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2024年4月の記事一覧

【生物部】4月22日(月)フィールドワーク in 倉松公園

4月22日(月)フィールドワーク in 倉松公園

 嬉しい悲鳴で、1年生が9人、2年生からも3人が入部し、元々いた人数より新しい人の方が多くなりました。全体活動の際も、内容からスタイルから再考する必要があります。

 屋外活動スペース工事もまだまだ途中ですが、新しい部員たちにとりましては早いうちに生物部らしい活動をまずは体験したいのではないか、とも考えて、フィールドワークを実施しました。

 フィールドワークも総勢20人もいますと、採集にせよ観察にせよ、同じスポットにぎゅうぎゅう集中してはなにもままなりません。また、顧問の私も安全面と成果と両方気にしながら全員をみるのは大変です。そこで、3年生4人を班長にして、残りの部員をクラス番号順に1人ずつ割り振って、5人の班を4つ作りました。各班、班員同士で付かず離れず動くこととし、班長はそれとなく自班のメンバーを見ながら動きをまとめてくれるよう頼みました。

 行き先は近所の倉松公園。正門から自転車で5、6分、全員で行くのは今回が2回目だったと思います。現地で20分~30分、何でも良いので生物あるいは環境を見つけてiPadで撮影し、生物室に返ってきたら班ごとに前に出てプレゼンしてもらうことにしました。いざ出発!

 移動中の安全から大事です。班ごとに、1列で、左に寄って。

 

 我ながら名言?「この時期は何もいない…いや、全部いる!いるんだけど、好みの形では見つけられないだけ。不思議なことだけど、例えばカブトムシの幼虫と成虫を見つけた時の喜びや興奮度が違うのはなぜでしょう。」確かに、いわゆる虫捕りのターゲットになるような虫もまだほとんど卵か幼虫ですが、好みや興味の色眼鏡を外し、全部に視野を向ければ、圧倒的な生物の情報量!写真でも緑色は全て生き物ですからね。

 いくつかの班は、現地到着するも、はじめなんとなく動きが鈍いです。

 しかし、すぐの部員もいますし、まもなく皆めいめいに「これはなんだろう」を探し始めました。

 早めに帰ってきて、プレゼンです。このスタイルは昨年度1回やりました。古株8人は2回目となります。

 

 

 

昨年度はもう少し季節が進んだ頃に、採集ばかりでなく趣向を変えて、という感覚で実施しました。今回はさすがに部員たちの目に留まる生物の顔ぶれは「地味」ですね。しかしこの「地味」こそが色眼鏡ですから、私の方で気が付く限りの興味の広がりをもたらせるようにしたいところです。ちなみに植物のほとんどは名前を言えました。

 個人的にはごく小さな蛾がよかったなと思います。拡大してもらうと(便利!)、美しい黄緑色の地に桃色のブロッチが入ったもので、蛾と言う昆虫のデザインの無限さは以前から魅力を感じるところですが、コレも素敵なデザインでした。 

 とにかく、昔ほど子供たちの「自然体験」が豊富ではない時代、部員たちのある意味「強み」は、ひとたび自然に目を向ければ知らないことばかり、また他が目に入らないほどこだわってしまう特定の生物もいない場合が多い、ということで、つまり伸びしろシカナイ、という状態です。毎回、ある程度以上楽しくできるので、こちらも嬉しいですね。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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【生物部】新年度7回分報告

すみません、画像無しです。

4月5日(金)春休み最終日

 ・・・この日も確か午前中が天候不順のため、通常の世話と、新年度の最初の週の予定の確認で終了。

4月8日(月)新学期初日

 ・・・午後は入学式で、そのための準備が、顧問は立場上「体育館ステージ上の設営」、ほかに新3年生が体育館フロア設営と入るため、活動は顧問不在バージョンで生物の世話のみ。

4月9日(火)予定狂い初日

 ・・・顧問がこの日風邪をひきました(午後の会議後に熱を測ったら8度越え)

4月10日(水)午後、上級生は放課後で部活紹介ホスト、1年生は最低2か所の見学

 ・・・こんなの初めてですが、私が10日・11日と風邪で欠勤することに!顧問からの説明部分は今年度はカットと言いますか延期、部活動紹介は部長たち3年生に頑張ってもらいました!みんなありがとう!お疲れ様でした!ちなみに体調の悪さの割に、コロナもインフルも陰性でした…なのに週末に1回ぶり返して高熱に!

4月12日(金)放課後、入部希望者は生物室集合

 ・・・挽回チャンスです。この学校と前任校とで受け持ったことがある「漫研」も同じだと思いますが、新歓期間の勧誘活動と関係なく、入部してくれる人は入部してくれる…と信じて、まさか今回の説明会時顧問不在が影響ないことを信じて、放課後生物室に行きました。おお!1年生が6人もいる!始めからいる新入部員人数としましては過去1番か!?例年より1回分少なくなってしまったので、この日に上級生も含めてまずは「自己紹介カード」作成を済ませ、それらを回収して活動要項や年間予定表と併せてすぐに全員分の冊子を作り配布、①年度当初の説明 ②自己紹介をしました。最後に、ちょっと感触を知りたくて、1年生には「まだ決定じゃないけど、今のところどれでも世話できるとしたら、何の世話がしたいか、対象生物の前に行ってみてください」と伝えました。今年の1年生は、水生生物がいいのかな?

4月15日(月)

 ・・・この日、担当生物の割り振りを済ませました。生物は厳密な種類数ではなく、飼育ケージの個数ないしは世話作業時の区画で数えます。確か23か所。これを16人で分け合いました。…とそこに、入部を考えている1年生(のちのC'さん)がさらに加わりました。なんと!1年生が7人になるかも!

4月17日(水)

 ・・・この日の放課後、いえ実は今年度1学期の水曜日の放課後は、私が人文科の海外研修事前学習が原則毎週ありまして、顧問不在バージョンとなります。不在と申しましても、世話が全て終わったら戸締りをして隣の部屋にいる副顧問の先生お二人中どちらかに報告をして、世話の記録表は部長が職員室に提出して帰るのですが、ちゃんと無事に終わりました。まだ割り振りがないC'さんには、一緒に色々見ておくようにと伝えてありました。

4月19日(金)

 ・・・本来であれば普通の世話だけの日ですが、なんとさらに入部希望者が!

 2年生には実は今期(正確にはそのうち1人は春休み中から)2名が新しく加わりましたが、さらにまた1人、D'さんが!そして1年生にE'さんが!あと、上記日程の途中で「紛れ込んでいた」のに手続きがまだだった1年生1名の存在が!

 この日生物室に行ってみますと、「あれ、1年生こんなにいたっけ?(見たことの無い気がする顔がある)、部員じゃない人、混ざっていない?大丈夫?」結局、よく確かめてみますと、1人いました、私が把握できていない新入部員が!(スゴイ、部員が2年近く1名しかいなかった時のことを考えると、奇跡のようです) …担当生物の割り振りの時にはいたのに、その前の入部会にはいなかったので自己紹介カードも書いておらず、本人曰く「いつ申し出ようか迷っていた」とのこと…部活はなんとなく入部するものではないのよと伝えて、彼も併せて新たに3名に自己紹介カードを書いてもらい、例によってすぐ全員分コピーしてきて配り、各自で冊子の正しい位置に差し込むように指示。これで総勢20名です!フィールドワークどうしましょう?様々な全体活動のやり方も考えねば…

 

写真がない代わりに、初めてですが、ブログ登場部員を紹介します。

Aさん:男子・2019年入学 松本体制生物部の初新入部員。2年近く1人かつ部長さん。今、卒業して3年目。

Bさん:女子・2020年入学 部長さん 1年生2学期から茶道部と兼部で入部。今、卒業して2年目。

Cさん:女子・2020年入学 1年生2学期から茶道部と兼部で入部。今、卒業して2年目。

Dさん:男子・2021年入学 部長さん。今、卒業して1年目。

Eさん:男子・2021年入学 今、卒業して1年目。

Fさん:女子・2021年入学 今、卒業して1年目。生徒会役員。

Hさん:男子・2021年入学 今、卒業して1年目。

Iさん:男子・2021年入学 今、卒業して1年目。演劇部と兼部。

Jさん:男子・2022年入学 今、3年生。部長さん。新担当アマガエル/ヒキガエル。

 ※ 3年生は優先的に引退まで世話したいものを選んでもらったので、全員継続ですが。

Kさん:女子・2022年入学 今、3年生。新担当ミシシッピアカミミガメ(小)。

Lさん:男子・2022年入学 今、3年生。新担当中庭植物。

Mさん:男子・2022年入学 今、3年生。新担当ヨスジオビトカゲ。

Nさん:男子・2021年入学 2年生夏休みから。今、卒業して1年目。

Pさん:男子・2023年入学 今、2年生。生徒会役員。新担当イグアナ・アカミミガメ(大)。

Qさん:男子・2023年入学 今、2年生。新担当ニジイロクワガタ・室内植物。

Rさん:男子・2023年入学 今、2年生。新担当淡水魚/金魚(中)

Sさん:男子・2023年入学 今、2年生。新担当トウキョウダルマガエル。

Tさん:男子・2023年入学 今、2年生。1年生後の春休みから。新担当スジエビ。

Uさん:男子・2023年入学 今、2年生。2年生から。新担当イモリ・淡水巻貝。

Vさん:男子・2024年入学 新1年生。新担当ホンゲンゴロウ。

Wさん:男子・2024年入学 新1年生。新担当グッピー。

Xさん:男子・2024年入学 新1年生。新担当デュビア/ワラジムシ。

Yさん:男子・2024年入学 新1年生。新担当メキシコサンショウウオ・餌の虫。

Zさん:男子・2024年入学 新1年生。新担当雑多淡水魚(大)・モリアオガエル/カジカガエル

A’さん:男子・2024年入学 新1年生。新担当アメリカザリガニ。

B'さん:男子・2024年入学 新1年生。新担当ニホンヤモリ。

C'さん:男子・2024年入学 新1年生。新担当まだ。

D’さん:男子・2023年入学 今、2年生。2年生から。新担当まだ。

E’さん:男子・2024年入学 新1年生。新担当まだ。

 

さあ、まだ始まったばかりですが、今年度はどんな1年になりますやら。

ブログをご覧の皆様、今年度もよろしくお願いします。

 

 

 

 

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【生物部】4月2日 屋外活動スペース工事③

4月2日 屋外活動スペース工事③

 

 さあ、3回目!ウワモノは7割かた終わらせたいなぁ…今日も人数的には混み合わず丁度いい…?新学期に入って、新しいクラスや担任も判明して、みんな話題にしています。ちなみに春休み中は9:00~9:30は中学生(高校新1年生)が見学に来るかもしれませんので、この場所へは各自の担当生物の世話を終えた後、9:30に移動開始で集合します。

 今日は、角材の取り付けはマスト!何しろ初めての作業ばかりで、珍道中な感じで、ある意味楽しいですね。一見部活の主旨と離れた作業に思えることも、色々と体験するべきです。この後この場で実現する活動の下準備に、普段なら意識のいかない作業があるものだということを考えられる人になってほしいものです。

 ノコギリも、どう持ってどう構えて、どう動かせばしっかり切れるのか。角材に対して直角になる切り口を作れるか。慣れないと簡単ではありませんね。切り口が斜めになったり波打ったり。そうそう、今回は持参した「直角定規」も使って切断線を引いてもらいました。

 叱られないようにちょっとフォローを入れますと、本当に木材の工作を生業とされている方がご覧になったら、「何をやっている!」「その道具の扱いは何だ!」と言われても仕方がないような場面はけっこうあります。角材を切るのだって本当は作業台で材を固定して、周囲に余計なものがないようにして切るべきですが、ここではもう完全に私のDIY流になってしまっていますから。

 電動ドリルも、慣れないと思ったようにいかないもの。私一人が個人的にこれまでの人生で散々、DIYやら学校業務の一環やらで何千…いや万いってると思いますが、長短様々なモクネジを電ドリで打ち込んだり外したりしてきましたが、部員のみんなは人生で初めて持つドリル、初めて打ち込むモクネジ…ドリルの芯とモクネジの芯を同調させ、真っすぐ力が加わるようにして、モクネジが材に食い込んでいく速さよりちょっとだけ早く強くドリル自体を材に向かって押していく感覚。押しが弱いとネジ頭でドリルビットが空回りして摩擦でビット先かネジのプラス穴かがバカになってしまいます。ガララララ、ギャララララという音がしょっちゅう響きます。「ああやめてぇ、ビットの頭がぁ!」と言うのを我慢我慢。

今回、電源は体育倉庫の中からお借りしました。窓から出して。コードは防水の長いのを予算で購入しました。

さすがに慣れてきましたので、どんどん進みますが、時間の方もどんどん進みます。あっという間にお昼。ボチボチみんなを帰さないと。

扉だけ、私の方で作っておくので、この場で最後の指示をして、みんなにはもう使わない物品をもって先に生物室に戻ってもらい、そのまま解散してもらいました。

 

 われながらお恥ずかしいミスが!扉が台形に!

 単管パイプで組んだ構造に角材で二次構造を設ける場合、あまり厳密にメジャリングしても、結局地面からのゆがみの連鎖でピッタリ行かない場合が多い…という経験値から、メジャーで図るのではなく、ブツにあてがって「遊び」も含めて「ここ!」というところで切って設置して、という荒業でやっていたマイナス面が出ました。

先に扉の外枠を本体へ設置し、その枠にちょうどいい感じにはまる扉を作成したのですが、外枠の角材を本体に取り付ける際、写真で扉の左側の縦をミスりました!上下それぞれクランプに当たるまで角へ寄せて取り付けたので、基準としては寄せられる最外側ということで合っていたつもりが、上端と下端とで角材に当たっているクランプの向きが異なっておりまして(なにー確かに!そういえば!しまった!)、当たる部分の形状が違うので、縦の角の単管パイプから角材までの距離が上と下で違ってしまっていたのです。これに気が付いたのは、もう扉を完成させてしっかり取り付けてしまった後でした。自分で「完成!」と思って、最後にどれと眺めた時だったのです! 

若い頃はこういうのが気持ち悪くて、最大16本のモクネジを外して、1か所切れば直せるので、パッと手を付けて直してしまうところですが、ちょっと新年度の準備諸々もあって疲れ切っている私。人文科の主任も今年で3年目に入りますが、新たに検討せねばならない案件が山のようで、授業の準備も4科目分あるし…このままでもいいかな~…正直、体がしんどいです~。ちなみに扉はとてもいい感じで開閉できます。もう少し悩むことにします。

 

 

 

 

 

 

 

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【生物部】3月27日 屋外活動スペース工事②

3月27日 屋外活動スペース工事②

 

 せっかく使えることになったこの場所、早く生物を置けるようにしたいのですが、どうも活動日が天候に恵まれないことが多くて、やっと2回目です。さて、どこまでやれますでしょうか。

 

 この日は欠席が多かったのですが、まあ、一人ひとりが暇を持て余す瞬間がなくなる、という事で前向きにとらえましょうか。作業のフェーズにより、全員に暇を与えずに指示を出すのも大変なのです。

 

  まず始めに、前回、「半分必要から/半分本数配分を忘れて、両サイドと奥の地面際に設置した梁」を天井際に移動する作業。それぞれのパイプに対するクランプの位置は正しいはずですので、梁パイプ両端にクランプをつけたまま、地面際から天井際へ移動し付け直します。

  次に、天井面に2本、梁を渡します…の前にまたうっかりが。パイプの長さギリギリでやっておりますので、梁の取り付け先の外周梁が縦の柱の外・外だと届かない!計ったうえで、先に先ほど地面際から移動したパイプを1本だけ縦の柱の内側に付け直すはめに。

  構造の外周にも縦の柱を増設していきます。

 

  休日とは言え、作業時間が長くなってきました。ぼちぼち潮時でしょうか。次回の予習的な気分で、角材を単管パイプに取り付けるためのクランプ「垂木(たるき)クランプ」を紹介して、角材を2本「乗せて」終わりに。垂木クランプへは電動ドリルでモクネジを打ち込みたいのですが、電源使用作業はもう、次回へ。

角材は、防風ネットを打ち付けるための構造です。

 

今日のところは、こんな感じです。みんなお疲れ様!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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【生物部】3月25日 飼育環境の「中」掃除

3月25日 飼育環境の「中」掃除

 この日、本当は入試期間前に1回だけやれた「学校敷地内屋外新使用スペース」の整備を予定しておりましたが、悪天候でしたので、気になっていた生物室内の「飼育生物環境の掃除」をすることにしました。大掃除とまではいきませんが、大掃除くらいの労力がかかりましたでしょうか。

全ての説明をコマゴマはしませんが、生徒たちには、生物室入り口から見て左側手前の水槽から順番に、それぞれ何をどうすべきか指示を出していき、部員たちは自分が担当する対象の清掃ポイントをいったん全て聞いてから作業に入りました。特別な清掃ポイントがなければ、通常の世話をして、終わったら周囲を手伝ってもらいました。

簡単に申し上げると、多くの水槽で水底に汚れがかなり溜まっていましたので、サイフォンを使って汚れの吸い取りと、飼育水の交換がメインです。生物によって、水温や水質の変化への耐性が異なりますので、それも教えながらになります。

成長が遅かったので冬眠させずにメキシコサンショウウオ(18℃固定)の水槽に浮かべて冬越しさせたモリアオガエルたちも、もうすぐ水槽へ戻ります…と、じつはこのうちの1匹が後日悲劇に見舞われることに…!

結局、外作業をやったのと同じくらいの時間がかかってしまいましたが、全体的に大分きれいになりました!

みんなお疲れ様!

 

おまけ。

久しぶりにグッピーの水槽をよく見てみたら、おかしなことに気が付きましたので、みんなと共有しました。

オスの何割かが、依然と比べて、尾ヒレの面積が、体の横からのシルエット全体の面積に占める率が前と違う!

写真は比較的該当例が多いモノを選びました。オス全体の半数程度でしょうか、明らかに以前の個体群と比べて尾びれが大きいのです。気分的には、尾ヒレの面積が以前の2~3割増し!そもそも、もともと原種に近い尾ヒレのそこまで大きくないオスの方が多かったのに…しかも中央の大きな1匹は、体の大きさとボディの地味さは完全にメスのそれですが、巨大な尾ヒレを含め全体のシルエットはオスです。他のオスの3倍くらいの巨大さです!ちなみにメスに求愛していましたので、本人はオスのつもりらしい…あと、1匹だけ巨大なオスの下方で口を寄せ合っている3匹のうち右側の下側の個体!黄色い尾ヒレに黒のマダラなのですが、この模様は初めて見る!全体ではっきりしない個体も入れて3匹くらいいました。

 

 うーむ、何が起こったのか、仮説は2つ。

  ①誰かが、無断で外から違う「ブランドもの」グッピーをこっそり投入した

  ②何年も同じ個体群で交雑をくり返した(少なくとも私が6年前に顧問になったばかり、新学期を迎える前の春休み中、当時1名だけいた新3年生のミス(=それでも私の監督不行き届き…くく)で春先の水替え後にヒーターのスイッチを入れ忘れ、4~5匹残して他が寒さで死滅して⦅たまたま私が単独で入室した時に気が付いて直ぐ加温⦆、そこから1回も1匹も買い足していない状態での)超雑種集団に、今シーズンたまたま…同時に多くの個体でたまたま、遠い過去からひっそりと持ち合わせていた遺伝子の形質が発現した

 

 別角度の感想ですが、これだけ近親交配を進めても、特段「異常」をきたさない生物というのも、例えばトカゲではニシアフリカトカゲモドキなどいますが、なんだか凄いですね。ここのグッピーたちも、奇形あるいはアダルトまで成長できず集団死、のような異常は1度も見たことがありません。この10年くらいでしょうか、メダカの品種改良がブームになり、少し前にやりすぎて一線を超えて法を犯し逮捕された人もニュースになっていましたが、「品種改良」という普段はよくわからない世界を垣間見られる状況でした。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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