力」

  画像はありませんが、続きをやったはずです。

 実はこの前日の月曜日に、2年9組の別の科目担当に頼まれて、私の方で授業を2コマいただきました。そこで、1コマ目に論文に関する諸注意の最終確認をしました。何しろ、この2コマを除くと本来の人文科探究の時間はあと4回。(4回??4回で完成品を提出するのか!?)

 そこで、2コマ目は有難く、「査読会」を急遽実施してみました。

 急な利用ですがPC室管理者のK教諭のご協力により、2コマ目からPC室にお邪魔できるようになりましたので、手元に最新版のプリントアウトが無い者(ほとんど)はまず授業開始一番でプリントアウト。その後、大まかに3人ずつのチームになって、1回10分で3回ローテーションして査読をしてもらいました。人の論文を通し読みし、誤字脱字はもちろん気がつけば筆を入れますし、できれば「論が通るか」を突っ込んであげて欲しい。記入したコメントには、後で持ち主が聞き直すかもしれないことを考えて、イニシャル等を書き添える。ということで今日は口頭発表はナシです。

 指摘があった点を直したいのか、全体的に落ち着きません。授業への集中力が無いという事ではなく、内容に関してどうしようか、という感じのワサワサ感に感じられました。

 

 泣いても笑っても、2年間の探究活動の実質的な終了が近づいています。3学期は「業者発注にて冊子化」を控え、正式な査読会を数回繰り返し、最終完成品を個別指導担当へ提出し評価をいただき、あとは後輩向けの活動となります。

 

 

 

 

 

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人文科フェア迫る!

人文科フェア!

 今週末の11月11日(土)に、年に1回の「人文科フェア」を開催する予定です!

●第3回学校説明会が開催される日です。

●当日は本校は終日授業がある形(代休がある形)で運営されますが、

●6時間の時間割で言うところの5時間目に学校説明会の全体説明の部があり、ここでは私(主任)からの基本的な説明を申し上げます。

●6時間目が「公開授業」の時間となっております。6時間目は15:10に終了します。

●その直後より20分間ほどご案内(誘導)のお時間をいただきまして、

●15:30よりフェア開始となる予定です。

 

本校人文科を少しでも受験先としてお考えの皆様、学校の様子を知るには生徒を見るのが一番、是非ナマの生徒の様子を見にいらしてください。例年通り、生徒主体での運営を心がけます。

 

1.おおまかな時間設定:第3回学校説明会の直後

2.場所:本校3階(会場は4会場、生徒スタッフが1組ずつご案内いたします)

3.内容:

  ★前半

   ①人文科独自の学習について説明 約10分

   ②2学年による「ポスター発表」再現 約5分、 「国内語学研修最終日プレゼン」再現 約5分

   ③人文科全体行事紹介 約10分

  ★後半(20分程度)

   中学生:各会場に残り、会場ごとに4つの班に分かれ、人文科現役生と交流会

   保護者:同階別会場にご案内後、主任から追加説明+質疑応答

  ★中学生の皆様、保護者の皆様、それぞれ各会場にてアンケート記入、ご提出

  ★希望者は個別相談(ブースは3~4ブース設けられればと考えております)

4.お願い:

 人文科フェアと部活動見学会は、実質同時刻となります。フェアに参加を希望される皆様は、フェアを優先していただけますと幸いです。

 部活動見学は、毎回の説明会毎に必ず全ての部活がやっているわけではありませんが、通常は年間通じて見るチャンスは複数回あります。一方、人文科フェアは1回だけです。フェアは上記の様に内容を組んでありますので、お客様が「部活と両方見たい」とフリーで大勢フェアの途中から抜けられてしまいますと、成り立ちが危うくなってしまいます。

 とは言いましても、同じ高校の説明会に何度も足を運べるわけではない、という方々も大勢いらっしゃると思います。その中には部活動の様子が出願するかどうかの決め手になる、という方もいらっしゃるかとも思います。フェア優先はあくまでお願いです。どうしても抜ける必要がある、という方を止められはしませんので、そういった場合は先にアンケートご記入を済ませていただいて、お近くのスタッフに一言いただいた上、静かに、「例外的に」、ご退場ください。

 

 それでは、皆さまのお越しをお待ちしております。

 

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10月31日(火) 人文科探究⑯ 2年生国内語学研修概要紹介

 今回は懐かしく!2年生希望者が夏休み中に行ったあのホテル日航での「国内語学研修」について、人文科2年生参加者から人文科1年生全員に紹介する回です。

 

10月31日(火) 人文科探究⑯ 2年生国内語学研修概要紹介

 

 語学研修に関しましては、学年から引率者として出て下すったM教諭が、画像付きのブログを学校全体のほうに研修4日間とも即日挙げておりますので、私はここ人文科ブログに画像無しで紹介文面を挙げました、アレのことです。ご覧になった方は今回の画像を見ても「ああ」と既視感を覚えることでしょう。

 

 さて、今回の流れですが、私の方でドクダンで決めた代表2名からの説明・感想と、参加した2年生全員には最終日に現地で頑張った日本の文化についての英語のプレゼンを再現してもらうことにしました。ちなみに不参加および当日欠席だった者達は、パソコン室で論文作成の続きです。

 

 まずは4日間の様子を口頭で説明。抜擢のHさん、かなり近くなってから代表として説明することを依頼をしたのですが、求めずとも自分で原稿を作ってきて、「こんな感じでいかがでしょうか」と。直すところはありまあせんでした。流石です。

 

一通り口頭説明が終わると、私の方で、当日にM教諭が撮影してくだすった画像をサムネイル状態で投映し、Hさんご本人に「好きな画像をいくつか選んで、クリックして拡大してみんなに見せて、コメントしてみて」と。

これは、私(主任)が引率交代で現地入りする前に行われたゲームですね。ジェンガに指示が書いてあったそうで、英語をしゃべらされる一筋縄ではいかないゲームだったようです。

 

次のこれも私が行く前のもので、椅子取りゲームのようなイングリッシュスピーキングゲームの様子。

 

空港での「外国人に突撃インタビュー」実習の様子ですね。

 

最終日、件の「日本の文化の紹介、英語でプレゼン」の様子です。

 

 

この後、実際に参加者全員で当時を再現してもらいました。

 

 

実は、この6班分の発表を聞いて、私は嬉しくて少しジーンとしておりました。英語そのものは当日同様、あちこち間違えていたり、たどたどしかったりしましたが、なんとみんなして「発表」らしく発声することか…思わず最後の講評で「2年生、活きてるじゃん!学んだことが!」と褒めました。形の正確さも大事だが、伝える気持ちが一番大事な、生きた英語、と表現してもよいのでは、と。1年生の感想を読んでも、「すらすら英語で発表していて先輩達すごい」といった感想が多くみられました。前週の週末に本件について周知し、事前に練習したい場合はポスターを貸し出すので借りにきて」と掲示物及び担任を通じて伝えたのですが 、1組しか来ず、危うんでいましたので、余計に喜びが増しました。よかった!2年生、本当にお疲れ様でした。是非これからもあの体験を糧にしてください。

 

  最後に、あらためて研修に参加した感想をHさんだけでなく、あの人文ブログ姫「Kさん」にもお願いしました。

 

Hさんはもとより、Kさんにいたっては当日の朝、担任H教諭から配布してもらいましたレジュメをみて「えっ私も感想を代表で言うの??」となったことでしょう。それでもこの場ではしっかりした話しっぷりでした。なにしろ「面白かった」「楽しかった」といった簡易なコメントではなく、参加した者にしか言えないような、かつ前向きなコメントをお2人からいただきました。立派!ありがとう!

 

 今回、私の主導で行いましたこの授業、敢えて感想記入用紙もiPadではなく紙にしてります。このあと、授業終了までは感想用紙記入をしてもらい、ここで全員提出してからHRに戻るかたちでやってもらいました。体験して今あらためて、の感想が入る2年生も、セッティングが受け身だった1年生も、よい感想を残す者が多くて、楽しく読ませてもらいました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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