日誌

2022年10月の記事一覧

文化祭後の様子

 お久しぶりでございます。文化祭が終わって4週間ほどたち、フル活動をする月曜日も3回あり、実はいつもと違い生物の世話のみの水曜日・金曜日も何回か部活をやっておりました。しかし、その間の写真がありません。「決めごと」「相談事」が多かったのです。

 ちなみに毎年これからどんどん暗くなるのが早くなり、放課後はフィールドワークに出かけにくくなってまいります。本ブログももしかしますと回数が減ってしまうかもしれません…室内で「写真の取れ高」が高い活動を考えねば…!?

 

1.世話する生物の担当替え

 夏前に入部してくれた2年生N君の正規担当生物をどうするかもありますし、ここで全体を入れ替えます。今回は「強制はしないが、積極的にまだ世話したことのない生物を担当してみよう」「前担当はサブに入りなさい」「そうすることで、新しい担当が前任に質問したり、前任であるサブが、不備に気がついたりアドバイスを思いついたりして、部内の交流が生まれることを期待します」と言いました。

 かくして、かなり入れ替わって、新鮮な気持ちで2学期本番です。ただ…なんとなんと、イグアナのアスパラちゃんを世話したい、という部員が出てきませんで、当面の間、顧問の私が世話をすることにしました…誰か出てこないかな…

 

2.自由研究

 この数年、この時期に声がけをすることですが、何か研究しないか?と。すると、懸案の「新種の可能性がある?水草について、その正体をつめる研究を、部全体でやるのはどうか」という意見がでました。うれしい提案でしたが、現実的に考えて「じゃあそうするか」と思いきるのは勇気がいります。不安材料は以下の通りです。

 ・これまで、個人個人の興味を尊重してきたこと

 ・個別の「個人研究の芽」が出る可能性への圧

 ・ターゲットの水草が生えている場所まで、自転車で片道20分以上(自転車のない部員もいます)

 ・ターゲットの「花」を通常種のものと比較したいが、花期と水深の関係で採取機会は少ない

 ・先行研究を通読し理解するのにはどうしても「興味」が必要

ということを考えまして、少し時間をとり、部員たちに考えてもらいました。その後、全体にあらためて意見を求めました。その際は「1人だけ違うことをやりたい、とか、それはやりたくない、という意見は尊重するから心配しないように。その旨、始めから全体に確認しておきます。」とフォローしました。いざ、決を採ってみますと、2年生のD君、I君、N君が名乗りをあげました。I君は1年前に別のH君と2人でこの研究を始めたものの、ほとんど進められなかったのですが持ち帰った苗の世話だけは続けた、という古株ですが、さて、どうなるでしょう。これから中間考査の試験期間にはいってしまいますが、とりあえず3人にはできることとして先行研究の方が運営しているサイトで予備知識を身につけておくようにいいました。

 

3.新しい飼育生物の導入

 実は少々伝手がありまして、何かを導入することになりそうです。では何がいいか、これは部員たちに聞かない手はありません!ざっくばらんに意見を募集しました。そこから何度も話し合い、調べ、決を採り、やっと決まりそうです。

①初期段階で出た希望

   ・ハムスター

   ・ウサギ

   ・ウズラ

   ・トカゲ系

   ・メキシコサンショウウオ(ウーパールーパー)

   ・アリゲーターガー

   ・ウナギ

   ・ピラニア

   ・コーカサスオオカブト

…どれも魅力的であり、メリットもデメリットもあります。デメリットと言いますか、不安材料を紹介しますと、哺乳類は可能な限り毎日世話をしないと匂うであろう事、ということは当番制似なるであろう事。鳥類は校舎内に置く場合、「鳥アレルギー」を持っている生徒がもしもいて反応を引き起こしてしまったら…という不安。ガーはもう特定外来生物ですし、化け物魚でプールのような水槽が必要、ピラニアは種類によりサイズや餌、何より生餌の場合、地獄絵図になるであろうこと。カブトムシは寿命が短く、累代飼育を目指したいこと、また糞を宙にスプレーするので飼育箱の中や周囲を汚すこと。トカゲ系につきましては、他意はありませんが、ペットで飼育しうる定番種を何種類か紹介しました。共通するのは「温度、湿度、紫外線」を種ごとに調節する必要がある事。

②次の段階の絞込

    ・ウナギ/ピラニア

    ・トカゲ系

    ・メキシコサンショウウオ

…肉食魚系はみんな欲しそうですので、何かしらを新規で導入する方向で話をしました。ただ、「ピラニアなら小型種がいいのでは」「人気のウナギは頑強で飼育そのものは非常に簡単だが水槽に一定以上の底面積を求めて来る事(生物室には90cm~120cm水槽を置く場所を設定するのは困難)」から、ある別種の熱帯魚を検討中です。お楽しみに!

 そうしますと、トカゲ系かメキシコサンショウウオなのですが、トカゲ系になった場合はヒョウモントカゲモドキかテグーが残りました。この3択で再度考えてもらいました。

③最終段階

 ヒョウモントカゲモドキは、価格はまあOKですが、夜行性であることと、ブリードものにつき温度と湿度を年間通じて管理することの大変さを考え、またテグーは逆に価格が少々高価になることを考え、旧選択肢「インドシナウォータードラゴン」を復活させました。これならば今のイグアナと同じケージで買い始められますので。

 以上のことをふくめ、1人足りない状態で採決すると、なんと同数で真っ二つに!仕方がないので、また週末をはさんで、採決時不在部員に同じように情報を伝えて意見を求めた結果!!メキシコサンショウウオを購入することになりそうです!!後追い報告をお楽しみに!

 

4.おまけ よくわからない魚が!

 9月28日(水)のことでした。朝の出勤時に、私は(4輪の免許も持っていますが)スクーター通勤をしておりますが、学校近くの信号待ちで違和感を感じました。すぐ脇に用水があるのですが、その水面がざわついている。柵や雑草の隙間からよく見てみると、多数の魚が鼻上げをしています。酸欠時に水面で口をパクパクすることです。その魚の姿に、違和感を覚えました。 

 「知らない魚?!」思わずスクーターのスタンドを立てて、一瞬数歩歩いてよく見に行ってしまいました。やはり「知らない魚!?」…この信号は実は国道16号線と細い農道との交差点にありまして、用水自体は16号をくぐり、反対側に10mほどの長さで突き出て池状になって終わります。同じ魚がいるであろうと、信号を渡って、今度はきちんと安全な場所にスクーターを駐輪して、しっかり様子を観察しました。同じ魚がたくさんいるのですが、やはり違和感は強まるばかり!

 これはキリがない、と、とりあえず出勤し、午前中の授業が開いている時間に写真撮影および採集しに来ました(学校からバイクで2分くらい?)。

 

  写真も撮り、またゆっくり観察して、この魚はなんだ、と言われればフナなのです。しかし違和感がぬぐえません。最初に見た時は「まさか巨大なタナゴか?」とも思いました。妙に体高があり、横から見た形が菱形をしているように見え、なおかつ何匹か鼻先から背中にかけて赤かったのです。しかし、見ればタナゴではありません。頭の形や体の横幅など、明らかにフナなのです。これまで、子どもの頃からさんざん見て来たのに…ある日突然、見慣れたはずのものが今更違って見えるヤツか…?

 

 魚に詳しい方々、いかがでしょうか?ヘラブナですか??

 

 職場に帰り、画像をよく見て、またネットでフナの画像を開いて横に並べて、違和感の正体が分かりました。「ヒレの面積が明らかに見慣れたフナより大きい!背びれと尾びれが通常のフナと違う気がする」

 

鼻が赤い個体がいるのも気になります。1枚だけ証拠写真。分かりにくいですが、中心のすぐ右上の個体がそのうちの1匹です。

 

 

 こちらはいかがでしょうか?意図せずコイの小さいのが1匹「しれっと」群れに混ざっているのが写り込みましたが。2次元ですと体高は分かりにくいですが、体高が高いヘラブナだとしても、ヒレ、長くありませんか??

 

このような感じでみんな鼻上げをしています。苦しそう。逆に、網で捕るのは簡単そう、と思って持参したのですが、無理でした。危険を察知すると一斉に「ちゃっ」と水中に退避しますので、網を水に入れる前から「こりゃあ無理だわ」と独り言。

 

んー、捕りたい!1匹でいいから!

 

…この日の夕方、画像を部員たちに見せて、「もし捕りに行くなら行ってもいいよ」と伝えてみましたが、前述の話し合いもしていますし、いい時間。普段生物の世話のみの曜日ですし、この日は誰も行きませんでした。

 

 その後なんと!翌日は同じようにいるのを朝見て出勤しましたが、2日後にぷっつり姿を消してしまいました。この場所ですが、用水のどんつきで、流れ込んでくる直線の護岸済の用水は長距離に水深が浅くなっており、移動した可能性は低いと思います。また、同じ場所に大量のアダルトサイズのコイとミシシッピアカミミガメもいるのですが、該当の魚たちは15cm前後で16号の両側合わせて百数十匹といったところ。サイズと匹数を考えると、それらに食われた可能性も低いかと。まさか、誰か魚に詳しい人が見つけて変わった種だと気が付いて、1匹残らず採集して持ち去った???そのレベルで、あれ以来いないのです。コイばかりになっています。鼻上げも激しくなっていて、いるなら水中にとどまり続けるはずもなく、少数なりとも鼻上げするのを見かけられるはずだし、うむむ。

おまけ。プールをエンジョイしているかのような亀2匹。気持ち良さそうです。

 浜辺で日光浴しているような亀3匹。気持ちよさそうです2。

 コイに交じってライギョもいました。去年見かけたあの個体か?迫力。

 

 

 

 

 

 

 

0