2024年1月の記事一覧
1月16日(火)人文科探究㉑ 2年生探究論文最終稿査読会(1,2年生合同)
本ブログをご覧の皆様、明けまして…いえ、3学期初回をアップするのも22日とほぼ下旬になってしまいました。寒中お見舞い申しげます。本年もよろしくお願いいたします。
1月16日(火)人文科探究㉑ 2年生探究論文最終稿査読会(1,2年生合同)
2年生の完成論文を、担任と私とで冬休み中に全員分点検し、評価を出しました。今回は、その「赤ペンの入った」論文原稿を用いて、1年生にとりましては初めてですが、論文を読んでもらい、思うところを意見し合う会です。つまり生徒3~4人・担任・主任と全部で5者くらいから短期間に指摘や意見をもらい、「2年生1人につき1年間ついてくだすった「個別指導担当」に最最終評価をいただくべく最最終版原稿をお届けする前」かつ「3年次に業者発注で冊子化する前」に、最後に残った要修正点を直す機会を設けるのです。
授業はL.L.教室で、各班基本5、6名、うち2~3名が2年生、という形で11班設けての班活動にしました。ご存じ、本校1年生・2年生は全員がiPadを所持しております。この時間限定で閲覧できるように、ナンバリングされた全員の紙原稿を氏名だけ隠した状態でiPadに予め取り込んでおき、各班でタイミングに合わせて2年生が「自分の原稿は何番です」と班員に伝えて立ち上げてもらい、読んでもらう形式です。
査読会の前に、今回の2年生でできのよかった論文を1つ選んで用い、私の方から「表記上の約束事」「文面や図表の引用ルール」の一般論を示しつつミスを細かく指摘し、更に論文としての構成について内容をきちんととりながら評価しました。使わせてもらった作品は恒星や内容は素晴らしかったです。
2年生も合わせて、私からの3分野くらいの各指摘を踏まえて査読会をしてもらいました。
まず、主任から。書画カメラ(昔で言うOHP)でテキストや代表生徒の原稿を大白板に投映したのですが、練習ではばっちりだったものの本番ではご覧の様に投映がぼやけてしまい、1年生のY先生がiPadの「メタモジ」で同じようなことができるよう、すかさず調整してくださいました。すごい。そしてアナログな主任。
メタモジって便利ですね。
さて、査読会。各班、出席番号の若い先輩から自分の論文を班員全員に5分程度で読んでもらいます。5分経ったら1回切りまして、1年生3人は感想でも気付いた点でも必ず何か言ってもらいます。こちらでタイミングを計り、2年生にもコメントを求めます。この流れを最大3回繰り返します。
2年生にとりましては、2年間の探究活動も本当に大詰め…いえ、メイン部分は終わっており、いわば事後処理にさしかかる状況ですが、1年生にとりましては今後自分たちが歩む道、および1年後の自分の姿を思い描く機会となっております。
年度内あと4回。人文科のみんな、がんばれ!