2023年3月の記事一覧
3月14日(火) 3年生卒業!
3年生!約2年間、お疲れ様でした!
3月14日(火) 「卒業式後の部活のお別れ会」
私がこの部の顧問になって4年間が終わろうとしています。
思えば、初年度に1人だけいた3年生の先輩が素早く引退してからしばらく、あのA君が唯一の部員である期間が1年半続き、部の存続が大変危ぶまれました。A君が2年生の時の2学期中盤から、先日卒業した女子BさんCさんが、茶道部と兼部という形で入部してくれて、そこから半年後の4月に現2年生が思いのほか人数多く入部してくれて、安定して活動を続けていける基盤となりました。
A君はもちろんですが、BさんCさんも、私の体制になってから部を存続させてくれた、大切な立役者です。いつまでも忘れられませんし、感謝もしています。本当にありがとうございました。また、大変お疲れ様でした。
高等学校で言えば、新型コロナに最も翻弄された学年。お別れはできるだけ柔軟に時間をとってあげたい、というのが学年の願いでもありました。従来の高等学校におけるよくある卒業式当日の卒業生の動きパターンとしましては、まず午前中に卒業式が終わり、その後最後のホームルームも解散すると、まずは放課後の扱いとなったホームルームにて担任やクラスメートとお別れの時を持ちます。その場に保護者の方がいらっしゃるかどうかは学校によります。その後、部活動でお別れ会を設定している場合はそこに出席し(部により式日の事前や事後の日程で設定する場合あり)、後輩たちや顧問とお別れをし、その後、または部活が無い場合は同時進行で、個人的にお別れの挨拶をしたい教職員のもとを巡り歩きます。だいたい14:00を過ぎても、卒業生たちはまだまだ校内にいますね。今回もそうでした。
A君の時は色々と考えや判断もあって、部活でのお別れ会という形はとりませんでした。私が顧問になる前の生物部ではどうだったのか、今となっては分かりませんが、今後のことを考えても部活の3年生を送る会は「復活」させるのがよいと考え、部員たちに相談すると、やりましょう、と言ってくれました。
前もって3年生ご本人たちにご都合を聞くと、そもそも高校を卒業するのは初めてですから、何時くらいに自分たちが空くのか分かりません。茶道部の方は別日にやるとのことで、それは安心しましたが、取り合えず13:00ということになりました(んーちょっと早いかなー、現役部員のお昼ご飯の設定が微妙だなー)。現役部員たちには、時間は読めないものなので、多少ずれ込むのは始めからおり込んでおくように伝えてありました。昼食を持参するかどうかは各自の判断に任せました。
この日、案の定、13:00にはほとんどのクラスがホームルームすら終わっていませんでした。顧問の私も別用もあるので、生物室の近くで3年生の教室が見えるところに陣取り、生物部と別用と両方対応できるようにして待ちました。
待ち始める前に生物室に入ってみると、皆で自発的に黒板いっぱいに絵を描いてあり、内心私も嬉しかったですね。自分たちで考えて、やったんだ・・・!
ようやく、14:00頃だったでしょうか、BさんCさんが来ました!
申し訳ないのですが、先に集合写真撮影をさせてもらい、顧問からの挨拶もさせていただきました。
その後は、部員たち水入らずの時間として、私は退散してみました。
退散前の様子です。部長のD君が代表で後輩からの挨拶とプレゼント贈呈をやるようでしたね。
「節目」「門出」の季節ですねぇ。
Bさん。Cさん。あらためて、お元気で!
おまけ
人間たちが節目など感じているこの時期、ヒキガエルたちにもビッグイベントがあります。そう、冬眠から覚めると、何も食べないうちに体力を追い込む「カエル合戦」が待っています。要は、集団繁殖行動ですね。
このところ何回か報告しておりますように、部活で飼育してきたメスが早めに冬眠から覚めてしまって、冬眠箱の中で多力を消耗しないか危ぶんでおりました。卒業式の前々日だったと思いますが、私こと顧問の自宅の庭のヒキガエルたちがようやく起き出してきました。その中から「この子」と思ったオスを、式前日に学校へ連れてきまして、急いでメイティング実験のセッティングをしました。古くは「コウホネ」の栽培を失敗し、半年ほど「園芸用の余り土」を入れていたセメント船(タライ)を産卵床に仕立て直しました。本当に合戦状態にしてしまうと事故もよくあるので、部活では♂1♀1でチャレンジです。連れてきた♂と、冬眠箱から出してきた♀の2匹を入れました。
板の下には一応「陸」および「隠れ家」を設けてあります。
昨年はこのメスは卵を産みませんでした。1年たち、冬眠前の体格~冬眠から覚めた時の体格も、いい感じではありました。セットしてまだ数日ですが、毎日1回覗くと、2匹並んで陸の隅っこにいたり、包接した状態で陸の隅っこにいたりしています。今年度はどうなりますか!?お楽しみに?