2024年7月の記事一覧
【生物部】7月29日(月) 苗作り(続)
7月29日(月) 苗作り(続)
暑い。暑いですね!どうなってしまうのか、地球は…
前日の28日(日)には、本校初の試み「部活動体験会」2日目があり、生物部も終日参加しました。
見学にいらして下さった皆様、ありがとうございました!私たちも楽しかったです!
さて今日は、どうしましょうか。部員にやりたいことを選んでもらいました。
①フィールドワーク
・文化祭の準備も兼ねており、夏の間に、どの道何度かやることにはなる
・今日の場合、顧問の直前の軽いリサーチで、魚捕りをやるなら、学校敷地脇の用水。
または、獲物がいるかどうかは「かけ」になるが、江戸川河川敷の柳の木々に樹液食昆虫を探しに行くか
②文化祭準備
・全体展示「可愛い動物コンテスト」「昆虫食について」
・各出し物班の班別準備
③苗作り(種の植え付け)※前回できなかった残り
部員たちで自然と学年別でまず「どうする?」と話し合いが始まり、結論は出ないようなので全体での多数決を促し、案の定?「苗」になりました。
「どうする~?」のシーン
前回、雑草を抜いた後、教室の最後方に置いて存在を忘れていた「何も植わっていないポット」をトレーごと中庭から運んできました。
今回植える、いや種を蒔くのは、「ゼフィランサス」の種です。
「ヒガンバナ」→「アマリリス」→「タマスダレ」の仲間です。
5~7粒をとって、ポットの土の上に等間隔で置き、
上からそっと土を被せて、上からそっと(種を攪拌しないように)給水します。
あっという間に終わりました。
前回の苗トレーの置き場所は、今年度は暑さがさらにクレイジーで、ダメでした。いくつか苗の枯れを確認して、移動の判断。先週の水曜だか木曜だかに動かしました!この写真のエリアは、ギリギリ直射日光が当たらない範囲です。左奥が今回のゼフィランサス種ポットトレーです。
実は余った大き目のポットには、イグアナの餌用に入れてあった「ツルムラサキ」が根を出したものを植えてみました。3ポット用意。
ついで画像①「紫花ツユクサ」
私が10年ほど前に宮代町で見つけて、自宅に枝を持ち帰って増やした、花色の珍しい突然変異のツユクサです。(午前中に写真が撮れればよかった…全体に綺麗な花が咲いていたのに…)部活の「苗販売」「苗無料配布」の際は、人気がなくて、実はまだ1株もうれたことがありません。この大株は、実は昨年度、なにかの際に抜いて不要になった苗をちょっと「置いておいた」ら、こんなに増えてしまったのです。メインの木はもう枯れてしまっています(生物部のものではなく、もともと中庭にあった大きな鉢?円形プランター?)。枯れ木はもちろん、その根元の「雑草」も、そのうち抜かれることでしょう…。
②「アスパラ」
ん?
③「ナカニワノヌシ」
動物たちも大変です。8月末まで「洞窟」(校舎改装工事中の生物室のこと)にいるよりマシですが、こう暑くては…。
次回のアップは、大分先になります。実は私、人文科の主任もしておりまして、8月3日から10日間ほどオーストラリア海外研修の引率に行ってまいります。帰国後からお盆の時期で学校が閉庁日に入ります。その間の部活は生物の世話のみで2回ありますが、次の全体活動は8月19日(月)までありませんので…
それでは皆様、お体に気を付けてこの夏をお過ごしくださいませ。
【生物部】7月22日(月) 苗作り
7月22日(月) 苗作り
細かいミーティングなどの活動は紹介しませんが、夏休みに入って第1弾の全体活動は、今年度初めての「苗作り」です。今年、3年生が引退しても部員が15名と人数がふんだんですので、ちょっと調子に乗って、苗も多めに用意してしまい、かつ古い苗ポットの総整理も抱き合わせたものですから、計算外に大変な日になってしまいました!
結局、おおわらわになり、途中で休憩時間を設けることに。しかもそこまで写真撮影を失念しておりました。
この写真は前半で疲れ切った?部員たちの休憩中の様子です。
さあ、後半スタート。やり方は、これまでと同じです。ポットの底に網を敷いて、まず赤玉土を適量いれて給水し、その上に植え付け用土を適量入れ、次に苗を配置して根を広げ、その上から用土を入れ、最後にバケツでポットの底穴からの給水をして1つ完成。
昨年度、文化祭出展前に虫に食いつくされた「アカシソ」と、少数しかなかったのに人気だった「ハナモモ」です。
顧問宅に勝手に増えた株を大量に用意しました。
カンスゲです。和風庭園でも洋風のロックガーデン等にも合う、丈夫で良く増えて駆除も簡単な、優秀なガーデンアイテムだと思いますが、昨年度はあんまり売れませんでした。大中小とこんなに用意してしまった…。
古い苗も雑草を抜いて総整理もしましたので、このケース2枚は新旧混合です。
奥が「ハナイカダ」、手前が左前から右奥に向かって、雑草に交じって生えてきたシダ「イノモトソウ(多分)」、メインのケースに乗り切らなかった「カンスゲ」、「ケヤキ」と「トウカエデ」、水やり担当がしくじっていったん衰退した「シロバナタンポポ」。
この後は部活終了まで画像を撮れず。
中庭に設置したトレーでの紹介です。
左から5枚分で、それぞれ奥から手前にかけて、
1枚目、半端もの3ポットと「シマトネリコ」
2回目、「ケヤキ」「シマトネリコ」「イノモトソウ?」「シロバナタンポポ」
3枚目、「アカシソ」
4枚目、「メドウセージ」(今回は整理のみ)
5枚目、「シマトネリコ」(古い苗メイン)
今度は右から3枚分、
1番右の1枚目、「ハナイカダ」と「シマトネリコ」
2枚目、「カンスゲ」
3枚目、「コミカンソウ」(今回は手付かず)
左から/奥から、
「オオハンゲ」「ムサシアブミ」「スズラン」
「ヤブラン」「ヤブソテツ」「ジシバリ」
「ホトトギス(推定青花)」
「ハナモモ」
「アスパラ」
ん?
【生物部】6月24日(月)フィールドワーク 庄和公園
【生物部】6月24日(月)フィールドワーク 庄和公園
前回のブログの日付は、「6月の17日」でした!失礼しました!
さて今回は、どちらをやりたいか、部員たちに選んでもらいました。
◎文化祭に向けて、「特別展示」の内容を検討する&分野別準備の担当班決めを行う
◎フィールドワークに行く(短時間になるが)
挙手で希望をみたところ、僅差で「フィールドワーク」になりました。天候不順でなかなか行けなかった挽回になれば…。今回は学校近隣というより少し離れた場所へ、「発見」メインで行きます。
庄和公園は、部活動として訪れるのは2回目です。引退した3年生が1年生の時ぶりになります。現地は大通りを挟んで東西に森が広がり、行ったことがあるのは東側。今回は、池などもある西側にしました。
移動は自転車で10分以上、15分以内という感じです。
到着後、好きに回ってもらう前に、中央の池にとてもいいネタを発見して全員で共有しました。「サギ」の営巣地です。サギはこうして水辺に近い森などでかたまって巣を作ったり休んだりするようです(すみません、詳しくは知りません)。正直、ここにあるとは知りませんでした。
昔は、さいたま市の浦和学院高校の近くにある白鷺公園のあたり(私の2校目の勤務校の近所)だと思われますが、鷺山と呼ばれた一大営巣地があったそうですね。私は車等で移動する際に、田園にいるシラサギやアオサギによく目をやりますが、営巣地状態になっているところは他に2か所しか覚えがありません。1つは越谷市、松伏町、吉川市の境目を流れる中川沿いの、越谷市側の岸辺にある森です。昔の居住地に近い所なのですが、しばらく訪れておりませんので、今もあるかはわかりません。もう1つは久喜北陽高校の脇にある池です。あそこはパッと見でも3種類のサギがいて、バードウォッチング用に一部公園ぽく整えられた池でした。
そしてあとここです。自分の中ではちょっと大きめの発見でした!
さあ、サギヤマも生徒たちにとりましては他の生物と同等のネタ?時間ももったいありませんので、各自どんどん発見してもらいましょう。森の入り口のところで、クヌギとナラとシラカシの樹皮の区別を示して、樹液食昆虫へのアクセスの可能性を高めました。まあ、いかんせんまだ梅雨前で、昔でいう虫捕り少年が喜ぶような昆虫はまだ活動数が少ないはずですが。
オオカマキリの幼虫ですね。
今回は1年生が採集道具も持参して、水生生物や丘の昆虫を活発に追いかけていました。
トンボは多分これから群れで山へ移動して、秋にまた戻ることでしょう。
桑?の葉の上にイチモンジセセリチョウ?を見つけました。
昆虫を良く知らない人が「蛾だと思っている蝶」の代表的なやつの1つですね。セセリチョウの仲間は、以前、図鑑で「原始的な蝶」と読んだ覚えがあります。「何セセリ」かは、はっきりさせずにネタだししてすみません。
予定通り、現地解散にしましたが、荷物を生物室に置いておくパターンで考えてた部員は、この後生物室に戻ってきます。
私が先に戻って、戸締りを視野に戻り組を迎えました。すると1年生が今回の「獲物」を持ち帰ってきました。スジエビですね。
以前紹介した改装工事の関係で、現在廊下に出してある「エビの虫かご」行です。
翌日からは「期末考査期間1週間前」。
学期内に1回、フィールドワークを稼げてよかったです。
さあみんな、テスト勉強頑張りましょう!