人文科ブログ

2024年2月の記事一覧

2月6日(火)人文科探究㉔  2月13日(火)人文科探究㉕

 業界ネタですが、高校受検、卒業、学年末考査、年間の成績処理、あらゆる分野の仕事の年度末処理、そしてじわじわ増える新年度に向けた準備と、「3学期中下旬」は公立高校にとりましては超繁忙期!ブログの更新も、最優先・・・というわけにはいきませぬ。

 日程的には多少の前後がありますがこの間にさせていただいた「エンパワーメントプログラム」「海外研修事前学習」の報告は、内容も動きもネタが豊富でしたが、この時期の人文科探究の授業は見た目の派手さも新しいネタも少ないですし、今回は人文科1年生2年生2クラスの「人文科探究授業」最後の2回分をいっきにご紹介します。

 

2月6日(火)人文科探究㉔  

 1年生 もくじ点検

 2年生 探究論文最最終稿提出及び評価依頼 予備日

 

 

 まず2月6日の2年生の様子。

 前の週の火曜日7時間目が「探究論文最最終稿提出/個別指導担当へ評価の依頼」の基準日で、この日はその予備日・・・であるのにやはり!まだ半分以上の2年生が、直したい部分を抱えています。

 なにしろ予備日です。こうしてPC室に全員で入るのも今日が最後です!できればこの時間中に、あるいは7時間目が終わってすぐ、あるいはどんなに遅くても明日・明後日には、個別指導担当のもとにうかがいなさい、としっかり伝えました。

(本ブログ来訪歴がまだ少ない方へ:個別指導担当とは、人文科2年生1人につき1人割り振られている、3年生の担任と各部署の主任を除く一般の職員のことで、ほぼ1年間、原稿の確認や研究の相談などを受けていただく先生たちのことです。年度末に、6項目に渡り、ABC評価をいただくことになっております。)

 

 同じ日の1年生の様子。

 年末から今シーズンの様子、また上級生の様子も考えて、今シーズンは担任副担任が個別に全員の研究テーマの様子を見て、事の運び方が適切かどうかを把握しアドバイスすることに重きをおくことにしました。その続きが行われています。

ここで楽しく研究を始められると、このあとの1年間が楽しくスムーズに流れます。今が肝心、生徒諸君はもちろんですが、1年生の先生方、あと一回の個別面談、お世話になります!よろしくお願いします!

 

 

2月13日(火)人文科探究㉕

 1年生 もくじ点検

 2年生 2年間の人文科探究授業の最終日 進路の話by主任

  この日、いよいよ年度内最後の人文科探究授業です。

 

 まず1年生。もう、画像もこの1枚しかありません。これはいつもの撮影係の1年生副担任M教諭にも、ブログ用に授業の様子を撮影する余裕も無かったということ。アンケート作成等に時間は回せませんでしたが、逆にしっかりと全員との個別面談を終え、いま出せるアドバイスを出しきっていただきました。担任のY先生によると、かなり良い感じで進めている生徒も見られるとの事。次に現1年生達がやりたいことを全体的に形で見るのは6月になります。楽しみです。

 

 

 

 次に2年生。画像はありません。教室にて、私が前から全体へ話した形になりますので。

 2年間で内容が完結する授業が完結した、これは大きなことです。生徒たちの様子は私たち教員団の指導結果を映す鏡である部分もあります。私も、もっとあそこでここで、あの時この時、こうした工夫ができなかったものか、と反省する部分もあります。通常と異なる授業に、生徒たちは頑張って向き合い、最後までやりきってくれました。本当にお疲れ様でした!

  2年生にはこの日、思いを込めて、進路全般に関するとっておきのアドバイスをしました。と申しましても個人の経験で少しずつ設けた小さな引き出しを開けてのこと、特段ひとより優れた話をできるつもりもありませんので、話した分野だけご紹介します。

 ① 就職とは

   ・大学が無理なら働けばいいや、は大いなる勘違い

   ・就職希望者が多い学校と少ない学校との指導の違い

   ・公務員試験

 ② 専門学校とは

   ・進路として選択する場合のメリットとデメリット

   ・専門学校に行く意味

   ・問題のある専門学校

 ③ 大学進学とは

   ・短期計画と長期計画

   ・まず第一志望を定めてみる意味、逆残

   ・様々な方式(総合型、学校推薦、一般各種)

   ・模試

   ・学習メソッドの使い分け

   ・それぞれのレベルから始めるべき学習

・・・という感じで、分かりやすさにこだわりつつ、いっきに話しきりました。

 聞いている生徒たちが、自分が今考えるべきこととして感じられないと意味がありません。

 夢中で話しているように見えつつ、話しながらいつも自分を客観視し、生徒の様子も観察し、よしと思えるタイミングでよしと思える例え話や現実味を増す例などを咄嗟に盛り込む小技。もうすぐ採用されて30年が終わるところで、やれて当たり前なのですが、少しは使えているのかな・・・M-1グ〇ンプリやキ〇グオブコ〇トのような番組で、芸をやっているご本人たちや審査員の様子など見ていますと、どことなく共通するものも感じて興味深いです。

  効果のほどは分かりませんが、人文科主任として、また下半期の2年生人文科クラスの探究授業担当者として、彼らの役に立つ話ができたなら幸いです。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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人文科 オーストラリア海外研修事前学習②③

人文科 オーストラリア海外研修事前学習②③

 コロナ禍で何度も中止を余儀なくされた、目玉行事「オーストラリア海外研修」。1年生のうちに参加者を公募し、2年生の夏に行きます。定員に空きがあれば、普通科にも声をかけます。今年度実施しました復活第一弾「国内語学研修」の回や、第1回事前学習のブログでも少し紹介をしましたが、このままいけば、今から半年後、来年度8月にはかつてのようにオーストラリアに行ってこれそうです!

 空港で飛行機に乗り降りする日も入れて、10日間の旅になります。旅の始めと終わりに少しだけ観光を入れて、メインは日中は現地の学校にお邪魔して午前中は英会話レッスン、午後は現地校生徒と交流ないし授業体験、そして夜と休日はホームステイ、というイメージです。

 この旅に向けて、そしてこの旅を精一杯有意義に、コストパフォーマンスよく体験してもらうために、早くから準備を始めます。現在の参加予定者は20名、普通科の生徒も数名います。学科に関係なく、一緒に行くメンバーとして、一律に指導してまいります。ブログ本題の「事前学習」に先立ちまして、11月には「参加者顔合わせ」、2学期終業式の日の午後には「パスポート説明会」を済ませております。パスポート説明会では、本件取扱業者(もちろん入札により決定した)のJTBさんからエージェントがいらして、パスポートの取得の仕方をはじめ、準備に必要な事務作業を細かく教えていただきました。前回の1月24日海外研修事前学習1回目には、冬休み前に宿題としてあった、業者さんを通じてホームステイ先に届くであろう「アプリケーションフォーム」という書類の下書きを、清書に向けて見直す活動がメインでした。

 

2月7日(水) 海外研修事前学習 2回目

 この日、元々の予定ではまず名札を作って、次に10分程度の英会話アクテビティをしたら、班決め、班長決め、全体のリーダー決め、各班でオーストラリアの現地校でやるであろう日本の文化等を紹介するプレゼンのネタ検討、と盛りだくさんになるはずでした。しかし!ちょっとしたハプニングから、内容としましては英会話アクテビティのみになってしまいましたが、非常に大切なことを学ぶ機会になりました!

 全員、名札を作って首に下げられました。表記は、近年はその国の氏名紹介音の語順というのがはやりですが、それならば漢字やかなで表記すれば、と思いますので、昔ながらのファーストネームが上段、ファミリーネームが下段で作ってもらいました。

 

 さて、問題の時間です。

予め、10分程度で済む英会話ゲーム的なものを頼んでありましたので、ジョッシュ先生から説明がありました。そうすると、あら?以外にもまるで理解できない? …本校の現ALTのジョッシュ先生、英語は極めて分かりやすいです。私も英語教員ですので、この30年間ほどで実に様々なALTの先生方にお世話になってきましたが、恐らく英語発音の聞きとりやすさと、説明に使う文や表現の分かりやすさは、もしかして1番ではないかな、と。そのジョッシュ先生が繰り返し説明することが、なかなか理解できない様子…

写真で、いち早く求められていることを理解した前方の女子3人が、何やら始めておりますが、他をご覧ください。

 各デスク3人ずつ座っていますが、教室の真ん中で分けて、左右で3対3でやるはずだった活動も、生徒の理解に合わせて多少イレギュラーになりました。

その後の様子をアニメーション的にご覧ください。

実は、この騒ぎ?が始まって早々に男子が1人私のところに来て、半分英語…いや一部英語で「分からないので助けて」と、ジョッシュ先生の指示の内容を尋ねてきました。2回も来たのですが、ここが大事な一瞬です、2回とも突っぱねました。英語で「オーストラリアで過ごしている時に、俺は一緒にはいない!自分で聞きなさい!」と。

 初めてですし、当然でもあり仕方がないのですが、簡単に言ってしまえば「なめていた」のでしょう。生徒たちの個々の性格の違いや資質がどんどん有体にさらけ出される場面ですが、大変そうな生徒ほど、ここは乗り越えてもらわねばなりません!だんだんと理解できて活動を始める生徒が増える中、いつまでも何をするべきか分からず、軽くパニックに陥ったとしても、本番中はそれでも「自分で」「英語で」なんとかするしかありません。何しろ「ホスピタリティー」が当たり前ではない外国に行こうとしているのですから。(大事大事!)

 

 それにしましても、ジョッシュ先生には少しご面倒をおかけしました。こうなることを見越して打ち合わせをしておいてあげられたらよかったのですが…。結局40分近くかかって、ずっと説明、ずっとやれている部分を褒め、ずっと理解につながる例を示し続け…本当にお疲れ様と有難うございました、です。どうにか最後までやりきりました。まあしかし、流石でもありました!「松本(私)は、あえて介入して説明補助をしたりしないんだな」と早々に彼が気が付いたのは、恐らく1秒以下の出来事、アクテビティが始まってすぐ私が部屋の端の机に座るその瞬間を見ただけで、だったと思います。今回の状況で日本人教員JTに助けを求めるALTの先生は存外多いのでは、と思いますが、彼は私の意図を酌んで(あとで確認できました)、その後1度も私には助けを求めず、慌てず取り乱さず「君たちが私の英語を聞いて、理解するんだよ」というスタンスでやり切ってくれました。(この人も大した方だなぁ!)

 とにかく、生徒たちにとりましてはまたとない大切な機会です、私も予定していた内容は早々に諦め(延期を決め)、このチャンスを最大限活かすことにシフトして、最後のまとめのところで、全体にフィードバックしました。「自分たちのホームグラウンドにいて、周り中同じ学校、同じクラスの生徒ばかりの中で、授業でも知っているジョッシュ先生1人とコミュニケーションをやりきらないで、オーストラリアに行って何をするのだ」と。(頑張れよ~~~!)

 

2月14日(水) 海外研修事前学習 3回目

 今年度はこれで最後、3回目の事前学習です。前回延期した決めごとをまずは済ませます。

①グループ決め

 …今回についてはまだ決定ではないものの、コロナ禍以前と同じように研修してこようと考えておりますので、恐らく現地校で日程の後半で「日本について」何かしらを紹介プレゼンする時間が設けられると考えております。それに向けて、まずは班決め。旅の目的を考えると、どんな人が自班にいようとも、積極的に交流し、意見交換し、うまくやってもらうのがいいでしょう。決め方は阿弥陀くじです。

白板にマグネットで貼ってあるアミダくじに生徒が記名する瞬間や、1人ずつ何班になったか確認するシーン、その後の各班に分かれて座るまでの撮影は、失念してしまいました…

②班長決め

 各自、所属班が決まったら、今度は座席を班ごとにして座り直し、各班でリーダーを選出してもらいました。ここで、あえて日本語で「欠席裁判」のお話を。体調の関係で欠席しているメンバーが数人いますが、リーダーのような責任あるポジションを、決定の場にいない人に押し付けてもいいことはない、メンバーがたとえ少なくても、いる人の中で班長を決めなさい、と。

③団長決め

 各班、班長が決まったら、1班ずつ確認。その後、班長5名は前に来てもらいました。

「この中から、全体のリーダーをやる人を選出しなさい。また、各班で待っている班員は、先にプレゼンネタを話し合い始めていなさい」in English.

 ここでうれしいハプニングが!ある班の女子が、全体のリーダーをやりたいので、班の班長も替わってもらっていいですか」と!これですよ、この積極性!素晴らしい!その班の班長も特段納得がいかない様子もなく、班長を交代した上で、その女子(次年度以降、Aさんと呼びましょうか)が無事に全体のリーダーに就任しました!

④プレゼンネタ検討・・・の前にヒント活動

 班長達は自班に戻り、ここから各班でプレゼンネタを話し合い始めるのですが、ヒント出しという事で、やはりまず先にジョッシュ先生に1つお願いしました。どういった目線でどういった話題を扱うと、研修当日の現地にてこのプレゼンでいい感じになるか、のヒントです。ジョッシュ先生ご自身を現地の子どもに見立て(昔の訪問校は幼稚園児から高校生までいる総合学校で、プレゼン相手は小学生だったので)、ランダムに思いついたことを一言でいいので発言してもらおうと。

 これ、「ブレインストーミング」の1つですが、人文科ではある程度やってきました。でも恐らく普通科では(いや国内全体で平均的に予測しても)、色々な授業を総合してもまだあまりやっていない活動なのでは、と思います。日本の教育が合アイディア出しや発表/発信技術に重きを置き始めたのは、まだ最近ですものね。「脳嵐ること」、つまりお題について思いつくことをとにかくぶわーっと挙げ出して並べ、そこから分野分けしたり方向性を見出したりするための活動で、思い出してみれば35年以上前、私が中学生の時、家庭の都合でアメリカのロサンゼルスに3年半ほど住んでいた時に、現地校でやっていたものです。当時は何の事やらでしたが。

 それで、ポンポンと生徒からアイディアが出るか…出ない!?また!?うーむ、先は長いですね。やっと一部男子たちからラーメンの話が出て、ジョッシュ先生が上手にそれを膨らませて、知っている人間には身近なはずの文化を知らない人にうまく興味を持ってもらえるような肉付けの例を示してくれました。(一所懸命やり取りして。)

 

今日は今日で、また貴重な時間でしたね。まあ、この後はあまり毎回「貴重な時間」が繰り返されても、だんだんもったいなくなりますが…とにかく積極的に!正確な英語とかじゃなく、コミュニケーションしようという気持ちが大切です!みんなお疲れ様でした。4月までに、各自で自班で扱いたい文化ネタを考えておきましょう。

 

 次年度、4月からは、原則毎週水曜日放課後に事前学習をやっていく予定です。英会話レッスンと班活動のほぼ2本立てで考えていますが、生徒の言語活動をもっともっと増やすには、多少力業が必要かもしれません。昔、私のクラスがコロナ勃発で確か第3回の事前学習を待たずに中止になる、その年度の上半期。私が前の年に転勤してきて副担任に入った1コ上のクラスが2年生になって、1学期間ずっと海外研修の事前学習をやっていた時は、座席を向かい合わせて2列置き、メンバーが時計回りに席を移動しながら、時間を切ってテーマに関する英会話を目の前に来た人とやり続ける(その中にALTもいる)、という英会話特訓をしておりました。あんな感じのも必要かな、と思います。それでは、顛末をお楽しみに!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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1月31日(水)エンパワーメントプログラム!(報告3回のうち3回目)

1月31日(水)エンパワーメントプログラム!③

 5時間目

 お昼を済ませて、午後は最後の発表活動に向かう時間です。

 実は午前中にファシリテーターの方(以降進行役F)から、プレゼンネタについて相談がありました。「元々の計画では『科学技術全般』についてなのだが、プレゼンは本来3コマくらい使いたいところを6時間中の1.5コマ程で今回やらねばならず、また生徒たちの様子も併せて考えると、このままでは広汎に過ぎると思われる。学校側がよければ『インターネット』一本に絞ろうと思うが、どうだろう」という趣旨でした。もちろん、是非そのようにお願いしますとお伝えしました。

 

 5時間目の頭はとりあえず、ゲームをいれてきました。ここでは生徒も班ごとに場所を変えて、また新しいグループリーダー(以降GL)を迎えて、お腹が膨れて英語発話意欲が減退した?生徒も、ひととき賑やかにエンジョイして、意欲復活でしょう。ゲームはGive me fiveというもの。ギヴ三―ファイブは確か、何かがうまくいった際に仲間同士で手のひらを叩き合う時の掛け声だったと思いますが、ここではお題に関して5つの答えを素早く列記しなければならない、というゲームでした。お題はsports、fruits、countries、colorsでした。

 

 えてして、出番が来ている本人は思考が止まり、周りは先に答えを思いつき、やきもきするものですね。

 

 ゲームが終わったら、さあ、プレゼンに向けてポスター作りです。前述のような事情から、「インターネットの昔・今・未来」というお題になりました。GLのヒント出しを頼りに、意見を出し合い、ポスターに何をどう載せて、誰がどこをどう発表するか。発表は全員に出番があります。

 

 

5時間目内でポスターが出来上がるでしょうか?そこはさすがの彼ら、ずるずるぐだぐだはありませんね。どうやら6時間目は何しろ「発表」となりそうです。

 

6時間目

 アイエスエイエージェントお二人が、手前のアクテビティの間にすでに教室全周の壁面に班番号の掲示を済ませていました。

  発表は、先に1班から6班がそれぞれの掲示場所に移動し、7班から11班が聴衆として順繰りに各班の発表を聞いて回ります。後半はひっくり返ります。発表は各班必ず全員に出番があり、また同じ発表を数回(ローテーションの回数分)繰り返します。

 前半の発表です。

 後半の発表です。

 

発表も、繰り返し効果で、各自どんどん慣れていきます。同じことを話せばよいし、聴衆はGL含めてどんどん入れ替わりますので、今度はうまくやろう効果が期待できます。この日、もっとも充実感を感じる場だったことでしょう。

無事に全てのメニューを終了できました。最後はやっぱりまとめの時間。

そして素敵な終了証を、各班のGLから班員たちへ、1枚1枚、一人ひとり、呼名の上、手渡されました。 

最後のスピーチを生徒が済ませ、お別れの時間。まずGLの留学生たちが退場していきます。

最後は名進行役の方も、平井堅さんの歌を一部歌いながら?去ってゆきます。

なんだかずっと学校にいて欲しい方でした。

アイエスエイの皆様、留学生の皆様、大変お世話になりました。

生徒の皆さん、貴重な体験、お疲れ様でした。

 春日部東高校人文科を考えている受検生の皆様、来年この場を一緒に楽しみましょう!

 

 

 

 

 

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1月31日(水)エンパワーメントプログラム!(報告3回のうち2回目)

1月31日(水)エンパワーメントプログラム!②

3時間目

 3時間目は、より言語活動の多い時間となりました。

 コミュニケーションのネタとして、「相手に質問をする」という行為はとても有効です。

 まずは、大白板に質問の骨となる情報を表示して、全体で練習。

 その後、各班でさらに質問行為について意識を深めました。

 

 いよいよ、生徒たちがグループリーダーの留学生(以降GL)に実際に質問をしまくるのですが、これもまずファシリテーター(以降進行役F)が質問をされる役、各班のGLが質問をする役、という形でお手本を見せていました。やっぱり、ここでのGLたちの質問も、きちんとバラエティーに富んでいて、かつ進行役Fの人物像を引き出せるような、いい質問が並びます。

 

 ここで!進行役Fの方の凄さを紹介します。さすがにこの方はアイエスエイの社員さんなのでは…(そこは未確認)。リーダーシップ、掌握力、包容力(生徒にとどまらずGL達にすら安心感を与える)、英語そのものや指示の分かりやすさ、場面ごとの判断力、そしてあふれるユーモア。フィリピンからいらした方で、すでに長期間日本で働かれているとのこと。相当な方です(私はもう漫画のカメレオンのように舌を巻き巻きです。いやあ~…スゴイ!)。

 質問の1つで、好きな日本の音楽関係を尋ねられると、本人かと思うような声で平井堅さんの有名曲を数秒披露!エンターテイナーだなぁ!実は1年生の男子で平井堅さんの大ファンがおりまして、2人で数秒盛り上がっていました!こういう対応も素敵です!

 

 

 このアクテビティだけで、時間で切ってGL達が数回ローテーションをして、3時間目までで恐らく11人中半分近くの人たちとコミュニケーションをしたことになりました。

  目まぐるしいとまではいかず、かつまるで停滞せず、次々に違う方が班に来ては、その方に質問をする形ですから、生徒側は前回と同じ質問をしてもいいわけですし、回を重ねるごとに口も滑らかに、緊張感も縮小し、質問自体も英文構造を自己修正したりバリエーションを設けたりできるようになります。英語話者に大勢来ていただけると、こういうことも可能になるのですね。うーむ。

 

4時間目

 生徒たちの身も(口)心も、英語を話すことにかなり慣れてきたところで、あらためて落ち着いてディスカッションです。

 ここでの題材は、

  ① GL達の「日本に来る前に抱いていた」日本のイメージ

  ② GL達が日本に来てから体験した発見

  ③ 生徒がGLそれぞれの出身国について知っていることやイメージ

です。

 落ち着いた時間ですので、短時間に全部の班を1枚ずつ撮影するチャンス。ブログ的には、順番に11枚並べれば、GLの方々全員を公平に紹介するチャンス(ななめうしろからのお姿ですが)。どうぞ。

11名の皆様の中には、お国を背負ってということではなく、日本の文化に魅かれてきている(アイエスエイエージェント談)、という方もいらっしゃいました。どなただか想像してみてください。

 

 当然、時間の後半は生徒たちが「〇〇の国では××」形式で、それぞれ出た話を紹介します、英語で。誰も手を挙げないようなイメージを勝手に脳裏に浮かべても、実際そこはたいしたもので、思いのほか様々な生徒が発表しました。

生徒一人ひとりの発表についても、単純にああそうですね、ということにせず、発表したかいがあったと感じさせるよう、とにかく面白く膨らませます。引っ込み思案でも「発言してみようかな」と思えるような下地を常に作っています。

 (心の声:この人、本っ当にうまいって、こういうこと!すげぇなぁ!)

 

 

 

 

 

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1月31日(水)エンパワーメントプログラム!(報告3回のうち1回目)

1月31日(水)エンパワーメントプログラム!①

 株式会社アイエスエイ様による、英語での言語活動プログラムです。

 単発ではなく毎年実施したい行事としましては、初めてです。今回が初回となります。

 全体像を要項的な情報でご紹介します。

 

1.目的

①人文科の魅力を増やすこと

②サマースクール(1年夏)と海外研修(2年夏)をつなぐ役割の活動とすること

③見込めるメリット

  ・英語発話への抵抗感減少、自信増加

 ・国際関係に興味を持たせられる

 ・またキャリア検討の幅を増やすことができる

2.日時設定 1月下旬または2月上旬の金曜日または水曜日 終日(6時間分)

3.対象クラス  1年9組全員、2年9組全員 (申込可能最小人数規定により2クラス分)

4.人文科における過去実施実績

 ※コロナ禍で中止を余儀なくされた諸独自行事の代替行事として2回実施

 (2019年度、私こと現主任の学級から1名、他校会場実施版に参加)

 ①2020年度、現在大学1年生の学級が1学年次に(コロナ禍にて海外研修中止:冬に本行事実施)

 ②2021年度、現3年生が1学年次に(コロナ禍および参加希望者が下限を下回り海外研修中止:その代替行事として冬に本行事実施)

 ※いずれも当該学級担任は絶賛

5.形式と指導者の様子

・ファシリテータ―(全体進行役)1名、グループリーダー11名

・生徒は11班に分かれ(各班2年生と1年生のミックス)、各班に1名のグループリーダー(外国人留学生)が終日つく

・グループリーダーはアクテビティごとに指導班をローテーションするので、各班の生徒は1日でほぼ全員の留学生たちと交流できる

※進行は100%業者側で行う。

※留学生は母国にも期待され、日本のそれなりの大学(東大多数!他、ほぼ有名大学)に留学している優秀な人材で、国籍も欧米偏りでなくまさに世界全域。年齢も日本の現役大学生より一世代上、30代の方が多かったです(今大変なことになっているパレスチナの方もいらっしゃいました!)。

 

 当日の朝、事務室前で、私がお迎えしました。出勤してくる職員からは、「外国人の集団が(牛島駅方面から)こちらに向かっていた!」等の情報もあり、窓から正門を臨んで待ち構えておりました。8:15頃、ファシリテーター1名、留学生11名、アイエスエイからの日本人エージェント2名、総勢14名のお客様です!前日には届いていた宅急便の教材とともに、控室にご案内。控室で事前打ち合わせが始まると、留学生同士で自己紹介が始まりました。ここに集って初顔合わせになるパターンのようです。私は先に会場の方へ。

 

  それでは、当日の様子の画像とともに、内容をご紹介します。

 1時間目

 私が会議でしたので、代理で撮影していただいた画像です。1時間かけてグループメイキングをしたようです。

 

 

 

2時間目

 道案内アクテビティから入りましたが、どうもそれはディスカッションの実施につなげるための布石だったようです。

 

 紙に大きく十字路だけがあるマップで、十字路周辺には施設等を表すマス目だけが記載されており、英語の道案内を聞きながら、別に用意されている施設名のある付箋を正しいマスに貼り付けていく、というアクテビティ。意図的に曖昧さを残した活動でした。

 進行は厳密に時間で決まっていました。ひととおり活動が終わると、ここからが見ものでした。ファシリテーター(以降進行役F)から各班のグループリーダーの留学生(以降GL)に質問がなされました。

 1.この活動は難しくなかったか? その感想への理由は?

 2.もう1回この活動をやるなら、何を変えたい?

 3.もっとスムーズにやるにはどうしたらいい?

進行役Fがぽんぽんと指名していきます。GL達は間をおかず快活に他分野に渡る回答を手短に返します。もちろん生徒に分かる英語で。(この人たちって、留学生って言ってるけど、本当はコレ専門のプロじゃないの!??)活動手順に曖昧さを設けてあったからこそ、多様な意見が出るのです。

 

 この進行役FとGL達とのやりとりが、まさにディスカッションの分かりやすいお手本なのでした。「今の私たちのやりとりを、今から君たちがやるんですよ!GLが仕切るから、同じ質問でディスカッションをしてみましょう!」

  …昔お世話になったブリティッシュヒルズさんも、今サマースクールでお世話になっている東京グローバルゲイトウェイさんも、夏に国内語学研修でお世話になったシェーンさんも、こういうもっていきかたは本当に鮮やかです。もはや格好いいです!なにしろ全体の動きに停滞がありません!

 最後はもちろん、各班で出た意見を、「我こそはと思う生徒が」発表するようにもっていきます。無理強いでなく、自然と答えてみようかなと思いやすい雰囲気を作ってくれました。あ、当然すべて英語で、です。

撮影し始めると、11班あるものですから、ついつい全部の班を撮ってしまい、ブログも長くなってしまいますので、2時間ずつにします。

どこかで、進行役Fの方↑のすごさにも触れるつもりです。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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